発行:大和高田市教育委員会
発行日:1986年9月1日
ページ数:20P+図版8P
編集:奈良県立橿原考古学研究所
定価:不明
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
中世の万歳氏の統治した万歳平城の推定値での発掘調査であったが、城跡の遺構は見つからなかったようだ。現在まで掘の一部と見られる池が残っていることから中世でも沼地であったであろうことが推定されている。
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秀吉を襲った大地震 地震考古学で戦国史を読む
自主研究 金沢城辰巳櫓12 北國TODAY VOL.58
週刊真説歴史の道 第6巻 織田信長2雨の桶狭間
発行:小学館
発行日:2010年3月30日
ページ数:34P
定価:580円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
今年は今号で紹介されている桶狭間の舞台をめぐってみたいです。
小学館「真説歴史の道」専用サイト
風雲 肥前戦国武将史 -戦国武将伝と山城散歩-
出版社:佐賀新聞社
発行日:1995年1月1日
ページ数:426P
著者:木原武雄
定価:2,427円+税 絶版
オススメ度:★★★★☆
書評:
「一色、今川、渋川、松浦党、龍造寺、神代、筑紫・・・。肥前を舞台に活躍した戦国武将たち。攻防の拠点となった城の構造、実態を長年の調査で解明し、彼らの盛衰をたどる。城郭想定法(学)と歴史発見。」
この本はスゴイです。「山城散策」と軽い題名となっているが、佐賀県を中心に300以上の中世城郭が掲載され、それに縄張り図や写真、解説が付いているのです。これを一人調査し、まとめた著者の木原さんもすごいですが、地方出版社が扱う内容でもないですね。あまり売れそうにない・・・。ということもあるのか、佐賀県の城郭調査には又とない内容の本ではあるのですが、現在入手が難しいです。今城ブームが再来しているので再販してくれるとうれしいですね。
よみがえる輝き 名古屋城本丸御殿障壁画復元模写
発行:名古屋城本丸御殿PRイベント実行委員会
発行日:2009年9月18日
ページ数:79P
編集:名古屋城管理事務所
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「昭和二十年の空襲により本丸御殿は天守閣とともに炎上しましたが、障壁画の大半は空襲直前にとりはずされていたため焼失をまぬがれました。現在、千面を超える障壁画が、重要文化財に指定され保存されています。名古屋市では、障壁画を修理し後世に伝えると同時に、創建時のあざやかな色彩を再現するため復元模写事業に取り組んでまいりました。」
平成21年9月に名古屋ボストン美術館で開催された特別展の図録。複写とは言え、本物を忠実に模写したものであるので、本丸御殿にどのような障壁画があったのかがわかり、非常に貴重です。早く実際の御殿で展示されているところを見たいですね。
週刊安土城をつくる 第61号
発行:ディアゴスティーニ
発行日:2010年3月30日
ページ数:13P
定価:1,490円(5%税込)
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
週刊第61号。信長ゆかりの人物は武田信玄の五女「於松」、信忠の婚約者であったが、破局により18歳で落飾したという、悲劇ですね。
ディアゴスティーニ「安土城をつくる」専用サイト
尾張藩徳川家上屋敷跡(新宿区市谷本村町遺跡) 大蔵省印刷局市谷倉庫増築に伴う緊急発掘調査報告書
御嶽公園館跡 -緊急地方道路整備事業象潟矢島線に係る埋蔵文化財発掘調査報告書- 秋田県文化財調査報告書第311集
発行:秋田県教育委員会
発行日:2001年3月
ページ数:72P+図版20P
編集:秋田県埋蔵文化財センター
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「この度、緊急地方道路整備事業象潟矢島線に係る御嶽公園館跡の発掘調査を実施しました。調査の結果、中世城館の一端が確認され、また縄文時代や近世における生活の痕跡も僅かに検出されました。」
御嶽公園館跡は、その大部分が植林による杉林や雑木林で覆い隠されてしまっているが、自然地形を利用して部分的に帯曲輪や腰曲輪のような段築、切岸、土塁を伴う空堀、段築と石囲いによって方形に区画された曲輪群が残っているという。
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