海津旧顕録

海津旧顕録
発行日:1989年3月初版
ページ数:218P
編集:真田宝物館
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「『海津旧顕録』は第一巻より第五巻までの五冊で構成されています。残念なことに第三巻が欠本になっておりますが、刊行に踏みきりました。内容は松代城(海津城)の築城をはじめ、各時代の領主、城下町町八町、城下町および周辺の社寺、古跡など、江戸時代の事跡が詳細に記録されており、近世の松代をしるための貴重な史資料であります。昭和初年に刊行された『松代町史』上・下巻の編纂に際しまして、この書の内容が多く採用されているように推察されます。」
松代城の築城から、松代城下町および周辺の寺社・古跡など、江戸時代の事跡について、明治13年にまとめられたものの翻刻版。ルビやレ点があり、全く読めなくもないが、読むには少し根気がいるでしょう。原文に近いものに触れてみたい方におすすめ。真田宝物館で購入できる。
真田宝物館について(長野市ホームページ)


[目次]
「海津旧顕録」刊行にあたって
明治四年旧藩主真田幸民廃藩につき直諭
源俊詮旧顕録序
巻之一
巻之二
巻之三(欠本)
巻之四
巻之五