亀の尾の記

亀の尾の記
編集・発行:石川県図書館協会
発行日:1932年2月15日初版、1971年2月25日再版
ページ数:135P
定価:不明 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「亀の尾の記は、金澤市内における町名の由来、神社仏閣の来歴から、藩士中高禄のものの系譜家伝をも記し、傍ら金澤に近接する村落の古跡等にも及ぼしたもので、地誌というには内容の甚だしく雑多に過ぎたものである。」
郷土史家日置謙氏は解説のなかでこう書き綴っているが、原本はどうも未完成の書であったらしい。ともあれ、金沢城下町の歴史を調査するための第一級史料であることは間違いない。

尾張の名城 犬山城と名古屋城

尾張の名城 犬山城と名古屋城
発行:名古屋鉄道株式会社
発行日:1949年2月10日
ページ数:79P
著者:城戸久
定価:60円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
戦後地元の歴史をまとめた東海叢書の一冊として、本冊も発行された。巻頭の写真は名古屋城消失前の写真であり貴重、文体は戦後まもなくという事情もあり、少々読みづらい。

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岩国城

岩国城
発行:岩国市観光協会
発行日:1979年3月20日
ページ数:63P
著者:棟安唯夫
定価:400円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「昨今、岩国を訪れる人々から、岩国城や藩政期の岩国について、説明を求められることが多い。それらの人々のなかには、歴史に対して関心をもっておられる人も多く、かなり詳細な質問を受けることがある。そこで、岩国城と近世岩国の歴史について、概略をまとめた解説書の必要を感じていたのであるが、たまたま、そうしたものを書いてみてはどうかという人のすすめもあって、筆を執った次第である。」
岩国城とその城下、城主について簡潔にまとめられたガイドブック。元ネタは岩国市史のようなので、さらに詳しく知りたい人はそちらを参照したほうがよいでしょう。現在販売されていないようなのが残念。

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自主研究 金沢城辰巳櫓9 北國TODAY VOL.55

自主研究 金沢城辰巳櫓9 北國TODAY VOL.55
編集・発行:北國総合研究所
発行日:2009年7月
ページ数:50P
定価:会員配布
オススメ度:★★★☆☆
書評:
北國総合研究所の自主研究「金沢城辰巳櫓」のレポート第9回。今回のテーマは「50分の1模型完成を機に座談会」。4ページのレポートであるが、1テーマをまとめた報告としては調度良い。ついに完成した辰巳櫓の模型を見ながらの座談会抄録。話のなかで模型を金沢駅に飾ろうという話題も出ているが大いに賛成である。金沢城の五十間長屋のなかでもいいかな?

歴史群像 No.96 ペリリュー島攻防戦 イギリス空軍戦闘機ガイド

歴史群像 No.96 ペリリュー島攻防戦 イギリス空軍戦闘機ガイド 歴史群像 No.96 ペリリュー島攻防戦 イギリス空軍戦闘機ガイド
発行:学研
発行日:2009年7月6日
ページ数:192P+別冊附録「イギリス空軍戦闘機ガイド」48P
定価:933円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
現在も発売されている「歴史群像」の第96号。日本史の注目は「会津戦争」「出羽畑谷城」です。特集以外の内容が不明な場合が多いので目次を参考にして下さい。
歴史群像ホームページ
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NHK大河ドラマ特別展 天地人展 -直江兼続とその時代-

NHK大河ドラマ特別展 天地人展 -直江兼続とその時代- NHK大河ドラマ特別展 天地人展 -直江兼続とその時代-
制作:NHK出版
発行日:2009年5月30日
ページ数:248P
定価:2,400円(税込5%)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
2009年NHK大河ドラマにあわせ、東京サントリー美術館で5月30日から7月12日まで、新潟県立歴史博物館で7月25日から9月6日まで開催される特別展図録。会場限定販売で、展示入替による前後期すべての展示品が掲載されている。写真は大きくきれいであり、写真を見ているだけでも楽しいが、展示パネルなどの内容も掲載されていて、天地人をより楽しめる。

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本与板城と直江実綱・信綱

本与板城と直江実綱・信綱
発行:長岡市教育委員会
発行日:1992年1月20日初版、2009年2月28日再販
ページ数:33P
編者:小坂覚
定価:500円(税込5%)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本与板城跡は与板城跡の北約2km標高80.7mの丘陵先端部に立地している。北側、南側には大きな沢が入り、東方には信濃川が沖積平野が広がる自然の地形を巧みに利用して築城されている。本与板地域の皆様は本城に対する関心と愛護の念が深く、有志の人々によって、昭和35年4月に本与板城跡保存会が結成された。新潟県文化財保護連盟の補助を受けて、標柱の建設、登山道の整備などの保存に当って来られた。地元の熱心な奉仕活動が認められて、昭和47年10月には町文化財に指定された。」
本書は長岡市教育委員会によって編集された本与板地区の歴史に関する小冊子です。本与板城だけではなく、古文書を掲載して歴史を解説するところは面白い。2009年NHK大河ドラマに合わせて再販されました。兼続お船ミュージアム(与板歴史民俗資料館)で購入することができます。

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名古屋城並尾張藩国防の研究

名古屋城並尾張藩国防の研究
発行:助愛社
発行日:1937年10月
ページ数:48P
著者:陸軍中将 大村有隣
定価:25銭(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「元来本研究は陸軍将校の機関雑誌たる偕公社記事に昭和十一年夏以来連載したものであるが、現下の如き時局重大で、国民挙げて国防に最大の関心を有する時、本冊の如きは必読の読物と信ずるのである。」
戦時体制の中、軍人により書かれた小冊子。名古屋城を例にとり、その防御の思想や設備について書かれている。一般的な歴史とは違った視点で書かれているのが興味深く、当時の現状を差し引いても参考になるのではないだろうか?

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大阪城天守閣復興三十年史

大阪城天守閣復興三十年史
編集・発行:大阪城天守閣復興三十周年記念事業実行委員会
発行日:1961年11月
ページ数:48P+図版46P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「大阪城天守閣は、昭和六年、御大典記念事業として、市民の熱誠こもる醵金で再建された由緒あるモニュメントである。再建以来早や三十年、入場人員はすでに延べ二千万人を越え、戦時戦後の受難時代も今は昔語りになろうとしている。」
モノクロであるが、大阪城天守閣博物館の蔵品を見る事ができ、天守再建から三十年の歴史を知ることができる貴重な書である。

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