図録 特別展秀吉と大阪城 -その歴史と謎をさぐる-

図録 特別展秀吉と大阪城 その歴史と謎をさぐる
発行:大阪城天守閣特別事業委員会
発行日:1988年10月9日初版
ページ数:カラー23P+モノクロ71P
編者:大阪城天守閣(大阪市経済局)
定価:1,000円(当時)
オススメ度:★★☆☆☆
「歴史博物館の役割を担って昭和6年に再建された大阪城天守閣では、大阪の歴史の重要なポイントである『秀吉と大阪城』について、当初から重点的に資料を収集し、調査研究を行い、展示公開に努めてきました。昭和55~56年には『秀吉と大阪城展』を全国各地で巡回開催したこともあります。しかし、その後も多くの新資料や大阪城内外での新たな発掘資料が増大し、研究も進んできましたので、5ヵ年計画でようやく全階の展示設備改修が終ったのを機に、大阪城天守閣の2階から7階までの全展示室を会場に、特別展『秀吉と大阪城 -その歴史と謎をさぐる-』を開催することにいたしました。」

大阪城天守閣で1988年10月9日から11月6日まで開催された特別展の図録。図録では展示物の解説を日本語と英語を併記して外国人にも便宜を図っている。
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絵葉書 青葉城址

絵葉書 青葉城址
販売:不明
発行日:不明
定価:100円(当時)
オススメ度:★★☆☆☆
古書店で購入した。8枚組で定価100円だから古いものだろうと思うが、「青葉城址」という題ではあるが仙台市の観光絵葉書のようだ。縁がギザギザにカットされており、現在となってはめずらしいものだ。実は仙台へは行ったことがないので、絵葉書と同じ場所が今も同じなのか分からない。

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逆転の発想法 稲葉落城両説論争 否定の否定は肯定である

逆転の発想法 稲葉落城両説論争 否定の否定は肯定である
発行:岐阜城歴史同好会
発行日:1980年6月初版
ページ数:47P
著者:郷浩
定価:400円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
稲葉城が落城したのは永禄十年ではなく永禄七年という持論を証明しようとする。元岐阜城館長であった著者の独特の語り口に引き込まれる。
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落城私考 織田信長岐阜攻略の時期

落城私考 織田信長岐阜攻略の時期
発行:岐阜城歴史同好会
発行日:1975年1月初版
ページ数:296P
著者:郷浩
定価:380円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
稲葉城が落城したのは永禄十年ではなく永禄七年という持論を証明しようとする。永禄十年説は信長が永禄七年から永禄十年まで美濃で行なった事績の抹消を意味するし、歴史が検証もなく大勢に流されることを懸念し、元岐阜城館長であり郷土史家である著者が独特の語り口で学者らの説に反論する。
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鹿島町史 石動山資料編

鹿島町史 石動山資料編
発行:石川県鹿島郡鹿島町
発行日:1986年3月31日初版
ページ数:1062P+付図2枚
編集:鹿島町史編纂専門委員会
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は、『鹿島町史』石動山資料編である。昭和55年、町制二十五周年記念事業として、町制三十周年の昭和60年に全巻完成をめざして、町史編纂が進められることとなった。当初、資料編・石動山資料編・通史編の三編とすることが決められた。精力的に資料収集が進められ、資料編を上・下二編とせざるをえない事情となり、町制三十周年にあたる昭和60年に、町民の親しみ易い通史編を第三編として刊行し、石動山資料編は、掉尾を飾るものとして、昭和61年に刊行することとなった次第である。」
石川県鹿島町と七尾市、富山県氷見市をまたぐようにそびえる石動山に関する資料をまとめたもの。町史の資料編として編集されたものであるが、膨大な資料は他に類を見ず、石動山の研究はまずここから始めるのが良いであろう。これ以降は資料調査は進んでいないが、遺物調査が鹿島町(現、中能登町)と氷見市で行なわれている。氷見市では特に石造物に関する報告書が多く発行されている。

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金沢市遺跡地図(改訂版) 金沢市文化財紀要90

金沢市遺跡地図(改訂版) 金沢市文化財紀要90 金沢市遺跡地図(改訂版) 金沢市文化財紀要90
編集・発行:金沢市教育委員会
発行日:1991年3月11日初版
ページ数:34P+図版33P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「金沢市教育委員会が『金沢市遺跡地図』・『金沢市遺跡等地名表』(昭和47年度)を刊行してから、はや18年の年月が過ぎようとしています。この間、当市教育委員会では土地区画整理、宅地造成、工業団地、道路改良・新設工事等にともない110件余りの発掘調査を実施してきました。これらの遺跡のうち、古府遺跡が市指定史跡に、新保本町チカモリ遺跡が国指定史跡に、同遺跡出土木柱根が県有形文化財にそれぞれ指定され、現在は公園として整備されています。このたび、遺跡地図を改訂いたしましたのは、この18年間にしないの交通網の整備化が進んだために、地図が実際と掛け離れ、実状に添ぐわなくなたこと、また数多くの遺跡が調査・発見されたために遺跡分布図・地名表の改訂が必要となったことによります。今回の改訂作業によって、さらに約60箇所の遺跡が加わることになりました。これで金沢市域には約400箇所の遺跡があることが分かりました。」
作成からすでに15年経っているが石川県金沢市では最新の遺跡地図である。すでに確認された遺跡の推定範囲が「赤」で、出土品が見つからなかった遺跡は「青」で国土地理院の地図に書き込まれていて、位置が分かりやすい。入手したものは背以外が未裁断のもので、こういう状態で流出した経緯は分からない。
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今帰仁城跡 今帰仁村文化財ガイドブック vol.1

