自主研究 金沢城辰巳櫓5 北國TODAY VOL.51

自主研究 金沢城辰巳櫓5 北國TODAY VOL.51
編集・発行:北國総合研究所
発行日:2008年7月
ページ数:50P
定価:会員配布
オススメ度:★★★☆☆
書評:
北國総合研究所の自主研究「金沢城辰巳櫓」のレポート第5回。今回のテーマは「立体模型づくりがスタート 縮尺1/20のⅡ型を2ヵ年で完成」。4ページのレポートであるが、1テーマをまとめた報告としては調度良い。今回は復元運動が決まった金沢経済同友会の辰巳櫓の模型づくりが始まった様子をレポートしている。どんなものができてくるのか、今後もレポートが楽しみである。

研究紀要 金沢城研究 第6号

研究紀要 金沢城研究 第6号
発行元:石川県金沢城調査研究所
発行日:2008年3月初版
ページ数:134P
定価:620円(税込5%)
オススメ度:★★★★☆
収録城郭:金沢城
書評:
「金沢城研究調査室」改め「金沢城調査研究所」の報告書第6号である。格上げにより石垣構築技術を中心とした調査研究が行なわれることになったが、本書は記念講演含め、金沢城の建築物に関する論文が揃いました。二の丸御殿、辰巳櫓、河北門と再建待ち遠しい建物が並びます。
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石川県白峰村桑島化石壁の古生物 -下部白亜系手取層群桑島層の化石群-

石川県白峰村桑島化石壁の古生物 -下部白亜系手取層群桑島層の化石群-
編集・発行:白峰村教育委員会
発行日:2000年3月25日
ページ数:278P
定価:不明
オススメ度:★★★★☆
書評:
「林道『桑深線』中の桑島化石壁を通る部分は、落石が多発しており長らく通行止めとしていました。しかしこの村道は村民にとって重要な生活道路であり、また非常時の国道157号線の迂回路でもありましたので、多くの方に大きな不便をあたえていました。従いまして、交通確保のための桑島化石壁区間の道路改良案として『手取川の桂化木産地保存対策委員会』において、トンネル案が適当であるとされ、平成8年石川県土木部において『特別豪雪地域代行事業』の採択を得て、平成9年トンネル掘削に至りました。しかしながら本事業の実施による掘削土中には多種の動植物化石の産出が予想されるため、今回の『手取川流域の桂化木産地』調査を行うこととなりました。そして、おかげさまでこの平成9年から11年の3年間の調査を通じて貴重な化石標本が次々に産出され、多大なる成果を上げることができました。」
地元石川県の白峰村(現白山市)は県内唯一、化石が多く産出されます。本書はトンネル工事で行われた報告書ですが、実にたくさんの化石が見つかっています。自分としては、植物よりも動物化石が見つかっているのがうれしいです。まだまだお隣の福井県のような肉食恐竜の骨格までは見つかっていませんが、今後に期待です。

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松倉城塁群発掘調査報告Ⅰ -富山県魚津市鹿熊地内試堀調査報告-

松倉城塁群発掘調査報告Ⅰ -富山県魚津市鹿熊地内試堀調査報告-
編集・発行:魚津市教育委員会
発行日:2002年3月30日
ページ数:18P+図版7P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「松倉城跡の周辺には、多くの山城(支城)や砦跡が確認されており、松倉城を中心にそれを取り囲むように広域な城塁群を形成しています。魚津市教育委員会では、平成13年度から5ヶ年にわたって松倉城塁群の範囲・実態把握を目的に、国・県の補助を受け、試堀・測量・分布調査を実施していくこととしました。今年度は、推定城下町区域内に所在する、二ヶ所の遺跡内と立地や字名などから候補にあげた計4ヵ所で試堀調査を行ないました。この結果、何れの地区においても、中世期の遺構や遺物が確認され、新たに戦国期の遺構が残る遺跡を発見することができました。」

