Windows Mobile 5.0 アプリケーション開発 Beginner’s Book

Windows Mobile 5.0 アプリケーション開発 Beginner's Book
出版社:技術評論社
発行日:2006年10月初版
ページ数:279P+サンプルCD-ROM1枚
著者:高橋忍
定価:2,980円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「日本でもようやく通信機能を持ったWindows Mobile 5.0デバイス、W-ZERO3とW-ZERO3[es]がウィルコムから発売されました。これらのWindows MobileデバイスはPHSを使った通話だけではなく、強力な標準アプリケーションやサードパーティメーカーが作成した強力なアプリケーションと組み合わせることによって、更に強力なデバイスとして利用することができます。しかし、Windows Mobileデバイスの面白さはそこだけではありません。自分だけのデバイスだからこそ、自分だけのツールを作り、そして使ってみるというのが、もう1つの醍醐味です。これまでのモバイル用アプリケーションの開発は知識も技術も必要とする大変なものでしたが、Windows Mobile 5.0になってようやく簡単にアプリケーションを作成できるツールや環境がそろってきました。これはやらない手はありません。」
Windows Mobile 5.0+Visual Basic.NETでアプリケーション作りを手ほどきする指南書です。単体アプリケーションとインターネットアプリケーションを作成しながら、モバイルアプリケーションの作り方に慣れることができる。データベースアプリケーションがないので業務用アプリケーションは作れないかも。
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[目次]
Chapter1 Windows Mobile アプリケーション開発の仕組み
1-1 Windows Mobileとは?
1-2 アプリケーションが動く仕組み
1-3 開発環境を整える
1-4 プログラミング言語
Chapter2 モバイルアプリケーション開発事始め
2-1 Windows Mobileアプリケーションの作成方法
2-2 アプリケーションの開発手順
2-3 実際にアプリケーションを作成するにあたって
Chapter3 簡単なアプリケーション「3分ラーメンタイマー」を作ってみる
3-1 アプリケーションの仕様を考える
3-2 新規プロジェクトの作成
3-3 画面の配置(基本コントロールの使い方)
3-4 アプリケーションの動きを作る
3-5 実行してテストしてみる
3-6 問題箇所を修正する
3-7 実機で実行
Chapter4 ラーメンタイマーを改良してみる
4-1 アプリケーションの仕様を考える
4-2 画面の配置(基本コントロールの使い方)
4-3 ファイルの取り扱い方法
4-4 まずはテスト
4-5 サウンドを鳴らそう(Win32APIの利用)
4-6 再生テストとタイマーへの組み込み
4-7 テストと今後の予定
Chapter5 モバイルアプリケーションで必要な技術
5-1 アプリケーションの仕様を考える
5-2 画面の変更
5-3 項目チェックを考える
5-4 アプリケーションっぽく仕上げる
Chapter6 アプリケーションのデバッグ
6-1 まずは機能を確認する
6-2 テストそして問題の発生
6-3 プログラムの流れと内容の確認
6-4 ウォッチ式で変数内容を確認
6-5 デバッグ計画と修正コード
6-6 動作確認
Chapter7 はじめてのグラフィック
7-1 絵を描く場所
7-2 描くことができる画像
7-3 描画方法
7-4 まずは簡単なサンプルを試してみる
Chapter8 Picture Paintアプリケーションを作ってみよう
8-1 アプリケーションの仕様を考える
8-2 PicturePaintプロジェクトの作成
8-3 初期設定
8-4 Bitmapオブジェクトをフォームに描く
8-5 描画処理を考える
8-6 滑らかに
8-7 ペンの色と太さを変える
8-8 画像を読み込む
8-9 画像を保存する
8-10 新規作成と終了
8-11 設定をiniファイルに保存する
8-12 完成&テスト
Chapter9 RSSリーダーを作ろう
9-1 アプリケーションの仕様を考える
9-2 アプリケーション作成の下準備
9-3 起動画面の作成
9-4 サイトの追加登録画面の作成
9-5 コンテンツ表示画面の作成
9-6 リリース&インストール
AppendixA プログラミングテクニック
AppendixB 使いやすいエミュレータ・開発環境を作ろう!