戦国三姉妹物語 角川選書286

戦国三姉妹物語 角川選書286
出版社:角川書店
発行日:1997年8月初版
ページ数:225P
著者:小和田哲男
定価:1,300円+税5%
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「北近江を領する戦国大名の浅井長政を父に、織田信長の妹お市の方を母に生まれた、茶々、初、小督の三姉妹。政略結婚の道具となりながらも自立して生き抜いた三姉妹の数奇な運命と葛藤の生涯を克明に描く。」
戦国考証としても有名な小和田先生によるお市の方の生んだ三姉妹の物語である。物語といっても小説などではなく、歴史史料から三姉妹の生涯を見つめ直す歴史書である。価格も手頃なのであるが、現在絶版中であり、古書としても非常に出回りが少ない本であるので入手が難しい。見つけたら小和田流三姉妹の解釈を読んでみよう。
この書籍をAmazonで購入する この書籍を楽天ブックスで購入する この書籍をbk1で購入する

続きを読む 戦国三姉妹物語 角川選書286

みーな びわ湖から 97号 特集浅井家をめぐる女性たち

みーな びわ湖から 97号 特集浅井家をめぐる女性たち
編集・発行:長浜みーな協会
発行日:2007年11月初版
ページ数:72P
定価:480円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「浅井三代の城・小谷城に嫁したひと、生まれたひと、そのゆかりのひと・・・女性たちの残した轍をたどり、450年前を手元に引き寄せる。」
現在「浅井三姉妹」でNHK大河誘致運動中の長浜市ですが、本誌は三姉妹を含めた浅井家三代に関わる女性達の特集です。地元ならではの観光案内を踏まえた記事は読みやすく面白いです。安土城考古博物館で購入しました。

続きを読む みーな びわ湖から 97号 特集浅井家をめぐる女性たち

高知城下町読本 改訂版

高知城下町読本 改訂版
発行:高知市観光課
発行日:2004年11月1日初版
ページ数:53P
編集:土佐史談会、高知市教育委員会生涯学習課
定価:600円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「高知市の誕生は明治二十二年(1889)四月ですが、本格的な市街地の形成は、慶長六年(1601)土佐の国主に命じられた山内一豊が大高坂山を中心に城下町建設に取り組んだのが始まりです。高知市は、平成十三年(2001)に高知城築城四〇〇年を迎えましたが、城下町の歴史や文化遺産に興味を持っていただくため、説明板の設置やさまざまな事業に取り組んできました。この『城下町読本』もその一環として、平成十三年三月に土佐史談会の献身的なご協力により、高知城築城四〇〇年記念事業推進協議会から発行されました。大変好評で、増刷を望む声が多く寄せられましたので、今回増補改訂しました。」

書評:
高知市の城下町の成り立ちを解説しながら、現在の見どころを紹介する。NHK大河「功名が辻」放映当時に高知を訪れたが、この本があればもっと楽しめたと思う。
続きを読む 高知城下町読本 改訂版

週刊安土城をつくる 第1号

週刊安土城をつくる 第1号 週刊安土城をつくる シリーズガイド
発行:ディアゴスティーニ
発行日:2009年1月27日
ページ数:13P+19P
定価:590円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
本誌のメインはやはり本格木造模型が売りの安土城天守模型です。創刊号のみ特別価格で、次号より1,490円となります。基本は週刊ですが、第2号は2週後の発売です。本はやはりおまけですが、冊数がまとまればかなりの情報量になるでしょう。
ディアゴスティーニ「安土城をつくる」専用サイト

安土城築城記 ディアゴスティーニ「週刊 安土城をつくる」

続きを読む 週刊安土城をつくる 第1号

佐賀城本丸歴史館 展示案内

佐賀城本丸歴史館 展示案内
編集・発行:佐賀城本丸歴史館
発行日:2004年8月1日初版、2005年3月31日改訂版
ページ数:48P
定価:500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「佐賀県立佐賀城本丸歴史館は、『幕末・維新期の佐賀』の歴史を検証し、新しい郷土発展の源泉となる施設として、2004年8月1日、佐賀市城内の佐賀城本丸跡に開館しました。1838年に完成した佐賀城本丸御殿の一部を忠実に復元したこの歴史館は、近世城郭の本丸御殿の復元としては日本初、木造復元建物としては日本最大となる2500m2の規模を誇ります。そしてこの中では、佐賀城の変遷と本丸御殿の復元の紹介をはじめ、幕末の佐賀藩の藩政改革や、時代を先導した近代科学技術の導入のようす、さらには鍋島直正・江藤新平・大木喬任・大隈重信・佐野常民・島義勇・副島種臣など佐賀は輩出した『幕末維新期の佐賀』をわかりやすく紹介しています。」

