江 姫たちの戦国 第4巻 KCDXデザート

江 姫たちの戦国 第4巻 KCDXデザート
原作:田渕久美子
漫画:暁かおり
出版社:講談社
発行日:2011年11月11日
ページ数:174P
定価:571円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「上野樹里、向井理が出演の大ヒットNHK大河ドラマ原作をコミック化! 原作は脚本家・田渕久美子。漫画は「薄桜鬼」の新鋭・暁かおり。北近江の浅井三姉妹の三女・江(ごう)。3度の政略結婚の末に、徳川二代将軍の正室に上り詰め、息子の三代将軍・家光をめぐって春日局と壮絶なバトルを繰り広げた、劇的な生涯を描きます。秀吉が死去し、石田三成と家康の抗争は東西の大名を巻き込む関ヶ原の戦いに発展。秀頼を天下人にしたいと願う淀と、徳川の妻としての江、中立に立つ初・・・。三姉妹の運命のゆくえは!? 運命の関ヶ原編。」

NHK大河を原作とするコミック4冊目。関ヶ原合戦を中心とする話が中心。来年2月発行の第5巻で最終巻となるようです。
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金大事始 加賀藩種痘所から学都金沢へ

金大事始 加賀藩種痘所から学都金沢へ 金大事始 加賀藩種痘所から学都金沢へ
編集:金沢大学資料館
発行:金沢大学資料館
発行日:2011年10月17日
ページ数:17P
定価:無料
オススメ度:★★★☆☆
「来たる2012年は、金沢大学の濫觴となった加賀藩種痘所の開設から150年目に当たります。その記念の年に向けて一昨年よりスタートした金沢大学の歴史を遡る特別展シリーズの最終回は「金大事始~加賀藩種痘所から学都金沢へ~」と題して、前身校のさらなる源流である幕末明治初期の諸学校とそこでおこなわれた医学教育・科学教育に焦点を当てることにしました。」
書評:
金沢の医学の歴史が金沢大学の歴史と重なります。諸冊子ですがよくまとめられており、金沢検定に役立ちそうです。

天下人の時代と坂井 戦国武将の息吹と足跡

天下人の時代と坂井 戦国武将の息吹と足跡 天下人の時代と坂井 戦国武将の息吹と足跡
編集:みくに龍翔館
発行:みくに龍翔館
発行日:2011年10月29日
ページ数:80P
定価:1,000円(税込)
オススメ度:★★★☆☆
「戦国の雄、朝倉氏や信長、秀吉、光秀、勝家から、家康の子や孫である秀康、忠直にいたるまで、多くの武将たちがこの坂井に息吹や足跡を残しています。今年は坂井市誕生から五周年、そしてこのみくに龍翔館が開館してから三十周年という記念の年にあたります。ドラマや小説などでおなじみの彼らの周辺の古文書や絵画など、初公開といえるものもふくめて、資料や文化財をご紹介いたします。」
書評:
初見の史料があるということで、確かに滝川一益・羽柴秀吉・明智光秀の三人の連判状があったり、関ヶ原で引き返した前田利長が坂井郡に禁制を出していたり、とても興味深い当時の地方の様子がわかります。

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秋季特別展 御三卿 一橋徳川家と田安徳川家 将軍のお身内、文武の家

秋季特別展 御三卿 秋季特別展 御三卿 一橋徳川家と田安徳川家 将軍のお身内、文武の家
編集:福井市立郷土歴史博物館
発行:福井市立郷土歴史博物館
発行日:2011年10月14日
ページ数:55P
定価:1,200円(税込)
オススメ度:★★★☆☆
「今回、御三卿という言葉を初めて耳にした方もいらっしゃるかもしれません。将軍家の身内である三つの家をこのように呼び、実は福井とも大きなつながりがありました。今回の展示では、御三卿の中でも特に越前松平家と縁の深い一橋家と田安家について、両家に伝来した貴重な資料や美しい美術品などを中心にご紹介します。」
書評:
昨年東京江戸博物館で開催された企画展「徳川御三卿展」を縮小、少し角度を変えて福井で開催された展覧会です。越前藩はもとは家康の次男結城秀康の家系ですが、途中血が絶えて、一橋家や田安家から養子を迎えて今に至っているようです。展示でも御三卿の二家を中心に、両家出身の藩主に焦点を当てています。

