久保田城跡 -表門復元に伴う発掘調査報告書-

久保田城跡 -表門復元に伴う発掘調査報告書-
編集・発行:秋田市教育委員会
発行日:2001年3月
ページ数:カラー図版2P+27P(図版含む)
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「秋田市は、昭和56年に『千秋公園整備基本計画』を策定して公園を整備してきましたが、時代の要請に応えながら市民に親しまれる公園づくりを目指すために、平成8年度に『千秋公園再整備基本計画』を策定いたしました。また、平成9年度には都市公園整備事業によって久保田城跡の表門とその周辺整備が計画され、表門復元のための発掘調査を実施しました。さらに、平成12年度に表門復元に伴う掘削工事の立会調査を行ったところ初期の表門跡と考えられる遺構が発見されるなど、新たに貴重な成果を得ることができました。本報告書は、その立会発掘調査成果をまとめたものである。」

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烏帽子形城跡 河内長野市遺跡調査会報ⅩⅩⅢ

烏帽子形城跡 河内長野市遺跡調査会報ⅩⅩⅢ
編集・発行:河内長野市遺跡調査会
発行日:2000年3月31日
ページ数:21P+図版10P+付図2枚
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「開発がもたらす影響は自然や文化財にとって大きなものです。とくに埋蔵文化財にとっては直接的に関わってくるものとして大きな問題であります。開発を必要とすると同時に、失われていく遺跡に託された先人達のメッセージを現在の市民、さらには未来の市民へと伝えていかなければなりません。本書は河内長野市に存在する遺跡の発掘調査の成果を収録しています。先人達が残したメッセージの一部でも理解していただければ幸いです。」
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金剛寺遺跡 ・金剛寺城遺跡 ほ場整備事業関係遺跡発掘調査報告書ⅩⅩⅡ-6

金剛寺遺跡 ・金剛寺城遺跡 ほ場整備事業関係遺跡発掘調査報告書ⅩⅩⅡ-6
編集・発行:滋賀県教育委員会、滋賀県文化財保護協会
発行日:1995年3月
ページ数:60P+図版32P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「本書は、県営ほ場整備事業に伴う金剛寺遺跡・金剛寺城遺跡の発掘調査報告書です。発掘調査では、古代から中世にかけての集落跡や、金剛寺城の濠と考えられる遺構等の存在が明らかになりました。」

今回の発掘調査を受けて、金剛寺城の構造について考察され、その構造の一部の復元想定図が掲載されている。
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特別展 信長・秀吉の城と都市

特別展 信長・秀吉の城と都市
編集・発行:岐阜市歴史博物館
発行日:1991年7月26日
ページ数:206P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「近年、信長・秀吉時代の遺跡の発掘調査が数多くおこなわれるようになり、文献史料とは違った形で、往時の歴史を語れるようになりました。本展では、近年の動向をふまえ、信長そして秀吉にかかわりのある城郭資料を中心に展示することにしました。」
本書は、平成3年7月26日から9月8日まで岐阜市歴史博物館で開催された特別展図録です。カラーは少ないですが、岐阜城、安土城、大坂城の発掘調査を中心に紹介されています。現在織田信長の居館発掘調査で注目されている岐阜城下町の復元イラストが掲載されています。

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「魏志倭人伝」の世界 吉野ヶ里遺跡展

「魏志倭人伝」の世界 吉野ヶ里遺跡展
編集・発行:朝日新聞西部本社企画部
発行日:1989年9月9日
ページ数:206P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「工業団地造成のために3年前から事前発掘調査を進めてきました定兼神崎郡神崎町と三田川町にまたがる『吉野ヶ里遺跡』は、全国最大の環濠集落であることが判明しました。そこからは2,000基におよぶかめ棺や物見やぐら、高床建物、高床倉庫、竪穴住居などの跡のほか、墳丘墓からは有柄頭飾銅剣、ガラス製管玉などが発見され、『魏志倭人伝』に紹介されている邪馬台国時代の生活をかいまみせました。この大発見のニュースが全国をかけめぐって以来、吉野ヶ里には、一般公開中の約3カ月間に100万人を超す人たちが全国から押しかけ、古代へのロマンをかきたてています。本展は、模型や出土品によって弥生時代の吉野ヶ里を再現して弥生人の生活などをお伝えするために企画したものです。」
1989年9月9日から10月29日まで、東京古代オリエント博物館、福岡県立美術館、奈良県立橿原考古学研究所付属博物館と巡回展が行われた展示(主催:佐賀県教育委員会、日本放送協会、朝日新聞社)の解説図録です。遺構や遺物の写真も鮮明できれいです。吉野ヶ里の今までの発掘調査の様子もよくわかります。現在は史跡公園として整備されている現場の整備以前の様子もわかりますよ。

