第5回企画展 戦国大名越前朝倉氏の誕生

第5回企画展 戦国大名越前朝倉氏の誕生
編集・発行:福井県立朝倉氏遺跡資料館
発行日:1992年7月30日
ページ数:57P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「戦国時代五代百年にわたり越前一国を支配した大名 - 朝倉氏は長い歴史をもっています。今回の企画展ではそのはじめの部分にスポットをあて初代孝景とそれに至るまでの朝倉氏の歴史を古文書や画像を中心として展示します。」
現在の福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館の第5回企画展図録。越前に入部するまでの但馬養父郡にあった時代に関連する史料が中心となっています。

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第4回企画展 一乗谷と越前焼

第4回企画展 一乗谷と越前焼
編集・発行:福井県立朝倉氏遺跡資料館
発行日:1990年7月28日
ページ数:45P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「一乗谷が栄えた戦国時代は、越前焼が最も盛んに生産された時期でもあります。これを裏付けるように、一乗谷からは甕・壺・擂鉢など大量の越前焼が出土しています。また一乗谷では、越前焼の大甕が12個から30個整然と並んでいる町屋が13軒発掘されています。今回の企画展ではその中の1軒を染物屋として内部を復元してみました。」
現在の福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館の第4回企画展図録。発掘された越前焼をテーマに構成している。

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川中島の戦いと北信濃 武士・民衆もうひとつの真実

川中島の戦いと北信濃 武士・民衆もうひとつの真実
出版社:信濃毎日新聞社
発行日:2009年3月
ページ数:220P
編者:長野市民新聞
定価:1,600円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「一般庶民や農民は、川中島の戦いをどう生き抜いたのか。戦闘に追い立てられた農民の嘆きや戦いの社会的背景にスポットを当て、“もうひとつの川中島”を解明する。『長野市民新聞』連載を書籍化。」
最近は地元の中世史がさかんに研究されているが、本書も長野県北部地域の郷土書である。上杉謙信と武田信玄の争奪の舞台となった川中島にあって、地元部将たちの動向については近年急速に研究が進んでいるが、本として出版されているものは少ない。そういう意味でも本書は貴重な存在であり、元が新聞掲載記事であるので簡潔にまとめられている。
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プログラミングASP.NET3.5 マイクロソフト公式解説書

プログラミングASP.NET3.5 マイクロソフト公式解説書
出版社:日経BPソフトプレス
発行日:2008年9月初版
ページ数:1202P
定価:9,500円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「ASP.NET 3.5(2.0以降)の機能の全体像からプログラミングの詳細まで、Webプログラミングの最新技術を解説。HTTPランタイム、セキュリティ、データアクセスなど、本格的な開発に必要な機能を取り上げる。」
ASP.NETはバージョンアップする度に解説書は分厚くなっていくが、機能が増えていく分、まとめるのは大変だと思うが、中級者以上の解説書が少ない中、日本語で情報を得られるのはありがたいです。
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Silverlight2 テクノロジ入門 マイクロソフト公式解説書

Silverlight2 テクノロジ入門 マイクロソフト公式解説書
出版社:日経BPソフトプレス
発行日:2008年8月初版
ページ数:354P
定価:3,800円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「次世代リッチクライアント開発を基礎から徹底解説! デザインや開発に使用できるツールとともにSilverlight 2の基礎を紹介し、プログラミングモデルについて詳細に説明する。」
Silverlightで何ができるのか、その機能をサンプルを作りながら紹介している。実際のまとまったアプリケーションの作成については別の解説書も揃える必要がありそう。
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川中島先陣 柿崎景家 上杉謙信遺跡案内

川中島先陣 柿崎景家 上杉謙信遺跡案内
出版社:日本城郭資料館
発行日:1969年7月
ページ数:238P
著者:室岡博
定価:450円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「景家の居城のあった柿崎町に居られる室岡博氏は、はやくから郷土の傑士柿崎景家の研究をして来られたのでしたが、近頃、上杉謙信が多くの人々の関心を高めてゆくにつれて、謙信と景家をはじめ柿崎一族との関係について、事実とは大分違う理解がひろがってゆくのを憂えらて、ここに『柿崎景家』という一書を上梓されることになりました。」
戦国大名に関する研究書は多いが、その家臣となると近年こそ研究が進んできているが、当時の状況としては非常に珍しいものであったろう。柿崎景家は上杉謙信の家臣として、その戦場には必ず姿があったことは近年では知る人も多いが、その研究書は今でもほとんどない。本書はそういう意味では貴重な書であるが、古書としても流通量が非常に少ないのが残念である。
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加賀百万石城下 古美術展覧会目録

加賀百万石城下 古美術展覧会目録
編集・発行:金澤金美会
発行日:1938年5月10日
ページ数:130P
定価:5円(当時)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
大阪なんば高島屋で昭和13年5月17日から22日まで開催された古美術の展示即売会?の目録。昭和13年という年代を考えるとほとんどのページがモノクロなのはうなずけるが、カラー(当時風にいうと総天然色かな)の品が3点ある。現在では県外に散逸してしまった品もあるであろうから貴重な目録であろう。

大友宗麟の戦国都市 豊後府内

大友宗麟の戦国都市 豊後府内
出版社:新泉社
発行日:2009年4月
ページ数:93P
著者:玉永光洋、坂本嘉弘
定価:1,500円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「アジア各地に雄飛して南蛮貿易をすすめ、ヨーロッパ人を迎え、キリスト教を手厚く遇した北部九州の戦国大名・大友宗麟。宗麟が豊後府内につくりあげようとした“地域王国”の姿を、発掘調査から明らかにする。 」
シリーズ「遺跡を学ぶ」56冊目。九州の雄、大友宗麟の城下町豊後の発掘調査を踏まえ、その構造や役割を探っている。
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東京下町に眠る戦国の城 葛西城

東京下町に眠る戦国の城 葛西城
出版社:新泉社
発行日:2009年4月
ページ数:93P
著者:谷口栄
定価:1,500円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「かつて、東京の下町・葛飾区青戸に、上杉氏が築いた戦国の城があった。小田原北条氏の攻略、上杉謙信の侵攻、北条の再奪取、秀吉の小田原攻めによる落城…。関東における戦乱の最前線となった葛西城の実態にせまる。」
シリーズ「遺跡を学ぶ」、安土城、大坂城に続く3冊目となっている。葛西城の歴史や発掘調査の経緯などを紹介している。
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高城戦記 九州の関ヶ原はどのように戦われたか みやざき文庫54

高城戦記 九州の関ヶ原はどのように戦われたか みやざき文庫54
出版社:鉱脈社
発行日:2008年5月
ページ数:182P
著者:山内正徳
定価:1,200円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「中世南九州における二大合戦、高城川合戦(耳川合戦)と高城合戦(根白坂の夜襲戦)が、この新納院高城でそのように行われたか。地元の地形などから見た合戦の様子などの記述は少ないように見受けられます。地元からみたこの二大合戦の戦況を、史料をもとに記述する。」
一年前に発行された大分県中世の郷土書ですが、こういう郷土書は学者が書く研究書とは違う視点も書かれていて興味深いですね。惜しいのはやはり宣伝力の弱さでしょうか。まだ一年しか経っていないのにほとんどのネット書店では売り切れ、さらに版元も売り切れ、それでも入手できた在庫の新書は2刷でしたので、地元ではそれなりに売れたようです。耳川合戦に興味ある方はおすすめです。
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