![]()
出版社:岡山リビング新聞社
発行日:1992年7月
ページ数:197P
著者:市川俊介
定価:1,068円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「備前の国は、絢爛豪華な大輪の花を咲かせた古代吉備文化の中核として繁栄した。この地は気候や豊沢な土地という自然条件に恵まれ、中世の戦乱暗黒時代に、幾多の武将が争奪を繰り返した。この足跡については、昨年春、『岡山城物語』(上巻)で発行した。この度、『岡山うらばな史~烏城物語』(リビングおかやま)に連載した後半の『江戸時代』を『岡山物語』(下巻)として上梓することになった。リビング新聞に、過去6年間、265回連続掲載した。」
郷土史に分類できる地元新聞に掲載された記事を加筆修正して掲載している。もとが新聞記事ということもあり非常に読みやすい。最近は増えてきた地元郷土史の本であるが、本書のように一昔の本となると絶版しているものが多く、入手が困難なのが残念である。

投稿者: Tadashi
ツレがうつになりまして。
![]()
出版社:幻冬舎
発行日:2009年4月
ページ数:134P
著者:細川貂々
定価:457円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「スーパーサラリーマンだったツレがある日、突然『死にたい』とつぶやいた。会社の激務とストレスでうつ病になってしまったのだ。明るくがんばりやだったツレが、後ろ向きのがんばれない人間になった。もう元気だったツレは戻ってこないの?病気と闘う夫を愛とユーモアで支える日々を描き、大ベストセラーとなった感動の純愛コミックエッセイ。」
先週金曜日からNHKで始まったドラマの原作本。ドラマを見た後で偶然書店で見かけたので購入してみた。この本漫画なのですが、うつに関する知識を分かりやすく教えてくれます。ドラマと原作は微妙に違うようですよ。


週刊安土城をつくる 第17号
![]()
発行:ディアゴスティーニ
発行日:2009年5月27日
ページ数:13P
定価:1,490円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
週刊第17号。「覇王信長の世界」は堺の話。摂津・河内・和泉の3国の国境に開けた町だそうで、地勢が町名になっている典型的な例ですね。
ディアゴスティーニ「安土城をつくる」専用サイト

北國文華 2008春 第35号
大谷口 松戸市大谷口小金城跡発掘調査報告 松戸市文化財調査報告第二集
![]()
発行:大谷口城跡発掘調査団
発行日:1970年3月31日
ページ数:228P+図版48P+付図3枚
編集:松戸市教育委員会
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「ここに報告いたします大谷口城跡の発掘調査は文化財保護条例(昭和37年3月)の施行直後におこりました最初の大きな問題であったのですが、櫛田良洪委員長をはじめ文化財審議委員の先生方、ならびに関係各位のご努力をいただきまして、諸般の状況から記録保存の方針のもとに、万全を期しての発掘調査を実施いたしたものであります。」
[amazonjs asin=”B000J92EWY” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”松戸市文化財調査報告〈第2集〉大谷口 (1970年)”]
続きを読む 大谷口 松戸市大谷口小金城跡発掘調査報告 松戸市文化財調査報告第二集
国宝彦根城天守、附櫓及多聞櫓修理工事略記
![]()
編集・発行:彦根市役所
発行日:1960年5月21日
ページ数:18P+図版21P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「国宝彦根城天守、附櫓及多聞櫓の解体修理工事は、天秤櫓や西の丸三重櫓を含めた一連の彦根城改修工事の第二期工事として、昭和三十二年二月一日着工、このほど漸く完成にいたりました。本書においては、解体修理工事の概要を記し、あわせて図面写真を掲載し、天守修理工事完成の喜びを関係の方々におわかちすることにしました。なお天守の構造や形式の詳細、工事の技術上の問題等の専門的なものについては、別に修理工事報告書が刊行されることになっていますので、本書では、一般的な記述を主としたことを申しそえます。」
書評:
一般的な記述とまえがきでは書かれていますが、あくまで専門書ですので、工事中に判明したことは詳細に書かれています。図面や当時の写真は貴重なものだと思います。
[amazonjs asin=”B000J939ZA” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”国宝彦根城天守・附櫓及び多聞櫓修理工事報告書 (1960年)”]
続きを読む 国宝彦根城天守、附櫓及多聞櫓修理工事略記
蓬左文庫 -歴史と蔵書-
![]()
編集・発行:名古屋市蓬左文庫
発行日:2004年11月1日
ページ数:58P
定価:700円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は、平成7年6月10日より7月9日まで、名古屋市博物館で開催された『古典の宝庫・蓬左文庫展』の解説図録を再編集したものである。再編集にあたり書名をあらため、装丁デザイン等を改訂した。現在の蓬左文庫の蔵書を中心に構成したが、蓬左文庫の歴史を紹介する上で欠くことの出来ないものについては、徳川黎明会から所蔵資料の写真の提供をうけた。」
蓬左文庫ホームページ
DVDブック 兼六園彩時記
歴史群像 No.95 帝国海軍第二段作戦 解析上杉家の軍事システム
![]()
発行:学研
発行日:2009年5月6日
ページ数:200P
定価:933円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
現在も発売されている「歴史群像」の第95号。日本史の注目は「上杉家の軍事システム」「越後栃尾城」です。特集以外の内容が不明な場合が多いので目次を参考にして下さい。
歴史群像ホームページ

名古屋市秀吉清正記念館 館蔵品目録
![]()
編集・発行:名古屋市秀吉清正記念館
発行日:2001年3月31日
ページ数:55P
定価:700円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「当館は、豊清二公顕彰館の時代を加えると30年以上にわたって活動してきたことになります。その間に収集した資料は700点近くに及びます。平成3年に収蔵品目録を発行しておりますが、このたびその後の収集資料を加え、分類等も一部変更して新たに館蔵品目録を刊行することになりました。カラー図版を加え、館蔵資料の全貌を知っていただくよう努めました。」
秀吉清正記念館 刊行物ページ