復原図譜日本の城

復原図譜日本の城
出版社:理工学社
発行日:1992年1月初版
ページ数:198P
著者:西ヶ谷恭弘
定価:2,900円+税
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
古代から近世に至るまでの城の変遷をイラストで補足しながら説明している。「日本名城図鑑 同一縮尺で見る城郭規模の比較」の姉妹編として先に出版されていたものであるが、城郭史はいろいろな方がまとめているので新鮮味がない。巻頭数ページ以外はモノクロということも減点材料であろうか。
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[目次]
城の発生
原始の城
古代首長たちの城郭
古代国家形成と都城建設
古代の山城
官衙と城柵
武家政権の府都・鎌倉
描かれた武士の館
中世に築かれた長城・長塁
武士の屋敷・方形館
南北朝争乱と山城の登場
山岳寺院と城郭
室町御所と守護所
中世の荘園と山城
描かれた中世の城
室町時代の城館
太田道灌の築城と城攻め
守護大名と戦国大名の城館
戦国大名の居館
戦国の城と武家文化
海賊城
戦国城郭の完成
戦国時代最大の城郭
天下統一への築城
安土城と天守建築
寺内町と呼ぶ城郭
本城と支城制の確立
主殿建築と庭園の登場
軍役と衆と呼ばれた軍団
秀吉の築いた大坂城
白亜の城郭・姫路城
堅牢を極める熊本城
名古屋築城と天下普請
天下の府都・江戸城
無骨な天守をもつ松江城
左右に小天守をもつ松本城天守
典型的な平山城・伊予松山城
天守の構成と変遷
城郭の殿舎建築
城下町の形成と仕組み
城と呼ばなかった陣屋
環濠都市・今井
元和一国一城令と要害制
琉球の城郭
沿岸防備と台場築城
稜堡式築城と五稜郭
近代要害の構築
日本城郭史年表
日本城郭建築小図録