但馬八木城 兵庫県八鹿町ふるさとシリーズ第1集

但馬八木城 兵庫県八鹿町ふるさとシリーズ第1集
編集・発行:八鹿町教育委員会
発行日:1989年3月31日
ページ数:139P+図版8P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「城郭調査の方法も良く判らないままに、『とにかく八木城・八木土城を図化する、八木城に関係する文章を何でも集める』ことからスタートして3年間が経過した。この間の調査成果を『但馬・八木城』としてまとめることができた。八木城の調査方法は城郭研究者の北垣總一郎先生・角田誠先生、但馬史研究会の小谷茂夫先生、宿南保先生に接する中で学ばせて頂いたものである。縄張り図などの現地調査は、西尾孝昌先生と谷本進がクリノメーターと巻尺を使用して実施したものである。この本は前半の基調報告と後半の調査報告の2本だてとなっている。基調報告では北垣先生の講演会記録や、松田時一氏が長年にわたって調査された伝承がメインである。また調査報告では八木城・八木土城の縄張り図や写真がメインである。山に登って雑木の伐採をしながら記録するという大変えらい調査であった。」

書評:
とにかくいろいろな記事を集めています。中でも地元広報「広報ようか」の抜粋記事はよく特徴を伝えていて良いと思います。

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[目次]
第1章 基調講演
 第1節 八木城の石垣普請
 第2節 但馬における石垣をもつ山城
 第3節 八木氏と八木城
 第4節 八木城の伝承と地名
第2章 調査報告
 第1節 はじめに
 第2節 八木城の概略
 第3節 八木城の調査
 第4節 八木土城の調査
 第5節 織豊期の八木城下町
 第6節 まとめ
 第7節 八木城縄張りの考察
第3章 八木城の価値と保護
第4章 資料編(八木城関係史料)
第5章 おわりに