週刊安土城をつくる 第99号

週刊安土城をつくる 第99号
発行:ディアゴスティーニ
発行日:2010年12月20日
ページ数:13P
定価:1,490円(5%税込)
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
週刊第99号。安土城築城の蛇石の話、映画「火天の城」でも描かれたエピソードあったのかなかったのか?
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安土城築城記 ディアゴスティーニ「週刊 安土城をつくる」

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小田原北条氏の城郭 -発掘調査からみるその築城技術-

小田原北条氏の城郭 -発掘調査からみるその築城技術-
編集・発行:東国中世考古学研究会
発行日:2010年11月27日
ページ数:182P
定価:3,150円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「今回のシンポジウムでは関東諸城の発掘調査事例のなかから、小田原北条氏が築いたと思われる堀、土塁、石垣を題材に、その築城技術を考えるものである。扱う城郭は、文献の上からも小田原北条氏との関わりが極めて高く、加えて考古学的な時間軸も一定の成果を得ているものが多い。考古学の視点による個性がでるものと期待される。」

書評:
11月27・28日に国陸近代美術館講堂で開催された同会のシンポジウム冊子。専門的な内容であるが、最新の発掘調査結果を知ることができる。当日のシンポジウム事例報告はページが少なめで、発表で捕捉されたであろう内容まではうかがい知ることはできないが、紙上報告として当日発表されていない発掘事案も掲載されている。
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伊那の古城 改訂版

伊那の古城 改訂版
著者:篠田徳登
出版社:ほおずき書籍
発行日:1971年3月初版、2010年9月改訂版
ページ数:379P
定価:2,000円(5%税込)
オススメ度:★★★★☆
書評:
「著者のライフワークとして昭和39年から『伊那毎日新聞』に連載されていた「古城物語」を集成。羽場城、松島城、上ノ平丸山城など、上伊那地方にある古城の歴史をまとめた城塞記録史。著者による挿画も豊富に掲載。〔初版:伊那毎日新聞社 1971年刊〕」
旧版より文字が大きくなっているそうな。初版発行時期の特徴として文章中心ですが、随所に挿入されているイラストに味がありますね。著者自らが現地をめぐって集めた情報ということだけあり、とても詳細な城案内となっています。伊那地域の城に興味ある方は持っていて損はないですよ。
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私説 弘前城ものがたり -知られざる築城の謎-

私説 弘前城ものがたり -知られざる築城の謎-
著者:田澤正
出版社:北方新社
発行日:2010年11月
ページ数:121P
定価:1,260円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「弘前城は、為信嫡男信建が慶長8年に築城を開始し、志半ばで没したのち、慶長12年に為信が完成させた−。従来説と異なる築城の経緯と、幻の2代藩主信建の実像に迫る。『陸奥新報』連載を大幅に加筆して単行本化。」
こういう通説に横槍を入れるような本も歴史本として楽しいです。記事として作成されただけあって読みやすく、写真が多いところもおすすめです!
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歴史を歩く VOL.1 特集お江

歴史を歩く VOL.1 特集お江
出版社:辰巳出版
発行日:2010年12月
ページ数:102P
定価:1,260円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「特集は「お江」。津本陽、童門冬二、志茂田景樹らが波瀾万丈のお江の人生を解説するほか、お江たち浅井三姉妹にまつわるゆかりの地を案内する。「忠臣蔵を歩く」も掲載。持ち歩きマップ付き。」
来年の大河ドラマ「江」と年末の映画「最後の忠臣蔵」をターゲットに旅のコースを提案する本。寄稿に井沢元彦、津本陽、童門冬二、小和田哲男、志茂田景樹と著名人を並べているが、カラーが巻頭と巻末にわずかというのは・・・・予算が足りなくなったのか?
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浅井三姉妹を歩く 大河ドラマ 江~姫たちの戦国~の舞台

浅井三姉妹を歩く 大河ドラマ 江~姫たちの戦国~の舞台
編集:長浜市長浜城歴史博物館
出版社:サンライズ出版
発行日:2010年11月
ページ数:111P
定価:1,575円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「運命に翻弄された茶々、初、江の浅井三姉妹。彼女たちが歩んだ人生をたどりながら、近江、越前、京都、江戸と、ゆかりの城跡と城下町をめぐる。地図やアクセス情報も収録。」
来年の大河ドラマ「江」で日本一盛り上がる長浜から発行された関連史跡ガイド本。江は生まれて数ヶ月で長浜の地を離れているので、内容もさすがに長浜ばかりとはいかなかったらしく、関係する地をバランスよく解説しています。あくまで史跡ガイド本なので、歴史を詳しく知りたい方は同社の「戦国大名浅井氏と北近江 -浅井三代から三姉妹へ-」を合わせてどうぞ。
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週刊真説歴史の道 第41巻 足利義昭 亡命政権「鞆幕府」

週刊真説歴史の道 第41巻 足利義昭 亡命政権「鞆幕府」
発行:小学館
発行日:2010年12月14日
ページ数:34P
定価:580円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
今号は足利義昭の亡命の道。信長に担がれて京に入るまでと、そこから信長に追われて亡命、そして対立のため鞆に幕府を置くまで道のりを紹介する。
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週刊安土城をつくる 第98号

週刊安土城をつくる 第98号
発行:ディアゴスティーニ
発行日:2010年12月13日
ページ数:13P
定価:1,490円(5%税込)
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
週刊第98号。今号は組み立てガイドのページが多いので、コラムは「覇王信長の世界」のみ。織田信長の二男信雄はあまり優秀な武将ではなかったようだが、父に黙って伊賀を攻めて大敗をきしている。
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安土城築城記 ディアゴスティーニ「週刊 安土城をつくる」

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甲賀市史 第7巻 甲賀の城

甲賀市史 第7巻 甲賀の城 甲賀市史 第7巻 甲賀の城
編集:甲賀市史編さん委員会
発行:滋賀県甲賀市
発行日:2010年12月1日
ページ数:478P+33P+付録ブックレット「甲賀戦国の城を歩く」20P
定価:3,500円(5%税込)
オススメ度:★★★★☆
書評:
「総数200に迫る甲賀市域の中・近世城郭に対し新たに現地調査を実施。確認できる城跡の全てを詳細な縄張図を付して紹介。その特徴を最新の城郭研究の成果に基づき解き明かします。付録として城郭探訪のしるべとなるガイドブック『甲賀戦国の城を歩く』が同梱されます。待望久しい甲賀の城案内の決定版!」
市史として城のみで一冊を刊行したのは初めてではないでしょうか。(石造物や城下町と合冊になっているものはありましたが)市史編纂に伴い、再調査されたので甲賀地域に関する最新情報が詰め込まれています。という意味でもお薦めです。これまで方形単郭と特徴付けられてきた甲賀地域の城は、実はそれだけではなかったということで、これまでの城郭研究史にも一石を投じています。付録ブックレットはこれから城跡散策を始める方にもピッタリの小冊子となっています。
最新巻のごあんない 第7巻 分野編 「甲賀の城」  平成22年12月刊行

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甲賀流 忍術屋敷伝

甲賀流 忍術屋敷伝
発行:甲賀流忍術屋敷
発行日:1993年4月初版、2003年12月第二版
ページ数:56P
定価:1,100円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
忍者の住宅として唯一現存する望月家は甲賀忍者の筆頭だった家であり、そこで編集された忍者の概説書です。忍術屋敷受付で購入できます。

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