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出版社:日貿出版社
発行日:1973年11月初版、1876年7月良書版
ページ数:340P
著者:江崎俊平
定価:980円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「古城は古城なるが故にわびしい-というのは、前集のはしがきに書いた言葉である。雑草にうずもれた古城址に立つときわびしいが、その城の栄枯盛衰を思うとき、古城というものは一層のわびしさをもって迫ってくる。古城をめぐるということは、そのわびしさを求めての旅ということでもある。『秘話』というものは『かくされた史実』である。正史にかくされていた話、あるには実録本や演劇等で歪められて喧伝されている話を、事件発生の事情にふれながら、その虚像と実像を明らかにしようとしたものである。」
城は古来より人々の興味の対象となってきた。それにまつわる伝説とだぐいも多く、非常に興味深いものである。

DVD 日本名城紀行 [関東] 第2巻
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発売元:キープ株式会社
発売日:2006年12月
収録時間:36min
制作:株式会社アートウエア・コミュニケーションズ
定価:1,600円+税
オススメ度:★★★☆☆
評価:
「太田道灌が築城し、後に日本最大の城郭となった『江戸城』をはじめ、南総里見八犬伝の部隊『久留里城』、家康配下の勇将・本多忠勝が改築した『大多喜城』、北条氏ゆかりの『小田原城』など美しい映像で綴る関東名城紀行」
各城約5分の映像であるが、解説も付いていて楽しめる。関東編は城館のチョイスが少しマイナーか、江戸城、小田原城は別格としても、八王子城や箕輪城など戦国期の著名城が入っていない。まあ何千とある城館から5、6城選択するというのは難しいものであるが。

佐々木六角氏の系譜 -系譜学の試み
大軍師直江山城守
根城ものがたり
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出版社:デーリー東北新聞社
発行日:1985年6月初版
ページ数:221P
著者:正部家 種康
定価:2,000円(当時) 絶版
オススメ度:★★★★☆
書評:
「根城の殿様は、どこから来て、どこへ行ったのか。中世に大活躍した根城南部氏の壮大なものがたり。根城南部氏は遠く甲斐の国からやって来て根城に城を築いた。そして、遠野へ国替えになるまでの300年、北奥羽の雄だった。その盛衰を物語りふうにまとめた根城築城650年記念出版。三戸南部との関係は?一読して南部氏のすべてが分かる必読の郷土の歴史書だ。」
元は地元デーリー東北新聞に掲載された記事であるそうだが、一般的な短い章を束ねたというものではなく、歴史的経緯に沿って書かれている。元八戸市職員、八戸市博物館館長を務めただけあって、物語といえども史実に基づいて書こうという姿勢は非常に評価できるものであり、入手する価値はある。

天下布武への道 信長の城と戦略
重要遺跡調査報告書Ⅲ
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編集・発行:茨城県教育委員会
発行日:1986年3月31日
ページ数:301P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「埋蔵文化財は、郷土の原始・古代の歴史や文化等の正しい理解のために欠くことのできないものであり、且つ、将来の文化向上発展の基礎をなす貴重な国民的財産であります。しかるに、地域開発等の進展に伴い、埋蔵文化財の保護・保存については、より正確な基礎資料等の整備が急務とされております。このような状況を踏まえ、県は、昭和53年度から重要遺跡の基礎資料整備事業をすすめてまいりましたが、ここに、その調査報告書を刊行することになりました。」
昭和56年度から昭和58年度にかけて調査された茨城県内の300件の遺跡について、「遺跡名」「所在地」「遺跡の概要」「図面・写真」「保護保存策」を1ページにまとめて掲載している。本書は総合遺跡集のようなものであり、より詳細な情報は個別の報告書が必要となろう。本書の対象は、古墳や貝塚など考古史料である。
重要遺跡調査報告書Ⅱ (城館跡)
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編集・発行:茨城県教育委員会
発行日:1985年3月30日
ページ数:510P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「埋蔵文化財は、郷土の原始・古代の歴史や文化等の正しい理解のために欠くことのできないものであり、且つ、将来の文化向上発展の基礎をなす貴重な国民的財産であります。しかるに、地域開発等の進展に伴い、埋蔵文化財の保護・保存については、より正確な基礎資料等の整備が急務とされております。このような状況をかんがみ、昭和53年度から重要遺跡(城館跡)の基礎資料整備事業をすすめてまいりましたが、ここに、その調査報告書を刊行することになりました。」
昭和53年度から昭和57年度にかけて調査された茨城県内の250件の城館跡について、「城館跡名」「所在地」「築城者」「時期」「遺構」「関係地名」「概要」「城館の歴史」「図面・写真」を見開き2ページにまとめて掲載している。昭和50年代から全国で中世城館跡調査が行われているが、茨城県には明確にそうした報告書を発行していない。本書は総合城館跡集のようなものであり中世城館跡調査報告書の代替となるものである。より詳細な情報は個別の発掘調査報告書が必要となろう。
重要遺跡調査報告書Ⅰ
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編集・発行:茨城県教育委員会
発行日:1982年3月31日
ページ数:301P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「埋蔵文化財は、郷土の原始・古代の歴史や文化等の正しい理解のために欠くことのできないものであり、且つ、将来の文化向上発展の基礎をなす貴重な国民的財産であります。しかるに、地域開発等の進展に伴い、埋蔵文化財の保護・保存については、より正確な基礎資料等の整備が急務とされております。このような状況をかんがみ、重要遺跡の基礎資料整備事業をすすめてまいりましたが、ここに、その調査報告書を刊行することになりました。」
昭和53年度から昭和55年度にかけて調査された茨城県内の300件の遺跡について、「遺跡名」「所在地」「遺跡の概要」「図面・写真」「保護保存策」を1ページにまとめて掲載している。総合遺跡集のようなものであり、より詳細な調査結果などは個別の報告書が必要となろう。本書の対象は、古墳や貝塚など考古史料である。
赤門は知っている
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出版社:叢文社
発行日:2007年11月初版
ページ数:158P
著者:野村昭子
定価:1,500円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「東京都文京区本郷の東京大学の地は、加賀百万石前田藩の江戸屋敷だった。現代まで180年を生き抜いてきた赤門(御守殿門)が見つめてきた時代を、『加賀藩史料』と新発掘史料にもとづいてひもとく。」
東大の赤門、それは将軍家斉の娘、溶姫が加賀藩十三代斉泰に輿入れするために普請されたものである。加賀藩に嫁ぐといえ加賀へ移動した訳ではない、当時斉泰は江戸本郷の加賀藩上屋敷に住まいしていたため、江戸城から加賀藩上屋敷に移動しただけである。しかし、その後幕末の情勢のなか加賀へ下向することなる。溶姫の生きた時代を加賀藩史料の記載を引用して紹介する。現在、石川郷土史学会副会長。

