戦国時代の終焉 「北条の夢」と秀吉の天下統一

戦国時代の終焉 「北条の夢」と秀吉の天下統一
出版社:中央公論新社
発行日:2005年8月初版
ページ数:234P
著者:斎藤慎一
定価:760円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
織田信長と友好関係を保ち、領地を拡大させてきた北条氏。しかし、本能寺の変によって、この状況は一変する。北条氏と佐竹・宇都宮氏など関東諸勢力との戦いは熾烈をきわめ、両陣営の背後では、羽柴秀吉、徳川家康がうごめき、激しい外交合戦が繰り広げられる。戦国時代末期、「関東統一」を夢見る北条氏とそれにあがらう戦国武将たちを追いながら、次第に秀吉の圧力に効しきれなくなっていく北条氏の挫折を描く。
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[目次]
第1章 織田信長と北条氏政・氏直 天正十年まで
第2章 合戦の序曲 天正十年後半~十一年
第3章 沼尻の合戦 天正十二年
第4章 小牧・長久手の戦いとの連動
第5章 合戦の中に生きる人びと
第6章 沼尻の合戦後の東国
第7章 秀吉による東国の戦後処理
第8章 「豊臣の天下」と「北条の夢」 天正十七年
関係略年表