描かれた郡山城展 -絵図にみる戦国の城と城下町-

描かれた郡山城展 -絵図にみる戦国の城と城下町-
編集・発行:吉田町歴史民俗資料館(現在の吉田歴史民俗資料館)
発行日:1993年10月初版
ページ数:68P
定価:不明
オススメ度:★★☆☆☆
「この郡山城や当時の吉田を研究する上で、重要な資料の一つに城絵図があります。現在知られている絵図は、約30点あまりありますが、いずれも江戸時代以降に描かれたもので大きくは2・3の系統に分かれます。したがって、同一のものの写しが数多く存在しています。これらの絵図中には、明らかな誤りや矛盾もありますが、細かく描写や記載事項を読み取ることにより、多くの情報を得ることができます。本展は、こうした絵図の分類を試みるとともに、城や城下町・江戸時代の宿場町や山河さらには当時の民衆のくらしや文化など、絵図に描かれたさまざまな情報を観察していこうとするものです。」

本書は、平成5年10月23日から12月7日まで開催された特別展「描かれた郡山城展」の解説図録です。多くの郡山城絵図が掲載されているが、残念ながらすべてモノクロなので、表紙以外は実際の絵図の色彩が判別できません。
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近江佐和山城・彦根城 城郭談話会編

近江佐和山城・彦根城 城郭談話会編
出版社:サンライズ出版
発行日:2007年8月初版
ページ数:259P+附図3枚
編集代表:中井均
定価:2,500円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「ご存知のように佐和山城は石田三成の居城として著名ですが、その構造や残存する遺構についてはほとんど知られることはありませんでした。一方、関ヶ原合戦後に近江に入部した井伊家は佐和山城を廃して新たに彦根城を築城し、その本拠を移動します。このように両城の存在は、地域のなかで織豊期から江戸時代への城郭の変遷が捉えられる好事例でもあり、今回両城の分析を試みた次第です。」
早くから刊行予定になりながらようやく刊行されたという気持ちです。城郭談話会の編集物としては7冊目になりますが、自費出版ではなく、初の出版社経由ではないでしょうか。編集方針は従来と変わらず、一冊としてのまとまりよりも、個々の論文の主張を楽しむというスタンスです。写真は本誌ですが、これに付図と箱が付きます。
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高尾城跡分布調査報告書 金沢市文化財紀要83

高尾城跡分布調査報告書 金沢市文化財紀要83
編集・発行:金沢市教育委員会
発行日:1990年3月初版
ページ数:59P+付図11枚
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「金沢市の南西高尾町の背後に位置する高尾山は、今からさかのぼること五百年前『百姓の持ちたる国』の端緒となった長享の一揆の舞台として歴史に登場します。金沢市教育委員会では、これまで、昭和46年度に中世、近世の城郭、館、寺社跡の資料を収集し、その資料を基に昭和58年度から金沢市内の城郭調査を実施してきました。昭和58年度の調査までは、高尾城跡が『城山地区』そのものに存在したと考えられてきましたが、当調査で高尾山一帯の広範囲にわたり遺構が確認されたことから、一大城塞を形成していたことが判明しました。」
高尾城跡に関する分布調査報告書。特に発掘調査はされていないようだが、これ以後調査はされていないため、高尾城の城域はこの報告書がもっとも参考になる。

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郷土の城ものがたり 中播編

郷土の城ものがたり 中播編
出版社:兵庫県学校厚生会
発行日:1973年6月初版
ページ数:151P
編者:郷土の城ものがたり中播地区編集委員
定価:270円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「学校厚生会は、このたび郷土の城に重点をあて、これらの城をとりまくもろもろの話を、県下における郷土史家・会員である学校の先生がたのお力添えをいただき、さきに発行した『郷土の民謡』につづく第二弾として県民各位・児童生徒の諸君に送ることにいたしました。」
郷土の城シリーズの中播地区。但馬・丹有・淡路・阪神・東播・西播・中播・神戸の全8冊から成る。先生が児童に向けて書いている前提なので、読みやすい。城の構造的な部分はほとんど触れてなく、城の歴史や物語を中心にまとめている。収録の城も少ないので、一城単位では十分な分量ではなかろうか。
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戦乱の空間 第6号

