バブル再来 2022年までの株価シナリオと投資戦略

バブル再来
出版社:ダイヤモンド社
発行日:2006年5月初版
ページ数:431P
著者:ハリー・S.デント・ジュニア
監修:神田 昌典
定価:2,000円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
日本バブル崩壊、アメリカITバブルを的中させた天才予測家が、今後15年間の経済・株価の動きを洞察し、その対応策を大胆に説く! 全投資家、経営者、経営幹部、必携の書。
原書はアメリカで2002年?2003年?に発表されたものと思われる。内容はアメリカにおける今後数十年の投資スタンスについてである。株価トレンドと人口動態の関連性についてデータを示して解説しているが、この指標の利用方法を習得して日本においても同様に応用ができる。短期のみならず、長期の投資のあり方の勉強として、企業経営者、幹部社員のみならず、社会人にはすべて読んでほしい書籍である。が、情報として公開された以上すでに陳腐化が進んでいるため、どこまで予想があたるかは不透明な部分もある。アメリカの予測分野の研究が日本に先んじてずっと先を行っている例を感じられる。
読むのなら早く読むに越したことはない。先行者利益はすでに持っていかれているが・・・
この書籍をAmazonで購入する この書籍を楽天ブックスで購入する この書籍をbk1で購入する


[目次]
プロローグ ニュー・サイエンスが未来予測を可能にする
第1章 一九二〇年代との不気味な符合―一生に二度とない投資機会
第2章 バブル・ブーム―ハイテク・バブルを生み出す五つの条件
第3章 サイクルに乗じてリスクを減らす―最も包括的な予測と最も単純な投資モデル
第4章 人口トレンドと不動産価格の関係―不動産の保有に影響を及ぼす要因
第5章 人生設計―経済のライフサイクルと個人の人生はどう交わるのか
第6章 最も有望な投資分野はどこか―株式か、それとも債券か
第7章 最適ポートフォリオ戦略―季節ごとのリスクとリターンを理解する
第8章 ニュー・ミリオネア・エコノミー―新富裕層ボボスとは何か
エピローグ 究極のバブル