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編集:地下鉄7号線溜池・駒込間遺跡調査会
発行日:1995年5月20日
ページ数:336P
発行:帝都高速度交通営団
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「本調査会は、地下鉄7号線溜池・駒込間建設工事に伴う埋蔵文化財調査のため、関係する東京都と千代田区、港区、新宿区、文京区の四区と帝都高速度交通営団が中心となり、結成されました、この路線は、史跡江戸城外堀跡を中心として、都市江戸の中心部を縦断するもので、遺跡調査地点は8カ所の駅舎部分と6カ所の換気口にあたり、非常に多くの遺跡が確認されました。」
続きを読む 江戸城外堀跡 赤坂御門・喰違土橋 地下鉄7号線溜池・駒込間遺跡発掘調査報告書3
投稿者: Tadashi
第34回特別展 高松城と栗林園
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編集・発行:高松市歴史資料館
発行日:2003年10月4日
ページ数:36P
定価:700円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「天正16年生駒親正によって城が築かれ城下町として生まれたのが、現在の高松市でございます。現在、築城より四百十五年を経過したところですが、その間、多くの出来事がありました。城主は生駒氏から松平氏に変わり、明治維新により街は大きく変貌を遂げました。そのような変遷のなかで、高松の江戸時代を伝えてくれる数少ない場所が、今回テーマとして取り上げた玉藻公園と栗林公園でございます。今回の展示では、高松城と栗林園がどのような過程で成立していったのか考えるとともに、身を削ぐようにして変わらざるを得なかった明治時代、そして大正時代から現在までの変貌を追ってみたいと存じます。」
高松市歴史資料館で平成15年10月4日から11月9日まで開催された特別展図録。城絵図や庭園絵図がいくつも紹介されている。縮小してあるので詳細まではわからないが、カラーで掲載された絵図の数々は見ていても楽しい。
にっぽんの名城 現存十二天守 DVDBOX
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出版社:宝島社
発行日:2009年3月
内容:DVD-ROM2枚組
定価:980円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「創建当時の建物を修復や改築などを繰り返しながら、当時に近い姿を維持、保存してきた12城の天守を十年の歳月をかけて撮影した貴重な映像の数々」
DVD150分ですよ。以前「にっぽんの名城」として2冊の本付きDVDとDVDのみまとめたDVD-BOXを販売していましたが、今回は「現存12天守」というキーワードでまとめた2枚組です。楽しみに購入しましたが、まだ見ていません。前回の映像との重複はあるとは思いますが、150分の映像で980円!これだけでもお得だと思いませんか?

にっぽn
史跡岩畧寺城
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編集・発行:音羽町教育委員会
発行日:1980年5月
ページ数:19P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「音羽町におきましても、このような情況にかんがみ、城館に関する調査をし、その成果を紹介しようとするものです。昭和54年度の第1期調査は岩畧寺城(通称 長沢山城)をとりあげ、その実測を中心としそしてその歴史的背景を示す資料から、中世における岩畧寺城の特性を明らかにしようといたしました。」
書評:
本書は岩畧寺城の実測調査の報告書となっている。実測図とともに、各曲輪や堀、虎口の写真を掲載する。
続きを読む 史跡岩畧寺城
特別展 長久手の中世 -その城館跡を中心に-
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編集・発行:長久手町教育委員会
発行日:1989年1月
ページ数:51P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「史跡長久手古戦場が、国指定を受けたのが昭和14年9月7日であり、本年が史跡指定50周年となります。その事業の一環として特別展を企画しました。町内には、大草城・岩作東城・長久手城・福岡太郎右衛門館などの城館があり、それらの城や近隣の市町の城を取り上げて展示しました。」
昭和63年11月から翌年1月まで、長久手町郷土資料館で開催された同名の特別展の資料。展示されたパネルをそのまま掲載しているような体裁であり、簡潔にまとめられている。市販されていたものかどうか、発掘調査報告書と同じ編集方法なので非売品だったのか。
週刊安土城をつくる 第20号
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発行:ディアゴスティーニ
発行日:2009年6月16日
ページ数:13P
定価:1,490円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
週刊第20号。「安土城の厠の妖怪」の話はなかなか面白かった。
ディアゴスティーニ「安土城をつくる」専用サイト

全脳思考 結果と行動を生み出す1枚のチャート
織田信長の戦い1 桶狭間・信長の「奇襲神話」は嘘だった
歴史の道調査報告書 山陽道 岡山県歴史の道調査報告書第一集
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発行:岡山県文化財保護協会
発行日:2002年3月
ページ数:50P+付図13P
編集:岡山県教育委員会
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「岡山県教育委員会では国庫補助を受けて、平成三年度から三か年計画で、県内の主要な近世の『道』とその周辺を調査し、記録にとどめることといたしました。第一年次の本年度は『西国街道(山陽道)と倉安川』『津山往来』、『高瀬通しと玉島往来』を調査し、その現状を明らかにいたしました。」
平成に入ってから全国で国庫補助による歴史の道調査が行われたが、本書も岡山県で行われた調査の一冊である。道は歴史を語るということで、日々変わりゆく姿を少しでも多く記録しておこうという試みは大事なことである。道と集落や城の関係は深く、古の道の位置を知ることでなぜそこに人がいたのかが分かることも多いので非常に参考になる。