近江佐和山城・彦根城 城郭談話会編

近江佐和山城・彦根城 城郭談話会編
出版社:サンライズ出版
発行日:2007年8月初版
ページ数:259P+附図3枚
編集代表:中井均
定価:2,500円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「ご存知のように佐和山城は石田三成の居城として著名ですが、その構造や残存する遺構についてはほとんど知られることはありませんでした。一方、関ヶ原合戦後に近江に入部した井伊家は佐和山城を廃して新たに彦根城を築城し、その本拠を移動します。このように両城の存在は、地域のなかで織豊期から江戸時代への城郭の変遷が捉えられる好事例でもあり、今回両城の分析を試みた次第です。」
早くから刊行予定になりながらようやく刊行されたという気持ちです。城郭談話会の編集物としては7冊目になりますが、自費出版ではなく、初の出版社経由ではないでしょうか。編集方針は従来と変わらず、一冊としてのまとまりよりも、個々の論文の主張を楽しむというスタンスです。写真は本誌ですが、これに付図と箱が付きます。
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平成13年度秋季特別展 是非に及ばず

平成13年度秋季特別展 是非に及ばず
発行元:滋賀県立安土城考古博物館
発行日:2001年10月20日
ページ数:105P
定価:1,500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
2001年の秋季特別展を収録した解説図録。本能寺の変に焦点をあてて、関係する古文書を多数収録している。
本書は安土城考古博物館の受付およびホームページで購入できる。
安土城考古博物館ホームページ

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平成11年度秋季特別展 安土城・1999 特別史跡安土城跡発掘調査10周年成果展

平成11年度秋季特別展 安土城・1999 特別史跡安土城跡発掘調査10周年成果展
発行元:滋賀県立安土城考古博物館
発行日:1999年9月25日
ページ数:93P
定価:1,500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
1999年の秋季特別展を収録した解説図録。安土城の20年に及ぶ発掘調査計画の前半10年をまとめた特別展。すでに整備された場所の発掘調査当時の様子を写真で知ることができる。
本書は安土城考古博物館の受付およびホームページで購入できる。
安土城考古博物館ホームページ

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平成12年度秋季特別展 信長文書の世界

平成12年度秋季特別展 信長文書の世界
発行元:滋賀県立安土城考古博物館
発行日:2000年10月7日初版、2007年3月30日第二版
ページ数:115P
定価:1,500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
2000年の秋季特別展を収録した解説図録。信長に関係する古文書の内容のみならず、使用している紙、署名のしかた、封のしかたなど全体として信長がどう変化していったかを探ろうとした特別展。信長文書がカラーで多数掲載されています。
本書は安土城考古博物館の受付およびホームページで購入できる。
安土城考古博物館ホームページ

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平成18年度秋季特別展 信長の城・秀吉の城 -織豊系城郭の成立と展開-

平成18年度秋季特別展 信長の城・秀吉の城 -織豊系城郭の成立と展開-
発行元:滋賀県立安土城考古博物館
発行日:2006年10月7日
ページ数:119P
定価:1,500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
2006年の秋季特別展を収録した解説図録。天下人の象徴であった天守と金箔瓦に関する絵図と出土品を多数掲載している。記念した講演会を収録した書籍は別に発売されている。
本書は安土城考古博物館の受付およびホームページで購入できる。
安土城考古博物館ホームページ

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近江城郭地図 近江のお城を歩こう!!46選

近江城郭地図 近江のお城を歩こう!!46選
発行元:滋賀県立安土城考古博物館
発行日:2006年
ページ数:1枚両面
定価:300円(5%税込)
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
平成18年夏に公募した46城についてアクセス地図と遺構みどころを記載するとともに、46城を含めた122城について滋賀県の地図のなかに位置を表示している。
安土城考古博物館で購入できる。
安土城考古博物館ホームページ

第34回企画展 城と城下町 -彦根藩と膳所藩を中心に-

第34回企画展 城と城下町 -彦根藩と膳所藩を中心に-
発行元:滋賀県立安土城考古博物館
発行日:2007年7月14日
ページ数:59P
定価:500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
2007年夏の企画展を収録した解説図録。彦根城と膳所城の城絵図や発掘調査による出土物の写真を多数掲載している。
本書は安土城考古博物館の受付およびホームページで購入できる。
安土城考古博物館ホームページ

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シンポジウム城と城下町 ー彦根藩と膳所藩を中心にー 資料集

シンポジウム城と城下町 ー彦根藩と膳所藩を中心にー 資料集
発行元:滋賀県立安土城考古博物館
発行日:2006年8月12日
ページ数:27P
定価:100円(5%税込)
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
企画展を記念して2007年8月12日に行なわれたシンポジウム「城と城下町」の資料集。当日に参加者のみが購入できたもの。当日の内容などを収録した講演集は平成19年度内に書籍として発刊予定である。
安土城考古博物館ホームページ

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大坂・近畿の城と町 懐徳堂ライブラリー7

大坂・近畿の城と町 懐徳堂ライブラリー7
出版社:和泉書院
発行日:2007年5月初版
ページ数:165P
編者:懐徳堂記念会
定価:2,500円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は、『平成13年度 懐徳堂春季講座』として2001年5月28日から四日間にわたって開催された『大坂・近畿の城と町』における講演にもとづいて編集されたものである。それは日本史学を代表する城・城下町・寺内町の名だたる四人の研究者によるリレー講座であり、その点で大変贅沢な講演会であった。」
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図説 再見大阪城

図説 再見大阪城
出版社:大阪都市協会
発行日:1983年9月初版
ページ数:222P
著者:渡辺武
定価:2,000円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「この本は大阪城についての体系だった概説書として書かれたものではない。写真集でもないし、論文集や随想集でもない。もちろん物語りでもない。名称のつけにくい妙な本であるが、これまで大阪城について出された本としては先例のないものであるし、他の域についても類品はないように見うけられる。もともと財団法人大阪都市協会の月刊誌『大阪人』に1981年4月から1983年3月まで二年間にわたって連載した『再見・大阪城』というグラフ中心の軽い読み物なのである。しかし読み物とはいえ、大阪城の歴史的な移り変わりについては基本的な史料や遺跡・遺物の紹介が必要なので、どうしても全国からそれらの写真を求め、いちいち解説を加えて少しでも正確な紹介を目指すことになりがちであった。イラストや図表の一つ一つにもオリジナルな工夫を施したものが少なくない。こうして、大阪城の歴史と現状についての歴史と現状についての資料写真と解説のミックス版が生まれた。しかし、雑誌連載中に記事の中の誤りや説明の不十分さについて熱心な読者からその都度有益な指摘をいただき、誌上を借りて訂正をさせて頂いた例もあり、後日、自ら気付いて訂正の機会を待っていた項目も少なくない。これらをすべて取り入れ、連載後明らかになった新しい情報をも最大限もりこんで、新しく整理編集しなおしたのが本書である。」
図説という銘だけあって、写真やイラストが非常に多く掲載されている。惜しいのは、巻頭のみカラーで内容はモノクロだということ。カラーで伝わる雰囲気というのもあるので残念である。が、それぞれの写真に解説がついていると思えば、とても有益な書籍である。現在は再増補版が販売中。
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