川中島の戦 甲信越戦国史

川中島の戦 甲信越戦国史
出版社:有限会社龍虎
発行日:1959年10月初版、1980年3月改訂版、1999年5月16刷
ページ数:211P
著者:小林計一郎
定価:1,500円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
長野郷土史研究会の会長でもある著者がまとめた川中島合戦事典とも言えるのが本書である。過去に複数の出版社より出版されているようである。文字は少し小さいが、川中島に関連する事項をこれでもかというぐあいに収集して記載している。川中島合戦を研究するには必携の一冊。
本書は、川中島古戦場公園の売店龍虎で購入できる。昭和55年に市町村合併に伴い地名を少し直しているようなので、それ以前の版では地名が一部古いままと思われる。今回の平成合併にあわせた版はまだないようである。
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[目次]
はじめに
信玄・謙信のおいたちと戦国時代のようす
一 武田信玄のおいたち
二 上杉謙信のおいたち
三 戦国の英雄たち
四 信濃の豪族たち
武田信玄の信濃侵略
一 諏訪頼重の自殺
二 小笠原長時の没落
三 信玄の佐久侵攻と村上義清の没落
川中島の戦のようす
一 川中島地方
二 天文二十二年の戦(最初の衝突)
三 弘治元年の対抗戦(二度目の戦)
四 弘治三年の対抗戦(三度目の戦)
五 永禄四年の激戦(四度目の戦)
六 永禄七年の対抗戦(五度目の戦)
信玄・謙信の死と両将のおもかげ
一 両将があいついで死ぬ
二 その後の武田氏・上杉氏
三 上杉謙信のおもかげ
四 武田信玄のおもかげ
川中島の戦さまざま
一 両軍の兵力
二 勇将たちのおもかげ
三 川中島古戦場案内