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江戸城の縄張りをめぐる

江戸城の縄張りをめぐる
著者:西野博道
出版社:幹書房
発行日:2011年8月31日
ページ数:144P
定価:1,429円+税
オススメ度:★★★☆☆
「江戸城の築城に際しての基本設計(縄張り)が渦巻式であることを前提に、品川の寺町から出発し、反時計回りで本丸に至る散策ルートを案内。江戸城の歴史や、その特徴と魅力も紹介する。」
書評:
「江戸城の・・・」というタイトルですが、江戸城下町を含む散策ポイントを紹介しています。都市化した東京でも江戸時代の痕跡がそこかしこに残っているのがよくわかります。
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歴史読本2011年12月号 特集戦国武将の兄弟

歴史読本2011年12月号 特集戦国武将の兄弟
出版社:新人物往来社
発行日:2011年10月24日
ページ数:336P
定価:1,090円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
久しぶりの戦国特集は兄弟をクローズアップ!「発掘!戦国ニュース」も面白い。聚楽第、小田原城、勝瑞城館跡の最新の発掘調査が興味深いですよ。
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センゴク兄弟 第2巻 ヤングマガジンコミックス

センゴク兄弟 第2巻 ヤングマガジンコミックス
原作:東郷隆
漫画:細川忠孝
出版社:講談社
発行日:2011年10月6日
ページ数:191P
定価:552円+税
オススメ度:★★★☆☆
「精密な描写と緻密な時代考証により辿り着いた戦国合戦漫画の美しき到達点!!
新八郎と権兵衛は予期せぬ織田軍との合戦に巻き込まれた。菩薩岩合戦である。
初陣の権兵衛に対し、敵方には“槍士弥一”の名で恐れられる猛将・那古野弥一郎の姿が!! 合戦は始まり権兵衛は弥一郎に追い詰められてしまう。敵に囲まれた新八郎は何とか権兵衛を助けようと試みるが‥‥。戦乱の世を力強く生きたセンゴク兄弟の美しき戦国合戦譚!!」
書評:
「センゴク」の主人公である仙石権兵衛秀久の兄、新八郎久勝の物語。本巻には竹中半兵衛が登場しますよ。戦国好きの人におすすめ!

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東京国立博物館所蔵 今春座伝来能面・能装束

東京国立博物館所蔵 今春座伝来能面・能装束 東京国立博物館所蔵 今春座伝来能面・能装束
編集:金沢能楽美術館
発行:金沢能楽美術館
発行日:2011年10月1日
ページ数:22P
定価:600円(税込5%)
オススメ度:★★☆☆☆
金沢能楽美術館の開館5周年を記念し、加賀藩の能の原点である今春座をご紹介する展覧会を開催いたします。この度は、秀吉、利家らを魅了した今春座の魅力に迫るべく、東京国立博物館が所蔵する奈良今春座伝来の能面・能装束のなかから、重要文化財16点を含む選りすぐりの46点を一挙にご紹介します。
書評:

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特別展 街道を歩く 近世富山町と北陸道

特別展 街道を歩く 近世富山町と北陸道 特別展 街道を歩く 近世富山町と北陸道
編集:富山市郷土博物館
発行:富山市郷土博物館
発行日:2011年9月17日
ページ数:63P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「江戸時代、人々の旅とは主に街道を歩くことでした。当時の陸上交通路は、江戸幕府のもとで五街道を中心として全国に張りめぐらされていました。そして、現在の富山県、当時の越中国にも主要街道として、北陸道が東西を結んでいたのです。本展は、この北陸道について富山藩領部分の道筋を紹介するものです。」
書評:
今も昔も街道は旅人にその土地々々の景色を刻みつけているが、本展は富山藩領の北陸道11.4キロの今と昔を紹介するものです。昔を想像しながら街歩きをする今のブームに乗った企画ながら、とても興味深いものです。10キロそこそこという距離も丁度良いですね。

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平成8年度秋季特別展 元亀争乱 信長を迎え討った近江

平成8年度秋季特別展 元亀争乱 信長を迎え討った近江
編集:安土城考古博物館
発行:安土城考古博物館
発行日:1996年10月12日
ページ数:104P
定価:1,500円(税込) 品切れ
オススメ度:★★★☆☆
「近江、そして現在の滋賀県民にとって、織田信長とはどういう存在だったのでしょうか。信長は永禄11年近江に入って以来、天正4年に安土城を建てるなど近江とのつながりが深かったように思われがちです。しかし実際には、滋賀県民からさほど親近感を持たれていなかったのではないでしょうか。それは、結局信長は、近江にとって侵略者にすぎなかったという思いが片すみにあるからでしょう。この展覧会では、浅井・朝倉氏を中心に、信長の前に立ちはだかった人々について展示することで、戦国時代の近江の人々の生き様を追ってみました。」
書評:
本書は平成8年10月12日から11月17日までの特別展の図録です。浅井・朝倉連合軍と信長が戦った元亀争乱を焦点に、浅井氏と朝倉氏の遺品を中心に展示・掲載しています。

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