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発行:学研
発行日:2009年9月6日
ページ数:192P
定価:933円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
現在も発売されている「歴史群像」の第97号。日本史の注目は「小牧・長久手戦役」「長谷堂城攻防戦」です。特集以外の内容が不明な場合が多いので目次を参考にして下さい。
歴史群像ホームページ

向羽黒岩崎城 現状遺構確認調査・測量調査報告書
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著者:西ヶ谷恭弘
発行:本郷町教育委員会
発行日:1987年3月15日
ページ数:62P(図版含む)+付図1枚
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「本郷町では、昭和五十七年度に、向羽黒山城跡附近に施工した、白鳳山生活環境保全林整備事業との関連から、向羽黒山城跡二の丸、三の丸開発事業関連発掘予備調査を実施いたしましたが、向羽黒山城跡全体の測量図や解説書も作るべきだという県教育庁文化課の御指導もあって、昭和五十八年度に航空測量による測量図を作成、同年春、立正大学文学部講師であり、日本城郭史学会幹事長として活躍されており、日本有数の城郭研究家でもある西ヶ谷恭弘先生、県教育庁文化課専門文化財主査渡部正俊先生のお二人に現地踏査を実施していただき、昭和六十年度に西ヶ谷先生に向羽黒山城跡の解説の執筆をおねがいして、ようやく発刊の運びとなった次第であります。」
書評:
会津の南防御の要であり、天地人放映で再び脚光を浴びている向羽黒岩崎城の遺構現況調査報告です。詳細な縄張図つき。
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戦国武将お墓参り手帖
週刊安土城をつくる 第31号
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発行:ディアゴスティーニ
発行日:2009年9月1日
ページ数:13P
定価:1,490円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
週刊第31号。織田信長は比叡山焼き討ちや蛇石信仰などの行為により無神論者のように思われているが、伊勢神宮や熱田神宮とのかかわりから人並みの信心があったことを紹介している。
ディアゴスティーニ「安土城をつくる」専用サイト

よみがえる白石城
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出版社:碧水社
発行日:1999年5月2日
ページ数:79P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
戦後初めて木造建築として復元された白石城天守を中心に、白石城の歴史を解説する。復元されたばかりの天守を見る事ができる貴重な写真集としてもおすすめである。
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長井戸城 第1次・第2次発掘調査報告 日本城郭史学会調査報告第4集
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発行:日本城郭史学会
発行日:1986年3月30日
ページ数:90P+図版32P+付図4枚
定価:2,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「境町は、古く利根川と江戸川の分岐点として、千葉県関宿町を経て江戸への水運の道が開かれ交易、運輸の機能を備えた川の港として繁栄した町であります。長井戸城は、築城年代は不明でありますが戦国期の天文二十三年に城主菅谷左京の頃落城されたと語り継がれて参りました。」
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守山城跡範囲確認調査概報Ⅱ
守山城跡範囲確認調査概報Ⅰ
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発行・編集:高岡市教育委員会
発行日:2007年3月31日
ページ数:26P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「これまでに高岡市域で確認されている城跡は三〇箇所を数え、高岡城や木舟城、そして守山城という県内有数の城館遺跡が市内に所在しています。とりわけ、南北朝期に文献史料に登場する守山城は、越中西部の拠点的な城郭として長く機能しました。さて、高岡市教育委員会では、平成十八年度から前田利長墓所の詳細調査を開始したほか、将来的には高岡城の詳細調査にも撮りかかる準備を進めています。そして、守山城についても前田家関連史跡としてその内容を明らかにし、文化財として保護することを目的とする範囲確認調査を開始したところです。」
松倉城、増山城と並び「越中三大山城」の一つとされながら指定文化財となっていない守山城跡に関する本格的な範囲確認調査報告書です。本書では、現在判明している守山城の史料をまとめている。現在2冊まで発行されているので、一緒にどうぞ。
2009年8月29日に高岡市立博物館で開催された特別講演会会場で購入した。後日、高岡市福岡歴史民俗資料館で販売されているのを見つけた。
木舟城跡発掘調査報告 -範囲確認調査報告-
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発行・編集:福岡町教育委員会
発行日:2002年3月29日
ページ数:108P+図版14P
定価:2,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「木舟城跡は、天正13年(1585)11月に発生したとされる天正大地震によって壊滅的な被害を受け、城主前だ秀継夫妻の命を奪った悲劇の城としてその名が知られています。福岡町はこの城の範囲確認を目指し、平成8年度『木舟城跡調査検討委員会』を設け、発掘調査はもちろんのこと文献調査・電気・レーダー探査など総合的な調査を継続して行ってきました。調査の結果、これまで『幻の城』と形容されることもあった木舟城の範囲を確認することができました。発掘調査により発見された遺構や多彩な出土遺物は、戦国時代の木舟城の姿を現在に伝える貴重な資料となるものです。」
天正13年の天正大地震によって倒壊した木舟城は、長い間その範囲が不明であった。本書はその範囲調査を多角的に行った成果が収録されている。2009年8月29日の高岡市立博物館の特別講演会の会場で購入しました。
後日、高岡市福岡歴史民俗資料館でも販売しているのを見つけました。
木舟城下いま昔 メディアが伝える城下物語
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出版社:楓工房
発行日:1995年8月
ページ数:268P
著者:初瀬部乗侯
定価:3,000円(5%税込)
オススメ度:★★★★☆
書評:
「前回の拙著『小さな町の戦国ロマン』においては、最後の城主・石黒左近の武将像に焦点をおいたが、木舟城を語るとき、その後の動向と繰り返される悲劇によって廃城となるまでを概説しなければ、戦国ロマンは終わらない。その意味から、第一編に悲劇の経緯をまとめた。第二編は、草稿のまま保存されている『蓑のしずく』の中から寺の草創に関するものを抜粋させていただいた。第三編は物語を交え、郷土に引き継がれてきたメディアをもとに、白山大地震前後の郷土文化を垣間見ることを試みた。三編を通して、本書を資料のつづりに終わらせるのではなく、息の通った郷土史という側面を持つものにしたいのが筆者の試みである。本書は『木舟城下いま昔』の第三部作であり、これをもって終結したい。」
著者は宝性寺の住職である。地元の発展の基礎である木舟城下町の歴史について、史料を調査し、遺物を探してまとめた集大成の一冊である。書名は「木舟城下いま昔」が抜けていて、一体何の本なのかわからないが、れっきとした木舟城を中心とする郷土史本である。図版はカラーで収録されていて、図録としての利用もできる。惜しいのは発行部数が少なかったのか、入手が非常に困難なのが残念である。

