絵図と地図にみる館林 館林市史 特別編第2巻

絵図と地図にみる館林 館林市史 特別編第2巻
発行:館林市
編集:館林市史編さん委員会
発行日:2006年3月初版
ページ数:484P+付図4枚
定価:3,000円(5%税込) 限定1000部
オススメ度:★★★★☆
書評:
「本書は、江戸時代から現代までの館林のさまざまな姿を描いた絵図や地図・航空写真など約450点の写真を掲載しまとめたものです。江戸時代に描かれた館林城や城下町、各村ごとの村絵図。近代になって、新たな測量技術を駆使して作られた町や村の地図。そして、館林市が誕生した時の地図。こうした絵図や地図の変遷をたどることで、私たちの住む町や村がどう変化してきたか、その様子をつぶさに見ることができます。この中には、本書の編集途中で新たに発見された資料も多く、特に館林城本丸に三重櫓が描かれた徳川綱吉時代の館林城絵図の発見は、これまで知られていた館林城の歴史を塗り替えるほどの発見にもなっています。」
平成13年度から始まった新館林市史の特別編第2巻である。一般的な市史よりも大きいサイズであり、紙製カバーのみの簡易装丁である。総フルカラーのページは見やすいが、国絵図や村絵図となると元が非常に大きいため、A4サイズの本書をもってしても文字の判別は非常に厳しいのは仕方のないことか。館林城の絵図が何種類も収録されている。最近刊行を見つけたが、1年前の刊行にもかかわらず「領布終了」の文字が・・・。内容からしてこの値段は安い。1000部限定という冊数が少ないようが気がするが、ぜひとも再版を希望する。私は幸運にも古書で購入できた。
購入方法は以下のホームページで確認できます。
館林市史刊行案内ホームページ
*現在絶版(2009年1月24日)


[目次]
第一章 館林城と城下町
一、城絵図からみた館林城
 1 館林城の概観と城絵図の作成
 2 城絵図にみる館林城の変遷
二、城下町と屋敷
 1 城下町の地割と町の構成
 2 さまざまな屋敷と間取図
第二章 江戸時代の村
一、国絵図に描かれた館林
二、封内経界図誌と館林藩
 1 「封内経界図誌」の成立
 2 「封内経界図誌」に描かれた村
三、江戸時代の館林の村々
第三章 統合される町と村
一、明治初期の町と村
 1 地租改正と絵図の作成
 2 明治初期の館林市域の町村
二、明治の合併後の町と村
三、町と村の移り変わり
第四章 水と道
一、沼と河川
 1 江戸時代の沼と水利
 2 水害と治水対策
二、街道と交通
 1 江戸時代の街道と水運
 2 明治時代以降の交通
三、観光と名所
第五章 館林市の誕生と発展
一、館林市の誕生
二、空から見た館林
三、館林のまちづくりと未来
 1 都市計画とまちづくり
 2 新しい住居表示
附録絵図1 館林御城図(徳川綱吉時代)
        トレース図(文字解読)
附録絵図2 館林城下町図(延宝2年・徳川綱吉時代)
        トレース図(一部文字解読)