今帰仁城跡 今帰仁村文化財ガイドブック vol.1
発行:今帰仁村教育委員会
発行日:不明
ページ数:56P
編者:今帰仁村教育委員会社会教育課文化財係
定価:500円(?)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
今帰仁城跡の歴史や遺物を紹介するのガイドブック。フルカラーで説明は完結である。発行日は分からないが、世界遺産登録後に作成されたことには間違いはない。今帰仁城を訪れる前に予習するには丁度良く、予備知識もあれば一層楽しめるであろう。
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石造物郡山城趾転用材調査概要

石造物郡山城趾転用材調査概要
発行:郡山城史跡・柳沢文庫保存会
発行日:1975年6月初版
ページ数:180P
編者:南村俊一
定価:2,500円(5%税込)
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「このたび当会から郡山城跡の”転用材”の調査報告書を出すことにした。すべては南村俊一氏の熱情に応えて、そのために本書は成ったようなものである。ただお断わりしておかなければならないことは執筆及び写真の殆んどを直接手がけられた南村氏には甚だ失礼な言い方になって申訳ないのだが、同君はなんといっても所謂専門家では無い。あくまでアマチュアであること。この種の調査には実に広く多方面の知識と経験を必要とするようである。例えば石仏の一面的な知識等だけでは、正確で誤りのない報告書は到底期待できるものではない。その意味では書中各種類、項目に若干の考証を加えられているものの、基本的には本城跡に於ける転用材の分布図的なものに過ぎず、『調査報告書』と称するには、いささか羊頭狗肉の謗も免れ難いやもしれない。それでもなお多くの好学者のために、本書が少しでも研究上のお手伝いに役立つならば刊行者としてもそれに過ぎた喜びはないのである。」
大和郡山城の転用石調査をまとめている。アマチュアの方がこれだけ調べあげるには相当の時間と労力を必要としたことでしょう。発行の時代もあってか、モノクロページのみで写真もあまり精度がよいとは言えませんが、郡山城の石垣調査においてはまず本書を基礎として進めることができるでしょう。興味ある方は柳沢文庫で購入できます。
柳沢文庫 出版物ホームページ

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史跡和歌山城 石垣保存修理報告書

史跡和歌山城 石垣保存修理報告書
編集・発行:和歌山市産業部、和歌山城管理事務所
発行日:1999年3月31日初版
ページ数:104P+図版74P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
「本書は、平成6年度から平成10年度に国庫補助事業として実施した史跡和歌山城保存修理事業の概要報告書であり、石垣修理工事と発掘調査事業の概要をまとめたものである。」

書評:
和歌山城の石垣修理の変遷をまとめている。石垣修理の調査をするときの参考になるでしょう。
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長野県更埴市 屋代城跡範囲確認調査報告書

長野県更埴市 屋代城跡範囲確認調査報告書
編集・発行:更埴市教育委員会
発行日:1995年3月24日初版
ページ数:99P+図版14P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
「屋代城跡のある『一重山』は、当更埴市の中心部にあり、これまで再三再四にわたり、保存か開発かと議論されてきました。思えば、昭和四六年の森将軍塚古墳の保存にはじまり、古墳を保存するための代替地として今日見るような姿に変貌いたしました。当時の状況にあっては、万やむを得ないものと筆舌に尽くせないものがあります。その一方、森将軍塚古墳は史跡として今日によみがえり、保存・公開されました。こうした中にあって、平成六年一一月長野県立歴史館が森将軍塚古墳の麓に開館され、周辺一帯を更埴市では『科学の里歴史公園』として整備を行いました。将来は、屋代城跡のある一重山も含めた公園化が構想されております。そこで、当市教育委員会では、公園化構想の基礎資料を作成するために本事業を実施したところです。」

書評:
屋代城は川中島合戦で有名な善光寺平の南に位置し、佐久地方の出入口にあたる交通の要衝にある。本書では保存・活用に向けて発掘調査のみならず、文献調査、城下町の小字調査など多角的な調査と、周辺の山城との比較による屋代城の役割の考察など濃い内容となっている。
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