戦乱の空間 第6号
発行日:2007年7月初版
ページ数:113P
編者:戦乱の空間編集会
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
城郭を単独で捉えるだけではなく、歴史背景や地理的ルートの中での存在意義を考察する、戦乱の空間の第6号。販売価格がホームページでは1,500円となっているが、1,000円で購入できます。
高田徹氏の「山城・平山城の斜面」については日頃疑問に思っていた、山城や平山城の木々の繁茂について当時はどのようであったか、という点を考察していて興味深く読んだ。印刷の関係で、イラストは鮮明であるが、写真はきれいとは言えないが、城そのものというよりは空間のなかでの城の存在を考察する本シリーズは独特の視点であり、おもしろい。
戦乱の空間ホームページ

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愛城研報告 第11号

愛城研報告 第11号
発行元:愛知中世城郭研究会
発行日:2007年8月初版
ページ数:209P
定価:2,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
1988年に結成された愛知中世城郭研究会の機関誌第11号。愛知県の中世城館跡調査の協力などを経て、機関誌も中世城郭研究の基礎となる縄張図中心の論文となっている。
愛知県近郊の城郭に興味ある方は以下のページへ。品切れにならないうちにどうぞ。
愛知中世城郭研究会 出版物ホームページ

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城下町 諸国城下町絵図の底にひそむもの!

城下町 諸国城下町絵図の底にひそむもの!
出版社:学生社
発行日:1972年5月初版、1990年6月再版
ページ数:234P
著者:矢守一彦
定価:初版780円、現在1,650円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「各地に点在する城下町はどのように成立したのだろうか。残された城下絵図は何を語るのか・関ヶ原役後、戦国時代に終止符をうち新たにはじまる城づくり町づくりの歴史、そのかげに土地を追われ築城工事に刈りだされた民衆のなげきと苦しみ、城にかける武将の野望と盛衰が秘められていた。石田氏居城<戦国期型>の佐和山城とその徹底破壊のあと築かれた彦根城を中心に、仙台・会津若松・米沢・江戸・大坂・名古屋・岡山・萩など諸国城下町を<総郭型><内町・外町型><郭内専士型><開放型>の系列に分析し、城下絵図の間に埋れた城下町の変遷を掘りおこしながら、そこに集約された幕藩社会体制の歴史を再現する。」
城下町など都市プランの研究に造詣の深い矢守氏の初期の発表作。あくまで私見という立場を強調されているが、学ぶ部分も多い書である。矢守氏の他の著作も参考になる。
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戦国の城 学研新書3

戦国の城 学研新書3
出版社:学習研究社
発行日:2007年6月初版
ページ数:261P
著者:小和田哲男
定価:780円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
「地図を片手に戦国の城を調査するとき、すぐそばまで近づいていることがわかっていても、城山への入り口がわからないということが結構ある。そのようなとき、近くで農作業をやっている人に『○○城はどう行ったらいいですか』と道順を尋ねるが、道順を教えてくれたあと、「でも、行っても何もないよ」という付け加えの一言が必ずといってよいほどある。『何もない』という意味は、近世の城のような天守や櫓などはないという意味で、『行ってがっかりするな』と親切に教えてくれているわけである。しかし、その『何もない』とされる戦国の城が、実は、歴史研究の宝庫だということを多くの人にわかってもらいたいとの思いで本書を書きあげた。」
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金沢城公園ガイドブック

金沢城公園ガイドブック
販売:石川県金沢城・兼六園管理事務所
定価:150円(5%税込)
ページ数:22P
オススメ度:★★☆☆☆
金沢城公園の見どころや歴史を略説したガイドブック。平面図が最後に入っているので、現在復元中の河北門完成まで販売され、順々に改訂されるものと思われます。金沢城二の丸広場案内所で購入することができます。

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