よみがえる上杉文化 ~上杉謙信とその時代~ 新潟県立歴史博物館 開館一周年記念展

よみがえる上杉文化 ~上杉謙信とその時代~ 新潟県立歴史博物館 開館一周年記念展
編集・発行:新潟県立歴史博物館
発行日:2001年10月20日
ページ数:112P
定価:900円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「戦国時代は、上杉謙信を中心にして『越後人』が全国にその名をとどろかせた時代でした。今回の企画展は、『地方の時代』といわれる戦国時代の様相を示しつつ、謙信の生涯をたどってみようというものです。展示資料の構成は、武具などの戦時にかかる品、謙信の嗜好をあらわす品、また死後に描かれた謙信の画像など、謙信に関してさまざまな角度から光をあててみました。そこから、少しでも謙信の実像に迫ってみたいと思います。」
同館で平成13年10月20日から12月2日まで開催された企画展「よみがえる上杉文化」の解説図録。
新潟県立歴史博物館ホームページ

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かみくひむし 第65号

かみくひむし 第65号
発行:かみくひむしの会
発行日:1987年4月
ページ数:38P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
新潟県の郷土研究家の同人誌のようである。第1稿「本与板城」は、投稿者である鳴海氏と本与板城址保存会有志の人たちによる、遺構を実測調査した調査報告書であり、参考になる。

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自主研究 金沢城辰巳櫓7 北國TODAY VOL.53

自主研究 金沢城辰巳櫓7 北國TODAY VOL.53
編集・発行:北國総合研究所
発行日:2009年1月
ページ数:50P
定価:会員配布
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
北國総合研究所の自主研究「金沢城辰巳櫓」のレポート第7回。今回のテーマは「金沢城辰巳櫓」。4ページのレポートであるが、1テーマをまとめた報告としては調度良い。今回は細密画で描かれた辰巳櫓の作者へのインタビューや、復元模型作成の経過レポートを掲載している。

自主研究 金沢城辰巳櫓6 北國TODAY VOL.52

自主研究 金沢城辰巳櫓6 北國TODAY VOL.52
編集・発行:北國総合研究所
発行日:2008年10月
ページ数:50P
定価:会員配布
オススメ度:★★★☆☆
書評:
北國総合研究所の自主研究「金沢城辰巳櫓」のレポート第6回。今回のテーマは「『金沢城辰巳櫓 復元に向けて』座談会(抄録)」。6ページのレポートであるが、1テーマをまとめた報告としては調度良い。今回は金沢城辰巳櫓復元調査検討委員会委員長の東四柳史明氏(金沢学院大教授)、石川県金沢城調査研究所長の北垣總一郎氏、京都造形芸術大教授の中村利則氏の三氏による座談会の抄録です。

ふらり気ままに新潟大人の遠足 兼続を歩く

ふらり気ままに新潟大人の遠足 兼続を歩く
出版社:新潟日報事業社
発行日:2008年10月初版
ページ数:212P
定価:1,500円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「城主となって治めた地・長岡市与板、戦国時代に群雄が割拠した国境の町・湯沢町、武田信玄の侵攻に備えた要衝地・糸魚川市など、直江兼続ゆかりの地を歩く厳選22コースを紹介。」
2009年NHK大河ドラマに合わせた企画本ですが、地元新聞社ならではの現地調査の小話なども織り交ぜられ、読んでいて楽しい。アクセス地図も他書よりも分かりやすく、大きさも携帯サイズでよい。
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「天地人」を歩く 原作者が旅する智将・直江兼続ゆかりの地

「天地人」を歩く 原作者が旅する智将・直江兼続ゆかりの地
出版社:祥伝社
発行日:2008年9月初版
ページ数:143P
定価:1,429円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「原作者と往く2009年NHK大河ドラマ『天地人』の舞台!越後から能登、京都、会津、そして米沢へ―全国60箇所にのぼるスポットを多彩なビジュアルで辿る。」
原作者が著書「天地人」ゆかりの地をめぐり、観光スポットを案内する。概要をさっと読むには最適ではあるが、各スポットの詳しい解説は期待しないほうがよい。初心者にも読みやすいので、天地人を楽しむ本として活用しましょう。
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別冊歴史読本 直江兼続と戦国30家の名宰相

別冊歴史読本 直江兼続と戦国30家の名宰相
出版社:新人物往来社
発行日:2008年11月初版
ページ数:173P+CD1枚
定価:1,800円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「主家存続と「義」に駆けた智将・直江兼続の激烈なる60年の生涯と、その優れた戦術、軍法を紹介。片倉小十郎、武田信繁など戦国30家の名宰相も取り上げる。」
2009年NHK大河ドラマ「天地人」の主人公、直江兼続の一生と他家の名宰相を紹介する。
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別冊歴史読本 直江兼続ガイドブック

別冊歴史読本 直江兼続ガイドブック
出版社:新人物往来社
発行日:2008年12月初版
ページ数:141P
定価:1,500円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「ドラマの見どころ紹介。ロケ取材記。プロデューサーインタビュー。『天地人』の舞台裏など。兼続とともに時代を生きた人々。戦国乱世を生き抜いた武将の生涯。直江兼続を訪ねて-イベント・博物館・ゆかりの地」
2009年NHK大河ドラマ「天地人」の見どころやゆかりの地、関連イベントを紹介。この本を片手に天地人を楽しみましょう。
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大分の中世城館 第二集 文献史料編2 大分県文化財調査報告書第160輯

大分の中世城館 第二集 文献史料編2 大分県文化財調査報告書第160輯
編集・発行:大分県教育委員会
発行日:2003年3月31日
ページ数:87P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「平成七年度から開始した本県内の中世城館の現地調査も平成12年度で終わり、そのまとめとして本報告第一集『文献史料編1』を平成13年度に刊行しました。本書第2集『文献史料編2』は、それに続くものであります。特に、本書の編纂に当たっては、宣教師フロイスによって書かれた『日本史』や同時代史料であるイエズス会宣教師の書簡群を主としており、この史料から、あらためて本県における中世城館の姿を想像していただくとともに、当時の社会の緊迫した状況をお伝えできるものと思います。」
大分県の中世城館調査の成果の一冊である。非売品のため非常に入手しにくいものだが、ようやく古書で入手した。第四集は各都道府県図書館に収蔵されているが、第二集は地元図書館では見ることができない。翻刻のみで読み下しがないため読みこなすのは少々難しい。こういう基礎資料は折角国庫補助で行っているのだから広く一般に販売してほしいです。