旗本木下家資料ハンドブック

旗本木下家資料ハンドブック
編集・発行:名古屋市秀吉清正記念館
発行日:2004年10月1日
ページ数:81P
定価:600円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「昭和42年、豊臣秀吉と加藤清正の生まれ故郷である名古屋市中村区に、この二人の武将の足跡を顕彰しようという地元の熱意により、名古屋市豊清二公顕彰館が設立されました。その開設にあたって、館の中核となるべき資料として収集されたのが、旗本木下家伝来の資料群です。」
同館の所蔵品の中心となる豊臣家関連の肖像画、装束、古文書、刀剣類などの資料集。ほぼ見開き2ページで、拡大写真と解説という構成になっており、全体写真が掲載されることが多い資料集では珍しい拡大写真がA5サイズという小冊子サイズの欠点を補っている。
秀吉清正記念館 刊行物ページ

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徳興山建中寺

徳興山建中寺
編集・発行:建中寺
発行日:不明
ページ数:4P
定価:50円(5%税込)
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
建中寺で販売している同寺の小パンフレット。建物の写真を中心に4ページの構成であるが、伽藍配置図や歴史年表ぐらいあってもいいと感じる。

小田山城跡と関連遺跡 -第3次調査報告書- 弥生町文化財調査報告書第5集

小田山城跡と関連遺跡 -第3次調査報告書- 弥生町文化財調査報告書第5集
編集・発行:弥生町教育委員会
発行日:1996年3月31日
ページ数:14P+2枚
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
本書の第三次調査により小田山城跡の遺跡範囲がほぼ確定し、その地形図が掲載、及び付図として添付されています。
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紀伊半島の文化史的研究 一般研究(A) 研究成果報告書

紀伊半島の文化史的研究 一般研究(A) 研究成果報告書
編集・発行:関西大学
発行日:1986年3月
ページ数:147P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「関西大学の教授11名をもって研究組織を構成し、それぞれの得意とする役割分担を定めて、たとえば考古学から見た紀伊半島、紀伊半島における古代・中世・近世の文化、あるいは諸宗教の伝播、近世の海運・林業・漁業、近代の織物業、地域開発や戦時体制など、全歴史過程の諸問題をとりあげるとともに、民俗や建築をも加えて、常に個別的な研究にとどまることなく、総合的見地に立つことを旨とし、しかも必ずしも分担に拘泥することなく共同して研究を進めることとした。」
新しい指摘を含む研究報告書ではあるが、本書では端緒を紹介するのみで結論まで達していない論文がいくつかある。

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姉川城跡 発掘調査報告書 神埼町文化財調査報告書第50集

姉川城跡 発掘調査報告書 神埼町文化財調査報告書第50集
編集・発行:神埼町教育委員会
発行日:1996年3月31日
ページ数:188P+図版17P+付図3枚
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「本書は、平成元年から平成6年の6ヵ年にわたり、国庫補助を受けて実施いたしました神埼町大字姉川に所在する姉川城跡の重要遺跡確認調査に伴う発掘調査報告書であります。姉川城跡の所在する町南西部は『クリーク』と呼ばれる佐賀平野特有の農村景観を残した地域であり、そのクリーク地帯に形成された遺跡群は、吉野ヶ里遺跡に代表される弥生時代遺跡と並び、佐賀平野の遺跡を特徴づけるものとして注目されています。」

書評:
大小の島からなる環濠集落から発展した姉川城は館跡であるようだが、非常に地域性が出ている遺跡ではないでしょうか。遺跡のある場所は一面の田のなかに家が点在する地域であり、それゆえ遺跡は田の下で良好に保存されてきた経緯があり、本書内でも良好に残された遺物や遺構が多数報告されています。
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松本城三の丸跡 土居尻武家屋敷跡の発掘調査概報

松本城三の丸跡 土居尻武家屋敷跡の発掘調査概報
編集・発行:松本市教育委員会
発行日:1993年3月31日
ページ数:24P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「今回の発掘調査は松本市による市営大手駐車場建設に先立つもので、松本市教育委員会が実施しました。調査は、平成3年4月9日から7月19日にかけて行われ多くの成果をあげることができました。本書は今回の調査について概要を報告するものです。」

概報ということで詳細な発掘調査結果が載っていませんが、発掘された遺物や発掘現場の写真がカラーで掲載されています。
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新宮城跡の歴史と発掘調査 -その保存整備と活用のために-

新宮城跡の歴史と発掘調査 -その保存整備と活用のために-
編集・発行:新宮市教育委員会
発行日:2001年3月
ページ数:90P+図版21P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「新宮城は紀伊半島最大の河川熊野川の河口山上に築かれ、紀州藩新宮領統治の拠点となってきました。多くの近世城郭と同様、明治の廃藩置県により廃城となって、建物は明治8年までに全て取り壊されましたが、いまも残る秀麗な石垣によって過去を偲ぶことができます。昭和55年以降、市建設課の都市公園整備が精力的に進められ、『丹鶴城公園』として人々にも親しまれてきました。くわえて、近年の発掘調査では、水ノ手郭の炭納屋群や港湾施設の発見、城内のあちこちに確認される大地震の痕跡等、新宮城のたどった歴史を知ることのできる貴重な成果をあげ、内外からの関心を集めております。本書は、調査成果の未報告分を収録しただけでなく、新宮城跡をよりご理解いただけるよう研究の成果も収めております。」
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週刊安土城をつくる 第16号

週刊安土城をつくる 第16号
発行:ディアゴスティーニ
発行日:2009年5月20日
ページ数:13P
定価:1,490円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
週刊第16号。今号では「天守の部材」として今製作している南面の断面図写真が載っている。こうしてみると完成が楽しみです。
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安土城築城記 ディアゴスティーニ「週刊 安土城をつくる」

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週刊安土城をつくる 第15号

週刊安土城をつくる 第15号
発行:ディアゴスティーニ
発行日:2009年5月12日
ページ数:13P
定価:1,490円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
週刊第15号。今号では元亀争乱に関連して、小谷城攻めとお市の方の記事が揃っている。
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安土城築城記 ディアゴスティーニ「週刊 安土城をつくる」

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週刊安土城をつくる 第14号

週刊安土城をつくる 第14号
発行:ディアゴスティーニ
発行日:2009年5月1日
ページ数:13P
定価:1,490円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
週刊第14号。前号に続きスペシャルコラムがあります。内容は名古屋城抜け道の話、名古屋城検定受験者ならご存知の話ですよね。
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安土城築城記 ディアゴスティーニ「週刊 安土城をつくる」

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