城下町の賑わい 三河国吉田 愛知大学綜合郷土研究所ブックレット13

城下町の賑わい 三河国吉田 愛知大学綜合郷土研究所ブックレット13
出版社:あるむ
発行日:2007年3月初版
ページ数:80P
著者:和田実
定価:800円+税5%
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「かつて吉田と呼ばれた豊橋は城下町・宿場町・湊町として複合的な機能をあわせもつ地域文化の中心地として栄えた。500年以上も続く城下町の歴史を知ることで、文化を軸とする地域のあり方をあらためて問いかける。 」
吉田城下町の成り立ちと、往時の賑わいをまとめた概説書。城館を研究していく中で、最近は城下町にも興味がでてきた。
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日本の遺跡31 志波城・徳丹城跡 古代陸奥国北端の二城柵

日本の遺跡31 志波城・徳丹城跡 古代陸奥国北端の二城柵
出版社:同成社
発行日:2008年10月初版
ページ数:194P
著者:西野修
定価:1,800円+税5%
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「相互の距離が近いうえに、水害がもたらした移転という背景を持つため、親子、兄弟のような城柵だと言われる志波城跡と徳丹城跡。そうした連続性や関連性がある2つの城柵を考古学的に分析し、特性を究明する。 」
前号に続き、古代城柵である。城柵の中心的存在であった多賀城と北へ延びていった前線にあった志波城と徳丹城。多賀城跡と2冊でおすすめします。
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日本の遺跡30 多賀城跡 古代国家の東北支配の要衝

日本の遺跡30 多賀城跡 古代国家の東北支配の要衝
出版社:同成社
発行日:2008年9月初版
ページ数:178P
著者:高倉敏明
定価:1,800円+税5%
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「古代東北の行政・軍事的中心地だった多賀城と付属寺院多賀城廃寺、周辺部の国府域を考古学的に分析し、東北の古代都市像を描く。最新の発掘データをふまえ凝縮した、遺跡の総合ガイドブック。 」
長く発掘調査が続けられている多賀城跡の、その成果をまとめているが、その膨大な成果と多数の論文をあげて著者は本書では不十分な部分もあると、あとがきで綴っている。しかしながら、それらを整理してまとめて見る事ができることは意味がある。
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日本の遺跡29 飛山城跡 下野の古代烽家と中世城館

日本の遺跡29 飛山城跡 下野の古代烽家と中世城館
出版社:同成社
発行日:2008年8月初版
ページ数:162P
著者:今平利幸
定価:1,800円+税5%
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「鬼怒川の断崖上にあり、秀吉の命により破却されるまで存続した芳賀氏の中世城館、飛山城。古代住居跡も含めた遺跡調査や出土物などから、その特性を浮彫りにする。最新の発掘データをふまえ凝縮した、遺跡の総合ガイドブック。 」
書名は飛山城となっているが、主家である宇都宮氏の関連城館についての発掘調査報告なども含まれている。
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くまもと城下の地名 熊本城築城400年記念

くまもと城下の地名 熊本城築城400年記念
出版社:熊本日日新聞社
発行日:2008年9月初版
ページ数:214P
編者:熊本地名研究所
定価:952円+税5%
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「地名は、地域固有の文化遺産。熊本城下の地名の由来や伝承、歴史、民俗などを、エピソード中心に紹介。現存する行政地名だけでなく、微小地名や俗称地名、消えた地名なども積極的に取り上げた。熊本日日新聞連載から単行本化。」
2007年4月から熊本日日新聞紙上に連載されたコラム「くまもと地名あらかると」から熊本城下町とその周辺の地名170編を抜き出してまとめた一冊。コラムなので簡潔で読みやすい。
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城巡礼 諸行無常 東京48ヵ所めぐり

