世界の遺産 姫路城

世界の遺産 姫路城
出版社:神戸新聞総合出版センター
発行日:1994年8月初版
ページ数:254P
編者:播磨学研究所
定価:1,700円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「播磨学研究所では、姫路城が世界文化遺産に指定されるのを機に、1993年10月から12月にかけ、姫路城の再発見を促す願いを込めて、姫路市文化センター、姫路独協大学を会場に、『播磨学講座・世界遺産としての姫路城』を開催しました。講師を快く引き受けて下さった先生方はもちろん、予想を越えて参加していただいた多くの受講者の熱意に支えられ、充実した公開講座になったと考えております。本書は、この播磨学講座における講演を一冊にまとめたものです。日本文化の国際的位置付けとその中における姫路城の文化史的意味をはじめ、建築美の秘密、そして城をとりまく多彩な人間模様などが多角的に語られています。姫路城の『巨大さ』を改めて浮き彫りにするとともに、世界遺産としての条件を申し分なく満たしていることも明らかになったはずです。国際的な視野も含めて、姫路城を中心に総合的に解明した初めての書ではないかと密かに考えています。」
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[目次]
Ⅰ 日本文化の顔
 ドナルド・キーン 日本文化の国際性
 梅原猛 日本文化の遺産としての城
 小川国夫 姫路城 その夢と現実
Ⅱ 建築美の秘密
 伊藤ていじ 池田輝政と姫路城
 井上宗和 世界の中の姫路城
Ⅲ 多彩な人間模様
 黒部亨 榊原征岑と高尾太夫
 津本陽 宮本武蔵の史観
 田中澄江 姫路城の千姫
世界遺産としての姫路城 あとがきにかえて

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