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尻無城跡

尻無城跡
編集・発行:瑞穂町文化財保護協会
発行日:1991年3月30日
ページ数:17P+図版9P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「瑞穂町には七つの城跡が伝えられている。①尻無城(通称古城) ②伊古城(中世) ③杉峰城(中世) ④大河城(中世) ⑤高田城(中世) ⑥岡城(中世 別名夏峰城) ⑦鍵峰城(中世 別名宿城)である。いずれも中世の城跡であり、城郭の規模や様子はまったくわかっていない。中でも、尻無城については、城主が誰であったかすら不明である。このたび新農業構造改善事業基盤整備栗林農道整備事業のため、県文化課に緊急発掘調査を依頼した。中世の城がどんなものであったか、その一部でも解明できればというほのかな期待もあった。しかし城跡の周辺部分であったため、本体にふれることなく終ったことは残念でもあったが、後の報告書に示されるように、縄文晩期の土器片の出土により、かなり古くから先人の生活の営みがあったことは驚きの一つである。」
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季刊考古学第103号 特集近世城郭と城下町

季刊考古学第103号 特集近世城郭と城下町
出版社:雄山閣
発行日:2008年4月初版
ページ数:110P
定価:2,400円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
考古学会の専門雑誌ですが、一般のネット書店でも購入できます。今号の特集はまるごと一冊近世城郭です。日本全国の最新の発掘調査の成果を読むことができます。近年さまざまな発掘成果が発表され、日々新事実が発見され続けている考古学でもホットな世界に触れることができます。雑誌なので入手できなくなる前にどうぞ。
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[決定版]図説大奥のすべて 衣類・御殿・全職制

[決定版]図説大奥のすべて 衣類・御殿・全職制
出版社:学研
発行日:2007年11月初版
ページ数:175P
定価:1,900円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「江戸城の“奥”、女の世界を一挙総覧! 大奥の衣食住から事件、歴史と生活までを紹介するほか、大奥関連人物事典や大奥ことば事典も収録。徳川歴代将軍の正室・側室を網羅した略系図なども付す。」
本書の発行は昨年ですが、今年のNHK大河「篤姫」の好調もあってまだまだ売れているようです。写真も多く、読みやすい図録ですから一冊どうでしょうか。
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日本の遺跡27 五稜郭 幕末対外政策の北の拠点

日本の遺跡27 五稜郭 幕末対外政策の北の拠点
出版社:同成社
発行日:2008年5月初版
ページ数:186P
著者:田原良信
定価:1,800円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「箱館戦争の舞台となった五稜郭は、軍事要塞ではなかった−。軍事的要因よりもライフラインを充実させた政治的な中心地・五稜郭の真の姿を再考する。最新の発掘データをふまえ凝縮した、遺跡の総合ガイドブック。」
同成社の日本の遺跡シリーズは前号に引続き城郭がテーマとなりました。発掘調査を元に構成された内容は少し難しいところもありますが、最新の発掘成果に触れられる貴重な機会を提供してくれます。
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[決定版]図説よみがえる名城・漆黒の要塞 豊臣の城

[決定版]図説よみがえる名城・漆黒の要塞 豊臣の城
出版社:学研
発行日:2008年5月初版
ページ数:143P
編集:碧水社
定価:1,500円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「複雑な縄張、巧みな石垣、豪壮華麗な黒い天守や金箔瓦…。一夜城から太閤の城までの秀吉の城と、その影響を受けた拠点城郭などを徹底分析。豊臣の城を造った男たちも紹介する。 」
「黒」の豊臣の城と「白」の徳川の城。7月に徳川の城の発刊が予定されているが、本巻は豊臣の城を紹介している。本としては初めて紹介された熊本城の本丸御殿がなんともすばらしいです。
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週刊新説戦乱の日本史22 朝鮮出兵

週刊新説戦乱の日本史22 朝鮮出兵
編集・発行:小学館
発行日:2008年7月1日
ページ数:35P
定価:580円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
時代を変革させた戦乱を検証し、「新説」から「真相」に迫ります。第22号のテーマは「なぜ清正と行長は宿命のライバルとなったのか?」に迫る朝鮮出兵です。小学館ウィークリーブックの特徴は見どころの書かれた地図でしょうか。連載は作家の井沢元彦氏と、NHKその時歴史が動いたキャスターの松平定知氏です。
「週刊 新説戦乱の日本史」 小学館公式サイト

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