特別展 臼ヶ峰往来 -能登半島付け根を横切る街道-

特別展 臼ヶ峰往来 -能登半島付け根を横切る街道-
編集・発行:氷見市立博物館
発行日:2006年3月初版
ページ数:33P
定価:200円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「奈良時代には越中国守大伴家持が越えた『之乎路』、中世には木曽義仲の志保山合戦、承久の乱、観応の擾乱など戦乱の舞台として、江戸時代には幕府の御上史往来としてなど、この街道は地域の歴史の中でさまざまな役割を果たしてきました。特別展では、弥生時代終末期から現代まで、街道周辺の遺跡からの出土遺跡や古文書・写真などを元に、街道の歴史をたどりたいと思います。」
本書は、平成18年3月3日から同年3月26日までの会期で開催された特別展の解説図録です。モノクロ記事(一部カラー)ではあるが、内容はよくまとめられている。本書は氷見市立博物館で購入できます。
氷見市立博物館 刊行図書ホームページ


[目次]
Ⅰ王者たちの見下ろした道
Ⅱ大伴家持がとおった時代
Ⅲ東国と西国の境目
Ⅳ三善氏と池田城
Ⅴ御上史往来としての臼ヶ峰往来
Ⅵ民衆のとおる道
年表