戦国軍師の合戦術

戦国軍師の合戦術
出版社:新潮社
発行日:2007年9月初版
ページ数:286P
著者:小和田哲男
定価:438円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「戦勝祈願時に瑞兆を見せ、陰陽道で開戦日を決め、敵兵に呪をかけ、敵陣の気を読む。戦国大名達は、軍師に非科学的方法を遣わせて、合戦に臨んだ。前近代的な軍略と切り捨ててはならない。こうした軍師の術は、当時の用兵において合理的な意味があったのである。数千の寡兵を以て数万の大軍に挑むことを可能にした合戦術の謎を戦国史研究の第一人者が解き明かす。」
平成10年の『呪術と占星の戦国史』として刊行された書の改題。
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[目次]
第一章 神仏と向き合った武将たち
第二章 呪術者がリードした合戦
第三章 呪術合戦と軍配者
第四章 戦場のマインドコントロール
第五章 呪法・縁起かつぎと禁忌
第六章 怨霊の祟りと怨霊封じ
第七章 戦国の城と呪いの世界
第八章 呪符と護符の戦国史
終章 戦国武将にとって呪術とは