![]()
発行:ディアゴスティーニ
発行日:2009年4月29日
ページ数:13P
定価:1,490円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
週刊第13号。今号では「ものがたり城」として宮本武蔵の妖怪退治が紹介されています。スペシャルコラムとなっていますが、どのくらいの頻度で登場するコラムでしょうか?
ディアゴスティーニ「安土城をつくる」専用サイト

投稿者: Tadashi
城下町400年記念 城下町新発田400年のあゆみ
![]()
編集:新発田市教育委員会
発行:新発田市
発行日:1998年6月1日
ページ数:75P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「本書は城下町400年を記念し、改めて城下町新発田市について認識を深めていただくとともに、温故知新の精神をもって21世紀の新たなるまちづくりの糧になればとの考えで編集しました。基本的には新発田初代藩主溝口秀勝候が入封してから現代までを、”城下町新発田の歴史”を通史的に語るのではなく、城下町としてのまちづくり、都市計画と町の社会のしくみ、生活の移り変わり等に重点を置き、可能なかぎりビジュアルかつ平易に描きたいということで『写真集』に近いものとしました。」
書評:
新発田藩の城下町の変遷を知るには、時系列に写真や図が豊富に使用されているのでわかりやすいです。古書として入手したものは状態があまり良くありませんでしたが、新本がまだ入手可能なのかどうかわからず、また古書もほとんど見かけないので、地元の方は状態が良いものがあれば一冊持っていても損はありませんよ。
続きを読む 城下町400年記念 城下町新発田400年のあゆみ
仙台開府四百年記念特別展Ⅲ 仙台城 -しろ・まち・ひと-
![]()
編集・発行:仙台市博物館
発行日:2001年3月31日
ページ数:160P
定価:不明
オススメ度:★★★★☆
「当館では仙台開府四百年記念特別展として、平成11年春に『東北の戦国時代 -伊達氏、仙台への道-』を、平成12年春には『大名家の婚礼 -お姫さまの嫁入り道具-』を開催してまいりました。開府四百年、そして仙台市博物館40周年にあたる本年、完結編として『仙台城 -しろ・まち・ひと-』を開催いたします。伊達政宗が青葉山を新たな居城の地と定め、城の縄張りを開始したのは慶長5年(1600)12月24日のことでした。翌年から城の建設とまちづくりが本格的に開始され、以後仙台城と城下町仙台は、時の移ろいとともにその姿を変えながら今日の仙台市へと成長してきました。この展覧会では、仙台の原像というべき”しろ”と”まち”、そしてそこに生きた”ひと”の様相を、近年の仙台城本丸跡の発掘成果や、仙台城と同時代の城、そして『仙台』の地名の由来にも注目しながら紹介いたします。」
平成13年4月27日から6月3日まで仙台市博物館で開催された特別展の図録。仙台開府四百年記念の図録ということだけあって、貴重な展示物の写真が豊富に、しかもカラーで掲載されている。仙台城調査の基礎資料として使用するには、絵図など原図が大きすぎて読み取れないものもあるが、複数掲載されているので、数の把握としては役に立つ。私も古書で初めてみたが、現在入手が非常に困難であるのが残念である。
続きを読む 仙台開府四百年記念特別展Ⅲ 仙台城 -しろ・まち・ひと-
仙台城歴史散策 青葉城の盛衰とロマン
名護屋城跡並びに陣跡発掘調査報告書1 大和中納言秀保陣跡
![]()
編集・発行:佐賀県教育委員会
発行日:1979年3月31日
ページ数:41P+図版12P+付図1枚
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「佐賀県では51年度及び52年度に保存管理計画の策定を行い、また今年度は保存整備委員会の答申を受けて、大和中納言秀保陣跡の発掘調査を実施しました。この報告書はその調査記録を中心としたものであります。」
続きを読む 名護屋城跡並びに陣跡発掘調査報告書1 大和中納言秀保陣跡
特別史跡名護屋城跡並びに陣跡2
![]()
編集・発行:佐賀県教育委員会
発行日:1983年3月31日
ページ数:88P+図版26P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「この報告書では、昭和54・55年度に実施しました羽柴秀保陣跡の発掘調査事業と、昭和54~56年度に実施しました環境整備事業の記録を中心に、保存整備事業の進展を報告するものです。」
続きを読む 特別史跡名護屋城跡並びに陣跡2
特別史跡「名護屋城跡並びに陣跡」
![]()
編集・発行:佐賀県立名護屋城博物館
発行日:不明
ページ数:24P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
名護屋城跡の保存整備をすすめる過程で作成された概要パンフレット。同名の報告書や図録も多く、正確な発行日がよくわからないが、名護屋城博物館が開館してからまもなく作成されているようである。総フルカラーで写真も多く掲載される。
続きを読む 特別史跡「名護屋城跡並びに陣跡」
石見・大田城 青杉城、三久須城、三隅高城などの興亡
![]()
発行日:1989年3月27日
ページ数:132P
著者:石村禎久 自費出版
定価:1,400円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「恥ずかしながら大田城へ登ったことがないが、登った人の話によると眺めはすばらしいという。このように登ったこともないクセに、ここに一本をまとめて見た。太田町の人々は、意外に大田城のことを知らないのではないかと思う。実は私自身もその一人で、数年前に近くの建設業・木村さんのアピールで、ちょっとまとめてみようかと考えたのが始まりで、手をつけてみると資料はほとんどがゼロに近く、そのブランクに目や鼻、口をつけたいという次第である。」
著者は大田城の麓の町に住み、郷土史を研究している関係で、大田城にも興味をもったようだ。少ない資料のなか、初心者にもわかりやすくまとめられている。
織田信長と岐阜
![]()
編集・発行:岐阜県歴史資料館
発行日:1996年3月、2001年3月復刻
ページ数:85P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「今回、刊行した『織田信長と岐阜』は、館蔵の信長関係文書と信長が美濃の武将や各地に発給した文書を紹介するものです。本書は、新出の文書四点を含み、戦前の『岐陽遺文』についで、戦後初の刊行となるものです。」
本書は織田信長発給文書を多数掲載している貴重な本です。
続きを読む 織田信長と岐阜
名古屋城三の丸遺跡(Ⅵ) 愛知県埋蔵文化財センター調査報告書第115集
![]()
編集・発行:愛知県教育サービスセンター、愛知県埋蔵文化財センター
発行日:2003年3月31日
ページ数:60P+図版10P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「名古屋城が位置する台地北西端は、近世のみならず、原始の時代より我々の祖先の生活が営まれてきました。このことは、各地点での過去の発掘調査結果が物語っています。この名古屋城では、三の丸地区を囲む土塁と外堀が国の特別史跡に指定されており、その内側の官庁街では近年、耐用年数を超えた建物の立て替えなどに伴い、発掘調査が行われてきました。名古屋城三の丸地区では、このたび国土交通省中部地方整備局によって、名古屋地方裁判所執行部・簡易家庭裁判所交通部合同庁舎が建設されることになり、建設工事に先立つ事前調査を行いました。その結果、近世を中心とし、古代から戦国時代までも含む遺構や遺物を検出することができ、この地の歴史に新たな資料を提供できました。」