戦国の戦い 東北・北陸編 -目で見る戦場と戦略の全貌- <歴史群像>ビジュアル合戦シリーズ1

戦国の戦い 東北・北陸編 -目で見る戦場と戦略の全貌- <歴史群像>ビジュアル合戦シリーズ1″ src=”http://www.free-style.biz/book/img/sengokunotatakai1-thumb.jpg” width=”139″ height=”200″ /></a><br />
出版社:学習研究社<br />
発行日:1996年5月初版<br />
ページ数:156P<br />
著者:工藤章興<br />
定価:1,553円+税<br />
オススメ度:★★★☆☆<br />
書評:<br />
「歴史関係の原稿を書くときは、文献史料に加えて、現地取材に重点を置くことを基本方針にしている。だから、本シリーズの原稿執筆の打診があったときも、主要な城と古戦場はすべて現地取材する、という条件でお引き受けした。ところが、それはかなり甘い考えであった。いざ現地取材をはじめてみると、予想以上に厳しい強行軍であることが徐々に判明してきたのである。移動距離もさることながら、現地入りしてからもさまざまな問題が起こった。有名な城址の所在地は比較的簡単にわかるが、地元でしかわからない、あるいは地元の人ですら名を聞いたことがない城址もある。むろん、予備取材はしてあるが、それらを捜し求めて歩くのである。本書には、このように苦闘した現地取材の成果のうち、東北地方と北信越地方の”城と古戦場”を収めた。」<br />
ある歴史博物館の蔵書で初めて見た。10年前の合戦特集ものであるが、写真の大きさと合戦経緯地図がいい。一冊に収録された合戦は多くないが、それがむしろ一つ一つの合戦の記事に厚みをあるという証拠である。発売当初8冊構成で予定されていたが、実際は全4冊になった。4冊の中には古本でもなかなか入手できないものもある。わかりやすいので手放す人が少ないのか?あまり売れずに残っていないのか?<br />
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[目次]
津軽野に咲いた名将・為信の夢
出羽を駆け抜けた最上氏の栄光と挫折
“血のネットワーク”南奥羽に花開く
寡兵伊達軍、蘆名・佐竹連合軍を撃破
蘆名氏、政宗の知略と強運に散る!
蘆名・結城白川勢と佐竹氏の抗争
天翔ける独眼龍政宗の奥会津制圧戦
“戦鬼”長尾為景、戦乱越後に舞う!
越後に”戦国最強武将”飛び立つ!
謙信、信玄、一騎打ちも決着つかず
揚北の風雲児、謙信の前に屈伏す!
信長も一蹴した、謙信怒涛の快進撃
謙信の養子、生き残りを賭けた死闘