三木合戦を知る 三木市文化研究資料第24集

三木合戦を知る 三木市文化研究資料第24集
編集:三木市教育委員会
発行:三木市教育委員会
発行日:2011年3月26日
ページ数:71P
定価:500円(5%税込) 1000部
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「天正6年3月から同8年1月にかけて、天下統一を図る織田信長により毛利討伐を命ぜられた羽柴秀吉と、三木城主別所長治との対立から播磨一円を巻き込んだ合戦が繰り広げられました。この争いが、全国的にも名高い三木合戦です。この三木合戦で、秀吉は俗に「三木の干し殺し」と呼ばれる足掛け2年にわたる兵糧攻めを行いました。これは、それまでの力攻めからの大転換ともいうべき攻城戦の画期をなすものでした。三木市では国史跡指定への準備を着々と進めていくなかで、三木合戦についてより多くの方々に知っていただくため、三木合戦の全容をコンパクトにまとめた概要本を発刊する運びとなりました。」
昨年発行された「三木城跡及び付城跡群総合調査報告書」の要点をまとめた本となっています。三木城や関連付城でこれまで行われた発掘調査の状況もカラー写真で掲載されていて三木合戦に興味ある方には最適な参考書です。これを持って関連史跡をめぐるのも楽しいでしょうね。
三木市文化研究資料第24集
『三木合戦を知る』 ご購入方法について
○窓口販売
三木市教育委員会文化スポーツ振興課及び三木市観光協会の窓口で販売しております。
○郵送ご希望の場合
下記までお電話で事前にお問い合わせの上、定額小為替もしくは現金書留でお申し込みください。
送料(手数料込) 1冊100円、2冊150円にてお送りします。 3冊以上は別途お問い合わせ下さい。
○申し込み・問い合わせ先
〒673-0492  兵庫県三木市上の丸町10番30号
三木市教育委員会 教育部 文化スポーツ振興課
TEL 0794-82-2000(内線3554) FAX 0794-83-3699

続きを読む 三木合戦を知る 三木市文化研究資料第24集

犬山城天守について -天守閣創建年代を中心として-

犬山城天守について -天守閣創建年代を中心として-
著者:神奈川大学教授 西和夫
発行:犬山城下町を守る会
発行日:2009年2月20日
ページ数:35P
定価:300円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「本書は平成20年6月1日開催した本会の第25回総会の記念講演会の講演内容を録音し、まとめたものであります。犬山城天守閣の創建年代については、室町末期の天文6年(1537)金山城に建てられたものを犬山に解体移築されたとされていました、然し、昭和36年から39年度に行われた解体修理の結果、移築説は否定され、現在地で創建されたことが分かりました。」

書評:
講演会記録ですが、犬山城天守の現在の定説をつくった方ですから、内容も天守の創建年代についてわかりやすく解説されています。
続きを読む 犬山城天守について -天守閣創建年代を中心として-

名古屋開府400年祭公式記録

名古屋開府400年祭公式記録
制作:電通 中部支社
発行:名古屋開府400年記念事業実行委員会
発行日:2011年2月
ページ数:82P
定価:非売品 1100部
オススメ度:★★★☆☆
書評:
2010年一年間を通して名古屋市で開催された名古屋開府400年祭の記録報告書。非売品で関係者を中心に配布されたもの。イベントの様子だけでなく、関連グッズや新聞報道記事が掲載されている。

続きを読む 名古屋開府400年祭公式記録

ドキュメント信長の合戦 歴史群像シリーズ特別編集

ドキュメント信長の合戦 歴史群像シリーズ特別編集
文・画:藤井尚夫
出版社:学研
発行日:2011年6月
ページ数:211P
定価:1,800円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「戦国史研究の第一人者で、研究成果を基にイラスト再現という独自のスタイルを構築した著者が、ライフワークである織田信長に合戦を通して徹底的に迫る。山城平面図、軍船復元図、外交関係図など図版を多用しわかりやすく解説。」
富山の工業デザイナーである藤井氏が描いた鳥瞰図を中心に信長の生涯を描いています。著作も多いので見たことあるイラストもありますが、信長の生涯を一人で描いたイラストで辿るとまた違いますね。
この書籍をAmazonで購入する この書籍を楽天ブックスで購入する この書籍をbk1で購入する

