出羽諸城の研究 城郭研究シリーズ1

出羽諸城の研究 城郭研究シリーズ1 東北地方城郭研究シリーズ
出版社:伊吉書院
発行日:1980年9月初版
ページ数:352P
著者:沼館愛三
定価:3,800円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
本書は、沼館愛三氏による東北地方城郭研究シリーズ全5巻の1冊目である。城館の跡について、平城か山城か平山城かなどを示しながら、重要なものについては実地概測図をいれ、すべてについて関係資料・伝承の類をも引用して、著者の歴史地理学の知識と旧帝国陸軍の佐官としての識見とを余すところなく記述している。東北地方の城館を網羅した古典となりうる存在である。
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[目次]
城館の分布
盆地平野と城館との関係
交通と城館との関係
地形と城館との関係
平城の城地の大きさ
山城の高さ
主城と支城との関係
出羽諸城の特長
出羽国置賜郡
 米沢城 ほか
最上、南村山郡
 上の山城 ほか
東村山郡及北村山郡
 天童城 ほか
西村山郡
 五百川館 ほか
最上郡
 新庄城 ほか
庄内西田川郡
 鶴岡城 ほか
東田川郡
 大鳥館 ほか
飽海郡
 酒田城 ほか
羽後国由利郡
 本庄城 ほか
雄勝郡
 稲庭城 ほか
平鹿郡
 横手城 ほか
仙北郡
 角館城 ほか
河辺郡
 雲崎館 ほか
南秋田郡
 久保田城 ほか
山本郡
 霧山館 ほか
北秋田郡
 大館城 ほか