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出版社:教育社
発行日:1981年10月初版
ページ数:268P
訳者:坂本徳一
定価:700円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「酒井忠勝選の『関ヶ原合戦始末記』上・下巻は明暦二年(1656)2月17日、林羅山、および林春斎が共同で書き終えている。忠勝は、幕藩体制を固めるための一つの手段として江戸開府までの原点に戻り、関ヶ原で戦った直参、諸大名の功績を正しく後世に伝えようとして、晩年の忠勝がこれを羅山に書かせた政治的意図があった。訳者には、忠勝、羅山の政治的意図に興味はない。ただ記録書として信憑性の高い史料として選択した。」
原本は、「関原始末記」(東京・内閣文庫蔵)を用いたが、あえて注を加えずに、「日本戦史=関原役」(参謀本部編=村田書店刊)、「関ヶ原合戦史料集」(藤井治左衛門編=新人物往来社刊)などの史料より西軍側からの見方も加えて構成している。現在も本の体裁を変更して再販されている。
カテゴリー: 日本史
利家とまつに学ぶ 北國新聞文化センター特別講座「続金沢学」
戦国時代用語辞典
集中講義 織田信長
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出版社:新潮社
発行日:2006年6月初版
ページ数:263P
著者:小和田哲男
定価:438円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「これまでにも、信長に関する本はかなり出ているが、本書では、信長をいろいろな角度から分析しようと考えている。視角を変えれば、従来の信長とはちがう顔もみえてくると考えたからである。落ちがないように分析視角をリスト・アップしていったら十七になった。奇しくも、聖徳太子の『十七条憲法』、戦国時代朝倉孝景の定めた『朝倉孝景条々』の別名『朝倉敏景十七箇条』と同じ数字になった。十七講で、信長のすべてが掘りおこせるのではなかろうか。」
本書は、平成15年5月、KTC中央出版から「信長 徹底分析十七章」として刊行されたものを文庫化に際し、改題したものです。


戦国時代は裏から読むとおもしろい! 「敗者」から見たもうひとつの戦国合戦史
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出版社:青春出版社
発行日:2007年5月初版
ページ数:235P
著者:小和田哲男
定価:552円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「歴史は、どうしても勝者が書く勝者の歴史になりがちである。政権を取った側が、自分たちの正当性を強調し、それを歴史として書き残すからである。そして、それが『正史』とされ、今日、私たちが歴史を学ぶ場合の基本史料となっており、当然のことながら、情報量も圧倒的に勝者の側に関するものの方が多い。そうした『正史』で歴史を調べ、また歴史を学ぶことになるので、いまのわれわれも、知らず知らすのうちに、勝者の立場で歴史をみる癖がついてしまっているのではないだろうか。もちろん、そのことに気づいている歴史家はかなりの数にのぼると思われるが、敗者の側に関する史料が勝者によって抹殺されたりしているため、研究は遅れているのが実情である。本書で私は、少ない史料を材料にしながら、戦国時代の人物、事件、合戦などを『裏側』から照射するつもりである。『正史』だけではとらえることのできない、その隠された真相に迫ることができるのではないかと考えている。」
戦国史研究の第一人者、小田和氏による敗者から見た戦国史。歴史の常識が常に正しいとは限らない!


戦国の戦い 四国・九州編 -目で見る戦場と戦略の全貌- <歴史群像>ビジュアル合戦シリーズ4
戦国の戦い 関東・東北編 -目で見る戦場と戦略の全貌- <歴史群像>ビジュアル合戦シリーズ3
戦国の戦い 中国・四国編 -目で見る戦場と戦略の全貌- <歴史群像>ビジュアル合戦シリーズ2
戦国の戦い 東北・北陸編 -目で見る戦場と戦略の全貌- <歴史群像>ビジュアル合戦シリーズ1
歴史群像 No.47 戦略分析旅順攻防戦、イラン・イラク戦争
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発行:学研
発行日:2001年5月6日
ページ数:216P
定価:886円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
現在も発売されている「歴史群像」の第47号。日本史の注目は「大谷吉継の関ヶ原」「関ヶ原の歩き方」「諏訪原城」「築城学入門」です。雑誌なので今となっては古本として入手するしかないのですが、歴史は新史料の発見でもない限り古くならないというのがよくわかります。古い雑誌を購入するときは特集以外の内容が不明な場合が多いので目次は参考にあるでしょう。
歴史群像ホームページ