図説 久保田城下町の歴史

図説 久保田城下町の歴史
出版社:無明舎出版
発行日:1983年2月初版、2009年4月2版
ページ数:152P
著者:渡部景一
定価:1,800円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「佐竹氏転封による久保田城下町の成り立ちから各町内の歴史的変遷まで140点余の古地図・写真・図版でわかりやすく解説。歴史散歩としても最適な一冊。」
本書は1983年に発行され、長らく絶版となっていました。今春にようやく増刷され、B5判上製本だったものがA5判並製本にコンパクト化されましたが、定価は大幅に下がりました。文字や図版は縮小されたものの、久保田城下町研究にとって本書の役割は小さくありません。ネット書店にはこの増刷分を掲載しているところは少ないですが、版元に在庫はあるようなので、ネット書店で入手できないようであれば出版社のホームページを一度ご覧ください。
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黒田軍団 如水・長政と二十四騎の牛角武者たち

黒田軍団 如水・長政と二十四騎の牛角武者たち
出版社:宮帯出版社
発行日:2008年9月
ページ数:211P
著者:本山一城
定価:2,380円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
「秀吉、家康を天下人におしあげた黒田父子には、命を賭けて戦う実行部隊がいた−。57戦不敗を誇る黒田牛角軍団の伝記と軍装を、写真図版を多用して紹介する。」
変わった切り口だが、写真が多用されており非常に興味深い。内容も深く掘り下げており黒田家を研究するにおいて貴重な書である。地方出版社であるため、興味ある方は品切れにならないうちに入手してください。
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第17回企画展 金工の技と美 金属製品にみる一乗谷

第17回企画展 金工の技と美 金属製品にみる一乗谷 第17回企画展 金工の技と美 金属製品にみる一乗谷
編集・発行:福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館
発行日:2009年7月
ページ数:87P
定価:1,300円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
本書は福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館が開催する、第17回企画展「金工の技と美 金属製品にみる一乗谷」(会期 平成21年7月18日~8月31日)の展示図録である。
注目は平成19年度発掘調査で数多く見つかった刀装具の目貫などの土製文様型の三次元計測画像である。目視ではわかりにくいその模様をコンピュータグラフィックによって鮮明に見る事ができる。

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朝倉氏の家訓 福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館古文書調査資料2

朝倉氏の家訓 福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館古文書調査資料2
編集・発行:福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館
発行日:2009年3月17日
ページ数:244P
定価:1,300円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「収録した史料は『朝倉孝景条々』、『朝倉宗滴話記』、『築城記』を取り上げました。それぞれ本文の他に、読み下し文、注釈、訳文を付し利用者の便をはかりました。また、附録として『赤渕大明神縁起』、『朝倉家伝記』、『広景遺訓』の翻刻を付け加えました。」
資料館が古文書調査としてまとめる報告書資料の2冊目であり、今号では家訓を特集しているが、群書類従に収録されている「築城記」も掲載されており、非常に興味深い一冊となっている。

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恐竜のくらした森 恐竜は花を見たか?

恐竜のくらした森 恐竜は花を見たか? 恐竜のくらした森 恐竜は花を見たか?
編集・発行:福井県立恐竜博物館
発行日:2009年7月
ページ数:96P
定価:800円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
同博物館の2009年夏の特別展の図録。恐竜時代の植物の進化についての展示であるので、図録も植物の化石を中心に掲載している。イラストも多く掲載されているので、植物の進化が大変わかりやすい
福井県立恐竜博物館ホームページ

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御土居堀ものがたり

御土居堀ものがたり
出版社:京都新聞出版センター
発行日:2005年10月初版、2008年5月再版
ページ数:297P
著者:中村武生
定価:1,400円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「アジア、西洋を歩くと街をぐるりと取り囲む都市城壁が見られる。かつては京都にも、城壁と堀が並置された『御土居堀』があった。城壁と堀がなぜセットになっているのかを検証、現在の様子も紹介する。『京都新聞』連載に加筆。」
「御土居」とは豊臣秀吉によって京の街のまわりに築造された土居と堀のことである。筆者はその歴史的重要性を説明するとともに、失われていく御土居の保護を訴えている。御土居に関する本が少ない中で手頃な価格で入手できる本書の存在は非常に大きい。
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近江が生んだ知将 石田三成 淡海文庫44

近江が生んだ知将 石田三成 淡海文庫44
出版社:サンライズ出版
発行日:2009年3月
ページ数:215P
著者:太田浩司
定価:1,260円(5%税込)
オススメ度:★★★★☆
書評:
「直江兼続の盟友・石田三成。彼は単なる「忠義」の臣だったのか? 戦国の構造改革をなし、家康と戦った真の理由とは? 新出文書などに目配りしながら、新たな三成像に迫る。」
最近敗将を見直す動きがあるが、本書も石田三成を再評価することに一役買うであろう。
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週刊安土城をつくる 第28号

週刊安土城をつくる 第28号
発行:ディアゴスティーニ
発行日:2009年8月11日
ページ数:13P
定価:1,490円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
週刊第28号。祭り好きだった信長の話、とても面白かった。
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安土城築城記 ディアゴスティーニ「週刊 安土城をつくる」

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週刊安土城をつくる 第27号

週刊安土城をつくる 第27号
発行:ディアゴスティーニ
発行日:2009年8月4日
ページ数:13P
定価:1,490円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
週刊第27号。信長の旗印は永楽通宝、銭貨を旗印にした武将は信長一人らしい。ちなみに、有名な真田の六文銭は冥途の渡し賃なので経済的理由はない。
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安土城築城記 ディアゴスティーニ「週刊 安土城をつくる」

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週刊安土城をつくる 第26号

週刊安土城をつくる 第26号
発行:ディアゴスティーニ
発行日:2009年7月28日
ページ数:13P
定価:1,490円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
週刊第26号。今号では徳島城・地団駄橋のものがたりが面白かった。
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