讃岐高松藩・陸奥守山藩下屋敷跡 東京芸術大学附属竹早中学校校地内遺跡発掘調査概報

讃岐高松藩・陸奥守山藩下屋敷跡
編集:東京芸術大学附属竹早中学校埋蔵文化財発掘調査団
発行:東京芸術大学
発行日:1997年3月31日
ページ数:35P+図版10P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「これまでの調査によって、近世の土地利用の在り方が、明治期の師範学校の建設、さらにその後の東京芸術大学附属竹早中学校・小学校の敷地利用の在り方にまで、様々の影響を及ぼし、継承されてきたことを具体的に明らかにすることができた。都市化の激しい東京の中心に近いところにあって、数百年の歴史の営みが「蓄積」されつつ、今日にまでその跡をたどり得るということは、やはり驚きと言わざるを得ない。」

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[目次]
第1章 序説
 第1節 地理的環境と歴史的環境
 第2節 既往の調査
 第3節 調査経過と調査目的
第2章 発掘調査成果の概要
 第1節 基本層序と土地造成
 第2節 遺跡と概要
 第3節 近世の遺構と遺物
  1.礎石建物
  2.掘立柱塀
  3.地下室跡
  4.溝跡
  5.井戸跡
  6.漆喰塗り施設
  7.便所跡
  8.ゴミ捨て穴
  9.門跡部門の状況
 第4節 出土遺物 瓦・焼塩壺
 第5節 縄文・弥生・古墳時代、古代の遺構と遺物
 第6節 近代の遺構と遺物
第3章 まとめ
写真図版