城巡礼 諸行無常 東京48ヵ所めぐり
出版社:東京地図出版
発行日:2008年5月20日初版
ページ数:111P
定価:1,300円+税5%
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「都会の片隅に忘れられた城跡。そこで生きた武将たちの生き様を、本書片手に探し求める巡礼へ…。東京48ヵ所めぐり。 」
地図制作会社の作成した城案内本ということで、アクセス方法や各城の説明板や石碑などの写真が充実している。コンパクトサイズなので、携帯して城訪問するにはちょうどよい。
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城巡礼 盛者必衰 大阪48ヵ所めぐり

城巡礼 盛者必衰 大阪48ヵ所めぐり
出版社:東京地図出版
発行日:2008年5月20日初版
ページ数:111P
定価:1,300円+税5%
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「日本史のスターが集まった大阪。数多くのドラマが生まれた城跡を本書片手に探し求める巡礼へ…大阪48カ所めぐり。」
地図制作会社の作成した城案内本ということで、アクセス方法や各城の説明板や石碑などの写真が充実している。コンパクトサイズなので、携帯して城訪問するにはちょうどよい。
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園部文化博物館平成11年度秋季特別展 園部藩と城 -維新の築城にいたるまで-

園部文化博物館平成11年度秋季特別展 園部藩と城 -維新の築城にいたるまで-
編集・発行:園部文化博物館
発行日:1999年11月3日
ページ数:42P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「明治維新の只中に築城されるという珍しい歴史をもった園部城は、明治六年に出された太政官達によって築城後まもなく廃城となりました。敷地は役所、学校、公園などになり、現在でも園部町内外のみなさんの憩いの場、教育の場として特別な意味を持つ場所となっています。今回はこの園部城が築城されるにいたった経緯、そしてその背景にあったものがなにであったのかを紹介したいと思います。」

開館一周年を記念して、平成11年11月3日から12月5日まで開催された特別展図録です。すべて白黒なのが残念です。
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牛込城址Ⅱ -「ザ・バーデン神楽坂」(仮称)建築工事に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書-

牛込城址Ⅱ -「ザ・バーデン神楽坂」(仮称)建築工事に伴う埋蔵文化財発掘調査報告
編集・発行:大成エンジニアリング株式会社
発行日:2001年8月20日
ページ数:45P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「本書は、東京都新宿区若宮町10番地に所在する牛込城址2次調査の埋蔵文化財発掘調査報告書である、本調査は、『ザ・バーデン神楽坂』(仮称)建築工事に伴うものであり、事前調査として埋蔵文化財の記録保存を目的として実施された。」

調査区は光照寺に隣接する土地であり、4つの遺構が重なるように発見された。
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平成9年度花巻市内遺跡発掘調査報告書(久田野Ⅱ遺跡・杉ノ目遺跡・根子館跡・轟木館跡) 花巻市埋蔵文化財調査報告書第19集

平成9年度花巻市内遺跡発掘調査報告書(久田野Ⅱ遺跡・杉ノ目遺跡・根子館跡・轟木館跡) 花巻市埋蔵文化財調査報告書第19集
編集・発行:花巻市教育委員会文化課
発行日:1998年3月31日
ページ数:90P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は平成9年度に、個人住宅建築に伴う緊急発掘調査および遺跡内容の確認調査として実施した久田野Ⅱ遺跡・杉ノ目遺跡・根子館遺跡・轟木館遺跡の調査結果をまとめたものであります。久田野Ⅱ遺跡は北上川東方の矢沢地区にあり、縄文時代中期の集落跡として本市を代表する遺跡です。また、豊沢川南縁には多くの遺跡の分布が確認されておりますが、このうち杉ノ目遺跡は縄文時代から古代にかけての遺跡であり、根子館跡は中世に当地が稗貫氏に治められていた頃の、重臣根子氏の館跡とされる遺跡であります。」
根子館跡については柱跡ほか少しの遺物の発見にとどまるが、轟木館跡は土塁跡から郭の範囲の復原が試みられている。

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