津山城 資料編 解説

津山城 資料編 解説
編集・発行:津山市教育委員会
発行日:2002年1月31日
ページ数:80P
定価:500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「本書は津山城に関する資料を集成した『津山城資料集』『津山城資料編Ⅱ』の解説である。内容は、絵図資料の寸法・時期・概要、古写真の考証及び古文書の概要である。」

津山市教育委員会で収集した津山城に関する資料集2冊の解説書です。資料の出所を記載しているのみなので、絵図や古文書の内容解説まではありません。「津山弥生の里文化財センター」または「津山郷土博物館」で購入することができます。
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津山城 資料編Ⅱ

津山城 資料編Ⅱ
編集・発行:津山市教育委員会
発行日:2001年1月10日
ページ数:133P
定価:1,500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「本書は津山城に関する資料の集成である。内容は、絵図資料21点、古写真22点及び古文書3点により構成し、絵図資料、古写真、古文書の順に掲載した。」

津山市教育委員会で収集した津山城に関する資料集の第2集です。本書では資料を羅列しているに過ぎないので、別冊「津山城 資料編 解説」とともに利用して下さい。本書は残念ながら品切状態であり再販を待つ他ありません。古書も少し出回っていますが、非常に高価です。「津山弥生の里文化財センター」の書類頒布リストは更新されていないので、掲載されていますがすでに品切れです。
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津山城 資料編

津山城 資料編
編集:津山市教育委員会
発行日:2000年1月20日
ページ数:258P
定価:3,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「本書は津山城に関する資料の集成である。内容は、絵図資料57点、古写真12点及び古文書9点により構成し、絵図資料、古写真、古文書の順に掲載した。」

津山市教育委員会で収集した津山城に関する資料集の第1集です。本書では資料を羅列しているに過ぎないので、別冊「津山城 資料編 解説」とともに利用して下さい。
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世界の遺産 姫路城

世界の遺産 姫路城
出版社:神戸新聞総合出版センター
発行日:1994年8月初版
ページ数:254P
編者:播磨学研究所
定価:1,700円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「播磨学研究所では、姫路城が世界文化遺産に指定されるのを機に、1993年10月から12月にかけ、姫路城の再発見を促す願いを込めて、姫路市文化センター、姫路独協大学を会場に、『播磨学講座・世界遺産としての姫路城』を開催しました。講師を快く引き受けて下さった先生方はもちろん、予想を越えて参加していただいた多くの受講者の熱意に支えられ、充実した公開講座になったと考えております。本書は、この播磨学講座における講演を一冊にまとめたものです。日本文化の国際的位置付けとその中における姫路城の文化史的意味をはじめ、建築美の秘密、そして城をとりまく多彩な人間模様などが多角的に語られています。姫路城の『巨大さ』を改めて浮き彫りにするとともに、世界遺産としての条件を申し分なく満たしていることも明らかになったはずです。国際的な視野も含めて、姫路城を中心に総合的に解明した初めての書ではないかと密かに考えています。」
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史話 明石城 のじぎく文庫

史話 明石城 のじぎく文庫
出版社:神戸新聞出版センター
発行日:1975年11月初版
ページ数:116P
著者:黒田義隆
定価:700円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「はじめに」や「あとがき」がないので正確なところは分からないが、著者略歴を見ると、「明石市政だより」に掲載した「明石の史話」をもとにして再構成したものと思われる。「史話明石城」となっているが、城に関することに限らず城下で起こった出来事も広く収集している。

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広島城四百年

広島城四百年
出版社:第一法規
発行日:1990年5月初版
ページ数:253P
編集:中国新聞社
定価:2,000円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「素朴な疑問ほど、答えるのが難しいものだ。毛利輝元はなぜ広島に築城したのか。石や木材はどこから運び、どうやって築いたのか。そして城下町の人々はどんな暮らしをしていたのか。こんな素朴な疑問を解き明かしてみたいというのが、そもそもの出発点だった。」
中國新聞社で昭和63年1月から1年半連載された記事をまとめたもの。とはいえ、一般の新聞記事のような軽い記事ではなく、可能な限り原史料にあたったというアプローチは一歩突っ込んだ記事となっている。
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吉田 -吉田町の史跡と文化財-