続きを読む ドキュメント信長の合戦 歴史群像シリーズ特別編集

歴史群像特別編集 軍事分析 戦国の城

歴史群像特別編集 軍事分析 戦国の城
出版社:学研
発行日:2011年4月
ページ数:195P
定価:1,900円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「戦う存在としての戦国の城。その実相とは? 本来は防御施設でありながら軍事的な分析はされてこなかった城を、今までにない軍事学の新視点から再評価する。」
歴史群像の人気コーナー「戦国の城」を一冊にまとめて再編集。巻頭と巻末にはコラムも追加され、城歩きを楽しむ者としてはとても参考になりました。
この書籍をAmazonで購入する この書籍を楽天ブックスで購入する この書籍をbk1で購入する

続きを読む 歴史群像特別編集 軍事分析 戦国の城

大坂城跡の発掘調査1 大阪城跡発掘調査概要2

大坂城跡の発掘調査1 大阪城跡発掘調査概要2
編集:鋤柄俊夫、中村敦磯、合田幸美、清喜裕二
発行:大阪文化財センター
発行日:1987年3月31日
ページ数:86P+図版17P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「本書は平成2年度に実施した大坂城跡発掘調査の概要報告書である。大坂城跡の調査としてはこれまでで最も広い面積の調査となり、地表面より8mも低い豊臣期の面を安全に調査するために、土留めの工事も大規模なものとなった。」
続きを読む 大坂城跡の発掘調査1 大阪城跡発掘調査概要2

最上義光歴史館開館記念展図録

mogamiyosiakirekisikan.jpg
発行:山形市教育委員会
発行日:1989年12月1日
ページ数:109P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
山形市の最上義光歴史館の開館記念展の図録。69点の宝物に加え、系図や年譜を掲載し、最上義光公の資料集として使用できる。
続きを読む 最上義光歴史館開館記念展図録

清洲城下町遺跡Ⅰ 田中町地区発掘調査報告 清洲町埋蔵文化財調査報告Ⅰ

清洲城下町遺跡Ⅰ 田中町地区発掘調査報告 清洲町埋蔵文化財調査報告Ⅰ
編集・発行:清洲町教育委員会
発行日:1987年3月31日
ページ数:42P+図版8P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「本丸部分だけでなく、「城」と「城下町」全体が遺跡として認識されはじめたのは、近年になってからであり、最近では、名古屋環状2号線の建設、あるいは五条川の改修に先立つ発掘調査も実施され、重要な発見も相次いでいます。今回の調査は、大和製本の社屋移転に伴い実施されたものですが、対象地点は、五条川を挟み、本丸推定地の対岸にあたる場所であり、発掘の結果でも、護岸の杭列を有する大溝が発見されるなど、清洲城とその城下町の構造を解明する上で、多大な成果を上げることができました。」
続きを読む 清洲城下町遺跡Ⅰ 田中町地区発掘調査報告 清洲町埋蔵文化財調査報告Ⅰ

史跡小田原城跡 二の丸中堀Ⅱ 史跡整備事業に伴う発掘調査の概要 小田原市文化財調査報告書第48集

史跡小田原城跡 二の丸中堀Ⅱ 史跡整備事業に伴う発掘調査の概要 小田原市文化財調査報告書第48集
編集・発行:小田原市教育委員会
発行日:1994年3月31日
ページ数:82P
定価:800円
オススメ度:★★★☆☆
「発掘調査とそれに続く石垣復原工事は平成4年春をもって無事終了し、江戸時代の美しい水堀によみがえりました。今回報告いたします概報Ⅱはその続編に当たり、昭和63年から平成3年にかけて行われた発掘調査の概要です。」
巻頭の口絵にある障子堀の写真は当時の様子がよく分かります。
続きを読む 史跡小田原城跡 二の丸中堀Ⅱ 史跡整備事業に伴う発掘調査の概要 小田原市文化財調査報告書第48集