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編集・発行:福井県教育庁埋蔵文化財調査センター
発行日:2001年3月初版
ページ数:44P+図版23
定価:不明
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
光明寺用水(現在は芝原用水と呼ばれている)の老朽化に伴う改修工事の過程で行なわれた調査報告書。調査の過程で発見された石垣や出土物に関してまとめている。光明寺用水は福井城本郭の北側に位置する。
難波宮と大坂城 発掘調査とシンポジウムの記録 大阪府文化財センターDVDシリーズVol.1
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編集・発行:(財)大阪府文化財センター
発行日:2005年
内容:DVD2枚+年表2枚
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
評価:
平成16年6月12日と20日に行なわれたシンポジウムの一部を収録したDVDビデオ。そのほか、大坂城の現地説明会の様子と出土品を写真で紹介している。収録された講演は版権の問題であろうか、大阪府文化財センターの職員のものに限られている。こうしたシンポジウムや講演会は全国で年に何回も開かれているが意外と映像化されて入手できるものはない。折角なので、すべて収録してほしかった。
現在入手可能かどうか分からない。偶然入手したものなので、市販したものか関係者に配布されたものかも不明である。当センターホームページではシンポジウムの資料はないが、元になった発掘の現地説明会の資料をPDFでダウンロードすることができる。
シンポジウム 難波宮と大坂城
大阪府文化財センター ホームページ
描かれた郡山城展 -絵図にみる戦国の城と城下町-
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編集・発行:吉田町歴史民俗資料館(現在の吉田歴史民俗資料館)
発行日:1993年10月初版
ページ数:68P
定価:不明
オススメ度:★★☆☆☆
「この郡山城や当時の吉田を研究する上で、重要な資料の一つに城絵図があります。現在知られている絵図は、約30点あまりありますが、いずれも江戸時代以降に描かれたもので大きくは2・3の系統に分かれます。したがって、同一のものの写しが数多く存在しています。これらの絵図中には、明らかな誤りや矛盾もありますが、細かく描写や記載事項を読み取ることにより、多くの情報を得ることができます。本展は、こうした絵図の分類を試みるとともに、城や城下町・江戸時代の宿場町や山河さらには当時の民衆のくらしや文化など、絵図に描かれたさまざまな情報を観察していこうとするものです。」
本書は、平成5年10月23日から12月7日まで開催された特別展「描かれた郡山城展」の解説図録です。多くの郡山城絵図が掲載されているが、残念ながらすべてモノクロなので、表紙以外は実際の絵図の色彩が判別できません。
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近江佐和山城・彦根城 城郭談話会編
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出版社:サンライズ出版
発行日:2007年8月初版
ページ数:259P+附図3枚
編集代表:中井均
定価:2,500円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「ご存知のように佐和山城は石田三成の居城として著名ですが、その構造や残存する遺構についてはほとんど知られることはありませんでした。一方、関ヶ原合戦後に近江に入部した井伊家は佐和山城を廃して新たに彦根城を築城し、その本拠を移動します。このように両城の存在は、地域のなかで織豊期から江戸時代への城郭の変遷が捉えられる好事例でもあり、今回両城の分析を試みた次第です。」
早くから刊行予定になりながらようやく刊行されたという気持ちです。城郭談話会の編集物としては7冊目になりますが、自費出版ではなく、初の出版社経由ではないでしょうか。編集方針は従来と変わらず、一冊としてのまとまりよりも、個々の論文の主張を楽しむというスタンスです。写真は本誌ですが、これに付図と箱が付きます。


三春城築城500年記念・平成16年度春季特別展 三春城と仙道の城
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編集・発行:三春町歴史民俗資料館
発行日:2004年3月初版
ページ数:77P
定価:700円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
