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出版社:新人物往来社
発行日:2007年8月初版
ページ数:229P
著者:忠田敏男
定価:2,000円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「日本一の規模を誇った、加賀百万石の大名行列。川越え、峠越え、他の大名行列と鉢合わせ、宿場火事など、その道中は難題の連続だった。参勤交代の実体を、街道にまつわるエピソード、ロマン、旅情などを織り交ぜて綴る。」
加賀前田家の参勤交代行列は随一の大藩だっただけに注目される部分も大きい。江戸へ向かう新潟県の「親知らず子知らず」の難所越えなどのエピソードも多いわけであるが、本書はその行列の中山道におけるエピソードを前田家の古文書を題材にまとめている。興味ある方は一読して損はありません。


此隅山城を考える 第5集 国史跡指定記念特集 此隅山城と有子山城
此隅山城を考える 第3集 山名氏と但馬の城、有子山城調査報告書
此隅山城を考える 第2集 シンポジウム但馬の山城
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編集・発行:但馬此隅山城の保存を進める会
発行日:1988年3月初版
ページ数:92P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「但馬此隅山の保存を進める会という団体運動が、保守的色彩の強い出石の町に発足したのは1986年秋のことであった。当初、文化財保護行政に対する『異議申し立て』という組織がもつ必然的な特徴から、会員のみならず、多くの同好の士たちがその存続に危惧の念をもっていたとしても過言でなかろう。しかしながら、自主的な学習活動は単なる机の上での学習のみならず、巻尺や地図を手に現地を踏査し、その調査成果を広報活動によって地元に還元していくという活動は、着実に定着していったと評価できる。
こうした活動の一貫として、今回のシンポジウムの開催は位置付けられる。だが、会の力量や現状、何よりも研究の現段階の総括といったことから、時期尚早との声もないわけではなかった。基調講演には、但馬の山城とりわけ竹田城に精力的に取り組み、また石垣や最近の『畝状竪堀』の調査研究で新境地を開拓してこられた北垣氏をお招きしたものの、残りの発表者はすべて但馬の研究者たちで、まさに『手作り』によって成功させたシンポジウムであった。」
シンポジウムの開催から本書の作成まで会員の手作り感があふれる。内容は専門的であり、写真の質が良ければさらに良かったと思う。
茨城の古城 県央・県北の古城興亡史
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出版社:筑波書林
発行日:1990年1月初版
ページ数:176P
著者:関谷亀寿
定価:1,600円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「中世茨城の県央・県北の歴史は、一体どのようであったのであろうか。それは、県内各市町村が今ももっている古城興亡史の中にその史実が秘められている。実は、筆者の生家の裏山にも、中世武士の矢場跡があり、また、西方三百米の山地や、東方七百米の台地にも、中世古城の城址や戦蹟があり、少年時代にはよくこの山に登って遊び、感多く何か教えられるものが多かった。筆者は、こうした心が遠因となって、こうした郷土の古城の興亡史とその系譜を研究したい心にかられ、自分の町から隣接の町村まで、そして、県央・県北の各市町村までも調べてみる気持になった。」
各城の歴史と城主の系図を中心に掲載する。歴史は各町村史や郷土史、系図集などからまとめているが、よく調べてある。地元出版社のためか入手が困難である。
新装版 佐竹氏水戸城攻略の跡を行く
木越光琳寺遺跡 一般県道向粟崎安江町線道路改良工事に係る埋蔵文化財発掘調査報告書
富山県福岡町中世城館調査報告書
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編集・発行:福岡町教育委員会
発行日:2001年3月31日
ページ数:76P
定価:1,500円(5%税込) (2009/8/29更新)
オススメ度:★★★★☆
書評:
「本書は、町内に残された中世城館の歴史を紹介し、縄張図を網羅したものです。町内の城館数は八箇所確認されており、平野部に残る木舟城は県指定史跡として中世末期の富山県の歴史を理解する上で欠くことができないものです。また、西山丘陵に残る赤丸城は、越中三大山城に次ぐ規模をもつとされる山城です。これらの城館は、当町が中世という時の中で重要な位置を占め、まとまりをもった地域であったことを示しています。」
2006年度末に富山県の中世城館跡調査報告が発行されて、県内の調査が完了したが、本書はその調査に先駆けて福岡町が独自にまとめたものである。富山県の報告書は解説が簡潔であるが、本書は一城館あたりの解説も充実している。福岡町は合併で高岡市となったため、現在となっては入手も非常に困難である。同地区の城館調査をするときはまず参考にすると良いでしょう。
お城がすき まつもとが好き 松本城をめぐる文化財 文化財の知識シリーズ第3集
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編集・発行:松本市教育委員会
発行日:1993年10月29日
ページ数:133P
定価:1,500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「本書は松本城とそれにかかわりのある文化財をまとめて編集・執筆したものです。ここには江戸時代以前から今日に至るまで、領主や城主が、武士が、そして民衆、私たちの先人たちが営々と築き上げ、伝えてきた文化財を多く収録してあります。」
書評:
写真はカラーで版も大きく見良い。その分、文章が少ないので図録として楽しみましょう。松本市立博物館1階ミュージアムショップで販売していたようですが、現在は品切れです。
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特別展 飯綱信仰 -羽ばたく飯綱三郎天狗-
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編集・発行:いいづな歴史ふれあい館
発行日:2006年7月29日
ページ数:42P
定価:500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本冊子は、平成18年7月29日から9月10日までを会期とする、飯綱三郎天狗イベント実行委員会主催、いいづな歴史ふれあい館特別展『飯綱信仰~羽ばたく飯綱三郎天狗』の展示図録である。」
本書は牟礼村と三水村の合併を記念して全国に普及した飯綱信仰を特集した企画展の展示図録です。飯綱町広報紙に掲載された漫画「飯綱今昔物語」も楽しめます。本書は、飯綱町のいいづな歴史ふれあい館で購入することができます。
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