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金沢の史跡探訪

金沢の史跡探訪
発行:財団法人金沢市文化保存財団
発行日:1992年6月
ページ数:99P
監修:金沢の史跡探訪作成調査会
定価:1,500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は、市内に所在する国指定文化財、石川県指定文化財、金沢市指定文化財および金沢市指定建造物等を中心に、平成3年11月22日現在、その所在地が確認できたものを収録した。」
金沢市内の文化財指定された所在を地図で示した本です。散策には非常に便利なのですが、情報がやや古いのが残念です。発行は金沢文化振興財団の前身である金沢市文化保存財団となっています。新版でないですかね?本書は、金沢文化振興財団の管理する資料館・記念館など一部で購入できます。

財団法人金沢文化振興財団研究紀要 第1号

財団法人金沢文化振興財団研究紀要 第1号
編集・発行:財団法人金沢文化振興財団
発行日:2004年3月31日
ページ数:66P
定価:700円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「設立から十五年を迎えた今年度、本財団は名称を『財団法人 金沢文化振興財団』に改め、これまでの伝統文化の継承・保存からさらに踏み込んで活用・振興を目指すべく新しいスタートを切りました。これを機に、各施設の学芸員が行った調査・研究の成果を広く発表する場を設けることとし『研究紀要』として刊行することといたしました。」
創刊号は前田土佐守家に関する論文が2本収録されていて興味深い。

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串崎城跡 山口県下関市長府宮崎町地内串崎城跡発掘調査報告書 下関市埋蔵文化財調査報告書52・53・64・67・80

串崎城跡 山口県下関市長府宮崎町地内串崎城跡発掘調査報告書 下関市埋蔵文化財調査報告書52・53・64・67・80
編集・発行:下関市教育委員会
発行日:2004年3月
ページ数:27P+図面23P+図版22P
定価:3,400円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「串崎城は江戸時代のはじめ、長府毛利藩主毛利秀元が大内氏の家臣である長門守護代内藤氏によって築城された城を修築したものと言われています。秀元は入城後ほどなく、元和元年(1615)の一国一城令により城を自らの手で破却させられ、その後は再建することもなく現在に至りました。昭和61年、地元住民から串崎城再建の要望があり、翌昭和62年には長府観光協会からも城復元の要望書が提出されるなど、串崎城再建に対する地元の気運が高まりました。これを受け、下関市では昭和62年度から串崎城跡の文献等の史料調査や石垣や縄張りの現地踏査を開始し、平成2年度には天守台の発掘調査を実施しました。この間、下関市では検討を重ね串崎城再建を模索しましたが、最終的には天守の石垣の整備を行うにとどめ、城再建は見送ることになりました。その後、平成8年度からは公園整備に伴う事前調査として平成11年度まで調査を実施し、このたび、平成2年度以来6次にわたる調査の成果をまとめることができました。」

串崎城跡に関する発掘調査と文献調査をまとめた合冊です。付図は大判の現況図で遺構の様子がよくわかります。
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平成18年度鳴海城跡発掘調査報告書(藤和不動産株式会社マンション建築工事にかかる埋蔵文化財発掘調査)

平成18年度鳴海城跡発掘調査報告書(藤和不動産株式会社マンション建築工事にかかる埋蔵文化財発掘調査)
発行:藤和不動産株式会社
発行日:2006年9月
ページ数:36P(図版含む)
編集:株式会社パスコ
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本報告書は、愛知県名古屋市緑区鳴海町字根古屋地内(22番2ほか)に所在する鳴海城跡の発掘調査報告書である。」
本書は鳴海城跡の第8次調査にあたる。本丸の内堀部に当たったことから堀に関する考察や、現在までの発掘調査の経緯も掲載されている。

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富山県上市町 弓庄城跡第2次緊急発掘調査概要

富山県上市町 弓庄城跡第2次緊急発掘調査概要
発行:上市町教育委員会
発行日:1982年3月31日
ページ数:12P+図面7P+図版8P
編集:上市町教育委員会、富山県埋蔵文化財センター
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「上市南部土地改良事業にともない、弓庄・舘城跡の保存が問題となり、そのための協議を重ねた結果、一部、発掘調査を含む現状保存の方法を採択しました。弓庄・舘城跡は、県内でも大きな中世の城跡の一つで、出土品も北陸を初めとして、各地から伝波したものや、遠くは、中国から渡来した陶器も含まれています。」
弓庄城跡の西側外郭部に関する発掘調査報告です。

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