戦国時代は裏から読むとおもしろい! 「敗者」から見たもうひとつの戦国合戦史

戦国時代は裏から読むとおもしろい! 「敗者」から見たもうひとつの戦国合戦史
出版社:青春出版社
発行日:2007年5月初版
ページ数:235P
著者:小和田哲男
定価:552円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「歴史は、どうしても勝者が書く勝者の歴史になりがちである。政権を取った側が、自分たちの正当性を強調し、それを歴史として書き残すからである。そして、それが『正史』とされ、今日、私たちが歴史を学ぶ場合の基本史料となっており、当然のことながら、情報量も圧倒的に勝者の側に関するものの方が多い。そうした『正史』で歴史を調べ、また歴史を学ぶことになるので、いまのわれわれも、知らず知らすのうちに、勝者の立場で歴史をみる癖がついてしまっているのではないだろうか。もちろん、そのことに気づいている歴史家はかなりの数にのぼると思われるが、敗者の側に関する史料が勝者によって抹殺されたりしているため、研究は遅れているのが実情である。本書で私は、少ない史料を材料にしながら、戦国時代の人物、事件、合戦などを『裏側』から照射するつもりである。『正史』だけではとらえることのできない、その隠された真相に迫ることができるのではないかと考えている。」
戦国史研究の第一人者、小田和氏による敗者から見た戦国史。歴史の常識が常に正しいとは限らない!
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彦根城下町検定公式テキストブック

彦根城下町検定公式テキストブック
出版社:サンライズ出版
発行日:2007年7月初版
ページ数:131P
編集:彦根商店街連盟
定価:1,000円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「彦根商店街連盟では、全国でも唯一商店街連盟が主催するというご当地検定『彦根城下町検定』を2005年より開催し、本年は第3回を迎えることとなりました。おかげさまで毎回多くの方に受検いただいております。そして受検されたみなさんから『受検参考書がほしい』とのご要請を受けて、このたび本書を発行することとなりました。」
滋賀県彦根市で今年は9月に開催される「彦根城下町検定」の公式テキスト。試験範囲のポイントが簡潔にまとめられている。過去問は本書には掲載されておらず、ホームページに前年の問題と解答が掲載されているので参考にできる。受検料が無料(第3回)となっているので、旅行を兼ねて彦根に出かけるというのはいかが?
彦根商店街連盟 彦根城下町検定ホームページ
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戦乱の空間 第6号

戦乱の空間 第6号
発行日:2007年7月初版
ページ数:113P
編者:戦乱の空間編集会
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
城郭を単独で捉えるだけではなく、歴史背景や地理的ルートの中での存在意義を考察する、戦乱の空間の第6号。販売価格がホームページでは1,500円となっているが、1,000円で購入できます。
高田徹氏の「山城・平山城の斜面」については日頃疑問に思っていた、山城や平山城の木々の繁茂について当時はどのようであったか、という点を考察していて興味深く読んだ。印刷の関係で、イラストは鮮明であるが、写真はきれいとは言えないが、城そのものというよりは空間のなかでの城の存在を考察する本シリーズは独特の視点であり、おもしろい。
戦乱の空間ホームページ

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岐阜城

岐阜城
発行:美濃文化財研究会
発行日:1990年8月初版
ページ数:71P
著者:横山住雄
定価:971円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「岐阜城に興味を抱いたのは、二十数年も前のことであった。当時は岐阜城館長として郷浩氏が勤務中で、落城七年説を強く提唱し、学者方と論争しておられた。私は十年説であり、いわば敵方になるが、雑談・論議をとりまぜて、親しくおつき合いを願い、度々岐阜城を訪れていたし、その頃ロープウェイ会社に犬山の高木課長がおられたこともあり、その御助力で測量機材を持ち上げて本丸の実測も進めた。その後も折を見て史料集めを続けてきたが、郷浩氏が故人となられた今日、私も今までの成果を一とおりまとめておきたいと思うようになり、思い切って筆を執った次第である。本書には、私が長年書き留めてきた『後斎藤氏』の原稿からも、その成果の一部を載せた。本丸実測図も収めたが、文字離れが進むんでいる今日のことなので、なるべく図と写真を多くして、目で見る岐阜城史となるように配慮した。」
別に紹介している「国宝犬山城図録」の著者による岐阜城の歴史解説本。こちらは図録とは銘打っていないので、文章もかなりあるが、写真(ただしほぼモノクロ)も多く、岐阜城の歴史の入門書としては最適あろう。

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国宝犬山城図録

国宝犬山城図録
発行:教育出版文化協会
発行日:1987年4月初版、1994年11月改訂二版
ページ数:71P
著者:横山住雄
定価:1,000円(税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「時代と共に、日本人の価値観は大きく変化してきた。今後またどのような理由で天守閣が存亡の危機に立つかは予測出来ないが、こうした文化遺産は、ぜひ永遠に後世に伝えてゆきたいものである。それと同時に、よく研究し、一般の人にもわかり易く説明することも大切である。」
図録と銘打つだけあって、写真が多く掲載されている。そのほとんどはモノクロであるが、昭和の修理のときの写真や図面など貴重な史料も掲載されている。説明文など文章はほとんどないので、写真資料として活用するのがよいでしょう。

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歴史群像 No.47 戦略分析旅順攻防戦、イラン・イラク戦争

歴史群像 No.47 戦略分析旅順攻防戦、イラン・イラク戦争
発行:学研
発行日:2001年5月6日
ページ数:216P
定価:886円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
現在も発売されている「歴史群像」の第47号。日本史の注目は「大谷吉継の関ヶ原」「関ヶ原の歩き方」「諏訪原城」「築城学入門」です。雑誌なので今となっては古本として入手するしかないのですが、歴史は新史料の発見でもない限り古くならないというのがよくわかります。古い雑誌を購入するときは特集以外の内容が不明な場合が多いので目次は参考にあるでしょう。
歴史群像ホームページ

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