佐賀城本丸跡に復元された佐賀城本丸歴史館の展示案内です。
続きを読む 佐賀城本丸歴史館 展示案内

彦根城の修築とその歴史

彦根城の修築とその歴史
発行:彦根市教育委員会
発行日:1995年7月
ページ数:24P
編集:彦根城博物館
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「彦根城は昭和三十二年から三十五年にかけて実施された国宝彦根城の天守・附櫓および多聞櫓の修理から三十三年を経て、現在、平成八年末の完成をめざして再度大改修工事が進められている。この展示を通じて江戸時代の彦根城の存在がどのような意味をもっていたか。また、頻繁に行われた修築は、彦根藩のみならず幕府と彦根藩との関係においてどのような意味をもっていたのかを考えたい。」
本書は平成七年七月二十三日から八月二十二日までの期間、彦根城博物館が開催するテーマ展の展示図録である。

続きを読む 彦根城の修築とその歴史

高岡城遺跡調査概報 -平成7年度、送水管地区、三の丸茶屋地区の調査- 高岡市埋蔵文化財調査概報第34冊

高岡城遺跡調査概報 -平成7年度、送水管地区、三の丸茶屋地区の調査- 高岡市埋蔵文化財調査概報第34冊
編集・発行:高岡市教育委員会
発行日:1997年3月31日
ページ数:18P+図面8P+図版6P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は、送水管敷設工事及び三の丸茶屋建設に伴う高岡城遺跡発掘調査の概要報告書である。」

続きを読む 高岡城遺跡調査概報 -平成7年度、送水管地区、三の丸茶屋地区の調査- 高岡市埋蔵文化財調査概報第34冊

堅田B遺跡発掘調査概報 金沢市文化財紀要151

堅田B遺跡発掘調査概報 金沢市文化財紀要151
編集・発行:金沢市埋蔵文化財センター
発行日:1999年3月31日
ページ数:36P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は金沢市堅田町に所在する堅田B遺跡の発掘調査概報である。本調査は建設省東部環状道路建設事業に伴う埋蔵文化財発掘調査で、石川県より金沢市教育委員会が委託を受けて実施した。本調査が第4次調査(平成11年)まで長期にわたり継続されるため、平成8年と9年の調査成果を中間報告のため、概報としてまとめたものである。」
本書の遺跡存在地は、堅田城跡の麓にあたり、城跡と関連のある館跡と考えられる。

続きを読む 堅田B遺跡発掘調査概報 金沢市文化財紀要151

高岡山瑞龍寺

高岡山瑞龍寺
編集・発行:高岡市教育委員会文化財課
発行日:1996年3月31日
ページ数:68P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「今回実施された昭和・平成の大修理は、文化庁、富山県を初めとする多くの関係者の方々の格別のご指導とご支援のもと、全国や地元の企業・有志の皆様のご協力をいただいて成し遂げられたものであり、ここに皆様に厚くお礼申し上げる次第であります。」

続きを読む 高岡山瑞龍寺

高岡山瑞龍寺

高岡山瑞龍寺
発行:瑞龍寺刊行会
発行日:1981年9月12日
ページ数:168P
編集:瑞龍寺国宝保存会、高岡市立博物館、富山新聞社
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「私ども富山新聞社は利長公が開いた高岡の地で、戦後復刊の生ぶ声をあげてからことしで三十五年の年輪を刻みました。復刊三十五年の記念事業として、『瑞龍寺秘宝展』を開催いたしたのも地域文化の担い手としての当社としても最もふさわしい事業と思考したからでありあmす。この展覧会を機に関係者の間で同寺の縁起、堂塔、仏像、工芸品、古文書を集大成して後世に残そうとの機運が高まりこの小冊子となったわけです。」

続きを読む 高岡山瑞龍寺