絵図の世界 -出雲国・隠岐国・桑原文庫の絵図-

絵図の世界 -出雲国・隠岐国・桑原文庫の絵図-
出版社:ワン・ライン
発行日:2006年8月初版
ページ数:149P+附図1枚
編集:島根大学附属図書館
定価:2,286円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
本書は、平成17年11月21日~12月2日まで島根大学附属図書館で開催された企画展「絵図の世界 -出雲国・隠岐国・桑原文庫の絵図-」の図版・解説、および平成17年11月26日に行なわれた絵図展講演会の記録である。
絵図のデジタル化に取り組んでいるというだけあって本書も良い紙に鮮明な印刷で、絵図の細かい文字も読むことができます。そのため薄い本にもかかわらず、意外に重量があります。
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岡山の城と城址 岡山文庫19

岡山の城と城址 岡山文庫19
出版社:日本文教出版
発行日:1968年11月初版、1973年2月3版
ページ数:186P
著者:市川俊介、藤井駿、坂本一夫
定価:550円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「今日に残る城は、城といっても、ただ石垣や濠を残すだけのものが多い。『荒城の月』がさびしく城址を照らし、『兵どもの夢』のあとには薄の穂がゆらいでいる。しかし、それらの城址は、われわれの人生に無限の哀感をそそるとともに、また祖国の歴史の重みをかみしめさせてくれる。岡山県下に残されている古城は六百におよぶ。いま、それらの中から、主なる三十六の城と城址を選んで撮影し解説を加えた。もとより学術的な書物ではない。史跡踏破を好む方々へのガイドともなれば幸甚である。」
岡山の代表的な城郭ガイド。編集途中で専門のカメラマンに任せたという写真は、編集当時の城の姿がよくわかり、古写真を含めて、多くの写真が掲載されている。
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備中高松城水攻の検証 附 高松城址保興会のあゆみ

備中高松城水攻の検証 附 高松城址保興会のあゆみ
発行日:1999年11月初版
ページ数:237P
編者:林信男
定価:2,100円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
高松城址保興会の副会長で、長年高松城の水攻めに取り組んでいる編者が集大成としてまとめたのが本書である。巻頭の1985年の洪水時の写真を見ると、水攻めは歴史的真実だと思わずにいられない。自費出版のようなので入手が困難かもしれません。

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ひょうごの城紀行・上 のじぎく文庫

ひょうごの城紀行・上
出版社:神戸新聞総合出版センター
発行日:1998年4月初版
ページ数:302P
編者:朽木史郎、橘川真一
定価:1,500円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「兵庫の城と言えば、多くの方が、姫路城を連想されるであろう。たしかにこの城は、兵庫県を代表するだけでなく、日本の名城中の名城であり、平成5年には、世界文化遺産として、わが国の第1号に登録され、まさに世界の名城の一つとなった。しかし、姫路城だけが兵庫の城ではない。瀬戸内から日本海まで、古来、一畿三道、旧5ヶ国に広がる兵庫県土に培われた人びとの歴史は、日本史の縮図であると言われるように、近世19藩の城をはじめ、戦国合戦の舞台となった城は勿論、城史も城主も分らない遺構を、数えると千城を越え、兵庫県は、城の博物館と言っても過言でなかろう。」
上下巻で71城、上巻では36城紹介する。

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ひょうごの城紀行・下 のじぎく文庫

ひょうごの城紀行・下 のじぎく文庫
出版社:神戸新聞総合出版センター
発行日:1998年12月初版
ページ数:290P
編者:朽木史郎、橘川真一
定価:1,500円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書に収録の城は、凡例に述べたように、兵庫県内に所在する中世以来、千余の中から71城を選んでいる紀行しているが、全国に城の数は、つい二十数年前には二万とも三万とも推定され、近年では五万を越えるとさえいわれるようになった。上巻の巻頭に『兵庫県は、城の博物館である』と述べた。今日の博物館は、古いものをケースの中に陳列するだけでなく、そのものに語らせ、先人の知恵を学び、よりよい暮しの文化創造の糧にすることが使命であるように、県内各地の城跡を身近な博物館として甦らせ、生涯学習の場に活用してほしいとの願いでもある。」
上下巻で71城、下巻では35城紹介する。

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城郭研究室年報 第15号

城郭研究室年報 第15号
発行元:姫路市立城郭研究室
発行日:2006年3月31日初版
ページ数:197P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
日本城郭センター(姫路市立城郭研究室)の年度事業をまとめた会報。姫路城を中心に全国の城郭研究の論文が収録されている。姫路城の城郭修理の概要を知るには第一の資料となる。
今号の論文は佐用郡における城館に関するもの1本。
姫路市立城郭研究室のホームページの刊行物ページから購入できる。
姫路市立城郭研究室ホームページ

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城郭研究室年報 第14号

城郭研究室年報 第14号
発行元:姫路市立城郭研究室
発行日:2005年3月31日初版
ページ数:269P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
日本城郭センター(姫路市立城郭研究室)の年度事業をまとめた会報。姫路城を中心に全国の城郭研究の論文が収録されている。姫路城の城郭修理の概要を知るには第一の資料となる。
今号には2001年から行ってきた中世城館跡調査の途中経過として一部城館跡を紹介している。
姫路市立城郭研究室のホームページの刊行物ページから購入できる。
姫路市立城郭研究室ホームページ

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城郭研究室年報 第13号

城郭研究室年報 第13号
発行元:姫路市立城郭研究室
発行日:2004年3月31日初版
ページ数:157P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
日本城郭センター(姫路市立城郭研究室)の年度事業をまとめた会報。姫路城を中心に全国の城郭研究の論文が収録されている。姫路城の城郭修理の概要を知るには第一の資料となる。
今号の詰城・居館部に関する一考察は面白い。
姫路市立城郭研究室のホームページの刊行物ページから購入できる。
姫路市立城郭研究室ホームページ

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城郭研究室年報 第12号

城郭研究室年報 第12号
発行元:姫路市立城郭研究室
発行日:2003年3月31日初版
ページ数:185P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
日本城郭センター(姫路市立城郭研究室)の年度事業をまとめた会報。姫路城を中心に全国の城郭研究の論文が収録されている。姫路城の城郭修理の概要を知るには第一の資料となる。
今号には漆喰の材料となる苆(すさ)材の製造の工程をカラー写真で載せている。
姫路市立城郭研究室のホームページの刊行物ページから購入できる。
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城郭研究室年報 第11号

城郭研究室年報 第11号
発行元:姫路市立城郭研究室
発行日:2002年3月30日初版
ページ数:131P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
日本城郭センター(姫路市立城郭研究室)の年度事業をまとめた会報。姫路城を中心に全国の城郭研究の論文が収録されている。姫路城の城郭修理の概要を知るには第一の資料となる。
今号には漆喰の材料となる海苔材の製造の工程をカラー写真で載せている。
姫路市立城郭研究室のホームページの刊行物ページから購入できる。
姫路市立城郭研究室ホームページ

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