中世の寺社勢力と境内都市

中世の寺社勢力と境内都市
出版社:吉川弘文館
発行日:1999年5月初版
ページ数:304P
著者:伊藤正敏
定価:6,400円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「中世社会には、朝廷・幕府とは別に巨大な寺社勢力が存在した。様々な人々が集合し、旺盛な経済活動と無法者が自由に闊歩する境内都市という空間であった。境内都市を通して、全体社会を追究し、自由都市の実態を解明。」
中世における寺社勢力の政治的・経済的面に焦点をあて持論を展開する。内容は研究者向け。
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[目次]
序 本書の課題と方法
第一章 寺社勢力の経済活動
 第一節 寺社の諸産業
 第二節 金融
 第三節 軍需産業
 第四節 全体社会経済の推進力
 第五節 寺社領荘園
 第六節 経済世界の管理
第二章 寺社勢力の強制力
 第一節 物理的強制
 第二節 物理的強制 -非合法
 第三節 弁論 -ソフィストとしての僧侶と仏典
 第四節 強制力としての呪術
第三章 境内都市 -門内と門前
 第一節 境内都市の性格
 第二節 都市共同体と周縁
 第三節 寺院の身分構成とその比重
 第四節 官僚としての学侶
 第五節 遊行僧と時衆
 第六節 境内都市の合意形成
 第七節 寺社の自律性と鎮護国家
 第八節 第二次の都市化と遊行僧
 第九節 多元的国家
第四章 自由都市の本質
 第一節 集会主義の実効
 第二節 匿名 -一味・一同・一揆
 第三節 非自治自由都市
 第四節 都市における経済の優位
 第五節 都市のエレジー
結び -中世の自由都市