宝暦治水 血涙薩摩義士物語

宝暦治水 血涙薩摩義士物語
著者・発行:池水喜一
発行日:1971年7月初版、1982年10月第四版
ページ数:228P
定価:800円(当時) 絶版
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「『赤穂義士』のことは、全国いたるところ知らぬ者はいないほど、その名が天下に響きわたっている。しかし、『薩摩義士』のことについては、現地の人々にくらべ、郷土鹿児島でも一部の人々を除いて『赤穂義士』ほど知られていないことは、まことに残念である。この題名の示すとおり、宝暦年間の薩摩藩士が、血と涙と汗の土木工事を通して、その犠牲となられた八十余名の尊い人命が、今なお現地に眠っている。」
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長久手の戦

長久手の戦
編集・発行:長久手町教育委員会
発行日:1987年12月16日
ページ数:24P+折込地図2枚
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
長久手の戦いについて、地元長久手町により編集された小冊子である。長久手の戦いというと秀吉VS家康という大きな構図であるが、本書では秀吉に組して壊滅的被害を被った池田家についても焦点をあてて戦いの経緯を解説している。巻末の折込地図「東西両軍勢力開戦前形勢概見図」「長久手付近東西両軍之戦闘図」も面白い。

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開館5周年記念特別展 明智光秀と丹波・亀岡

開館5周年記念特別展 明智光秀と丹波・亀岡
編集・発行:亀岡市文化資料館
発行日:1990年11月3日
ページ数:40P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は、平成2年11月3日から12月2日まで亀岡市文化資料館で開催された特別展展示会図録です。」
写真はモノクロですが明智光秀に関係する文献や遺物、史跡が多数掲載されています。関連文献一覧として研究書から小説まで多数の書籍が紹介されています。

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週刊新説戦乱の日本史16 伊賀忍者影の戦い

週刊新説戦乱の日本史16 伊賀忍者影の戦い
編集・発行:小学館
発行日:2008年5月20日
ページ数:35P
定価:580円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
時代を変革させた戦乱を検証し、「新説」から「真相」に迫ります。第16号のテーマは「家康最大の危機を救ったのは誰か?」に迫る伊賀忍者影の戦いです。小学館ウィークリーブックの特徴は見どころの書かれた地図でしょうか。連載は作家の井沢元彦氏と、NHKその時歴史が動いたキャスターの松平定知氏です。
「週刊 新説戦乱の日本史」 小学館公式サイト

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週刊新説戦乱の日本史15 本能寺の変

週刊新説戦乱の日本史15 本能寺の変
編集・発行:小学館
発行日:2008年5月13日
ページ数:35P
定価:580円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
時代を変革させた戦乱を検証し、「新説」から「真相」に迫ります。第15号のテーマは「なぜ光秀は信長を討ったのか?」に迫る本能寺の変です。小学館ウィークリーブックの特徴は見どころの書かれた地図でしょうか。連載は作家の井沢元彦氏と、NHKその時歴史が動いたキャスターの松平定知氏です。今号の「銅像を探せ!」コーナーはお休みで「明智光秀ゆかりの地」で大津・亀岡・長岡京・福知山の紹介です。
「週刊 新説戦乱の日本史」 小学館公式サイト

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歴史群像 No.89 実録アメリカ第8航空軍 幕末攘夷戦争

歴史群像 No.89 実録アメリカ第8航空軍 幕末攘夷戦争
発行:学研
発行日:2008年5月7日
ページ数:204P
定価:886円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
現在も発売されている「歴史群像」の第89号。日本史の注目は「越中松倉城」です。特集以外の内容が不明な場合が多いので目次を参考にして下さい。
歴史群像ホームページ
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戦国時代の諏訪信仰 失われた感性・習俗

戦国時代の諏訪信仰 失われた感性・習俗
出版社:新典社
発行日:2008年4月初版
ページ数:157P
著者:笹本正治
定価:1,000円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「その日、諏訪大社の水が赤く染まった…。あの武田信玄も怖れ、信仰していた大社に起こった異変を、当時の人々はどう受け止めたのか。現代の日本人が失いつつある感性を、戦国時代から学ぶ。 」
新書ですが、文字も一回り大きく読みやすいです。諏訪信仰や武田信玄に興味ある方におすすめです。
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日本仏教史研究叢書 日本中世の地域社会と一揆 公と宗教の中世共同体

日本仏教史研究叢書 日本中世の地域社会と一揆 公と宗教の中世共同体
出版社:法藏館
発行日:2008年2月初版
ページ数:231P
著者:川端泰幸
定価:2,800円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「統一権力は、様々な形態の一揆との熾烈な戦いを経て、近世社会を形づくった。幅広い階層をひとつの方向へと向かわせ、時代の潮流となった運動が形成された要因とその本質を、公と宗教という2つの視座から読み解く。」
本書は著者の学位請求論文を基に大幅な加筆を加えたものです。地域社会の共同体という側面から一揆の性格を読み解く内容で、専門的ですが真宗や一向一揆に興味ある方はぜひ。
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増刊乱TWINS 戦国武将列伝 其之二十二

増刊乱TWINS 戦国武将列伝 其之二十二
発行元:リイド社
発行日:2008年4月26日発行
ページ数:295P
定価:350円(税込5%)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
現在隔月刊の本格的な戦国漫画史の22号。雑誌なのでバックナンバーとしての入手は困難であり、単行本になるのを待つしかないのが残念だ。戦国時代が大好きな方の息抜きにぜひ。
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週刊新説戦乱の日本史14 耳川の戦い

週刊新説戦乱の日本史14 耳川の戦い
編集・発行:小学館
発行日:2008年4月29日
ページ数:35P
定価:580円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
時代を変革させた戦乱を検証し、「新説」から「真相」に迫ります。第14号のテーマは「キリシタン王国建設の夢はなぜ破れたか?」に迫る耳川の戦いです。小学館ウィークリーブックの特徴は見どころの書かれた地図でしょうか。連載は作家の井沢元彦氏と、NHKその時歴史が動いたキャスターの松平定知氏です。今号の「銅像を探せ!」コーナーは大友宗麟像です。
「週刊 新説戦乱の日本史」 小学館公式サイト

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