吉田 -吉田町の史跡と文化財-
発行:吉田町産業振興課
発行日:2003年3月初版
ページ数:31P
監修:吉田町歴史民俗資料館(現在の吉田歴史民俗資料館)
定価:不明
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
吉田町にある郡山城跡をはじめとする史跡や文化財のガイドブック小冊子。数年前の訪問時に吉田町歴史民俗資料館で購入しました。数百円だったと思いますが、現在でも販売されているかは不明です。各項目簡潔に説明されていて持ち歩くには調度よいのですが、地図が掲載されていないので別に地図を用意する必要があります。

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備後史夜話 戦国から阿部家五代まで

備後史夜話 戦国から阿部家五代まで
出版社:山陽新聞社
発行日:1994年7月初版
ページ数:302P
著者:森本繁
定価:1,650円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「郷土史家の通弊は、自分が研究し、発掘した歴史的帰結を確信するあまり、他人の研究や理論に耳を傾けようとしないことである。年少者には比較的にそうした傾向は少ないが、もしあるとすれば、その人の歴史家としての進歩はとまってしまう。もう古希に近い年齢に達して、わたしにもそのような傾向が多分にある。そうした観点で自省の意味を含めて、備後の歴史を見つめ直したのが、この書物である。」
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三刀屋氏とその城郭

三刀屋氏とその城郭
編集・発行:三刀屋城跡調査委員会
発行日:1985年6月初版
ページ数:226P
著者:白井伸昂、池田芳雄
定価:1,800円+税(限定500部)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「かねてから、三刀屋城は、富田城、三沢城とともに出雲の三城と呼ばれ、山城の代表的なものとして注目されている。そして、戦国時代尼子氏と毛利氏の攻防のはざまにあって、数多くの戦記を残している。しかし、そのわりにはこれまで史家の踏破がなく、三刀屋城にかかわる著述もなく、あまり脚光を浴びていないのが不思議な気がする。昭和57年7月刊行の三刀屋町誌編集にあたり、三刀屋氏にかかわる各種資料を検討し、その系譜はもとより、14代三百四十年の史実を明らかにするとともに、三刀屋氏をめぐる当時の雲陽の動きが一層はっきりしてきた。その上に三か年にわたる三刀屋城跡の踏破によって、城郭の解明が進むにつれ、なおさら三刀屋氏の強力な姿がほうふつと蘇ってきた。」
島根県の三刀屋城研究に関する現在の到達点を示した書。発行部数が少ないので入手が非常に困難である。三刀屋氏に関する文書「三刀屋文書」については先に刊行された三刀屋町誌よりも詳細に掲載されている。

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英賀城史

英賀城史
出版:駟路の会
発行日:1976年5月初版
ページ数:118P
著者:西木馨
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「最近英賀城の歴史と、城主三木氏に就きまして、従来の説に研究が加えられ、新しい説が発表されるようになりました。これはとりもなおさず、英賀城の歴史に対する、世論と関心の高まりを示すもので喜びに堪えません。然るにその大かたは文献と、古文書を資料として作られるせいか、机上論に終っているように思われてなりません。これは地元住民の責任で、地元住民がもっと積極的に郷土の歴史に取組み、埋れた遺蹟や資料、その他口伝に残るもの等を公開して、郷土史の啓蒙に努めなくてはなりません。そうした観点から不肖・馨は、浅学微才を省りみず、再び英賀城史を書くことに致しました。」
地元の方による英賀城の歴史。姫路城史や飾磨郡史などからの抜粋が多いようですが、著者が集めた地元ならではの伝承も加えれており貴重な書籍です。今回古書として偶然入手できたものですが、地元図書館のほかはあまり出回っていないようです。
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※Amazonに掲載されているのは同著者による資料編です。

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