本書は、平成16年4月11日より6月13日まで開催された「三春城と仙道の城」の展示図録です。展示図録から実際の展示の充実ぶりが感じられるが、三春城に偏らず田村地方の城の歴史や分布一覧、縄張り図などが多く掲載されている。現在売り切れ中であり、私も古書で入手した。カラー写真も多く良い。
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三刀屋氏とその城郭
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編集・発行:三刀屋城跡調査委員会
発行日:1985年6月初版
ページ数:226P
著者:白井伸昂、池田芳雄
定価:1,800円+税(限定500部)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「かねてから、三刀屋城は、富田城、三沢城とともに出雲の三城と呼ばれ、山城の代表的なものとして注目されている。そして、戦国時代尼子氏と毛利氏の攻防のはざまにあって、数多くの戦記を残している。しかし、そのわりにはこれまで史家の踏破がなく、三刀屋城にかかわる著述もなく、あまり脚光を浴びていないのが不思議な気がする。昭和57年7月刊行の三刀屋町誌編集にあたり、三刀屋氏にかかわる各種資料を検討し、その系譜はもとより、14代三百四十年の史実を明らかにするとともに、三刀屋氏をめぐる当時の雲陽の動きが一層はっきりしてきた。その上に三か年にわたる三刀屋城跡の踏破によって、城郭の解明が進むにつれ、なおさら三刀屋氏の強力な姿がほうふつと蘇ってきた。」
島根県の三刀屋城研究に関する現在の到達点を示した書。発行部数が少ないので入手が非常に困難である。三刀屋氏に関する文書「三刀屋文書」については先に刊行された三刀屋町誌よりも詳細に掲載されている。
東海の古城ハイキング100選
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出版社:風媒社
発行日:1994年10月初版
ページ数:226P
著者:白井伸昂、池田芳雄
定価:1,515円+税
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「本書は、築城の歴史とか城の縄張りなどを追究するものではなく、地形・地質の面と文化的な面とから、それぞれ従来とは一味も二味も違った泊まり方をしようというわけです。そこで、第一章は『水と城』と題し、山城・平山城を主に取り上げました。そして、第二章は『人と城』と題し、平城を中心に紹介してみました。」
著者の感想として見どころが各城についていますが、ハイキングという題ながらハイキングコースがはっきりとはわかりません。7点の復元イラストが趣あって良いです。

増刊乱TWINS 戦国武将列伝 其之十八
関ヶ原合戦始末記 実録天下分け目の決戦 原本現代訳31
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出版社:教育社
発行日:1981年10月初版
ページ数:268P
訳者:坂本徳一
定価:700円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「酒井忠勝選の『関ヶ原合戦始末記』上・下巻は明暦二年(1656)2月17日、林羅山、および林春斎が共同で書き終えている。忠勝は、幕藩体制を固めるための一つの手段として江戸開府までの原点に戻り、関ヶ原で戦った直参、諸大名の功績を正しく後世に伝えようとして、晩年の忠勝がこれを羅山に書かせた政治的意図があった。訳者には、忠勝、羅山の政治的意図に興味はない。ただ記録書として信憑性の高い史料として選択した。」
原本は、「関原始末記」(東京・内閣文庫蔵)を用いたが、あえて注を加えずに、「日本戦史=関原役」(参謀本部編=村田書店刊)、「関ヶ原合戦史料集」(藤井治左衛門編=新人物往来社刊)などの史料より西軍側からの見方も加えて構成している。現在も本の体裁を変更して再販されている。
特別展 富山城の歴史展 富山市郷土博物館開館四十周年記念
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発行:富山市教育委員会
発行日:1994年7月16日
ページ数:56P+附図1枚
編集:富山市郷土博物館
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
平成6年7月16日から9月4日まで富山市郷土博物館で開催された特別展「富山城の歴史展」の図録。富山城の変遷、特に城内の建造物の変遷をまとめている。絵図が多く掲載されているが、年表も便利である。平成11年に改訂版「富山城の歴史」が発行されている。
富山市郷土博物館 出版物ページ