本能寺の変 時代が一変した戦国最大の事変 新・歴史群像シリーズ9

本能寺の変 時代が一変した戦国最大の事変 新・歴史群像シリーズ9
出版社:学習研究社
発行日:2007年8月初版
ページ数:155P
定価:1,500円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
本能寺の変に焦点をあてた新・歴史群像シリーズの9号目。現時点の本能寺の変研究の成果を確認できる。イラストや写真も多数使われていてオススメです。
この書籍をAmazonで購入する この書籍を楽天ブックスで購入する この書籍をbk1で購入する


[目次]
巻頭折込
天正十年六月の京畿鳥瞰図
天下布武目前の信長と覇権を目指した光秀の死
巻頭カラー 「本能寺の変」再現
再現本能寺
光秀軍、山陰道を東へ!
再現京洛襲撃路
信長が造ったふたつの御所
信長の京都宿所
再現安土城炎上
本能寺の変時 各部将の配置図
本能寺の変後 各部将の動向図
錦絵に見る本能寺の変
信長 光秀の遺品
第一章 「本能寺の変」動向
尾張より発し、敵対する勢力を悉く下し戦国を度捲した”天下布武”の生涯
我に成算あり。信長を討つ!
瓦解への道をたどった光秀の大戦略構想
畿内方面軍司令官・光秀と与力部将
方面軍司令官と連枝衆はどこで何を?
第二章 「本能寺の変」謎
信長を滅亡に導いた内なる要因とは
光秀を主殺しにした外からの要因とは
変当時~現在に至る「本能寺の変」解釈
史料の詳細解釈から研究に新局面をもたらす
背後に蠢く将軍の存在が光秀を謀反に走らせた
急転する四国情勢と迫り来る粛清の恐怖が光秀を動かした!
“本能寺の変”の真説はどこに!?
第三章 「本能寺の変」論考
光秀謀反は「世直し」か?「裏切り」か?
反信長勢力との連携による旧体制への回帰
「武辺の限界」に潰え去ったクーデタ
本能寺の変報はいかにして伝わったか?
毛利はなぜ秀吉を追撃しなかったのか?
見つからなかった信長の遺骸と葬儀をめぐる権力の行方
太田牛一の実像
第四章 「本能寺の変」分析
「本能寺の変」を知るための17のツボ
本能寺の変 人物事典
本能寺の変 関連史料