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出版社:東京堂出版
発行日:1998年9月初版
ページ数:333P
編集:西ヶ谷恭弘
定価:3,800円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
守護大名は必ずしも戦国大名の系譜につながらない。この中世における幕府という武家政権下の守護権力から、戦国大名である地域性の強い独力自立政権へと、どのように地域ごとにかわっていったのか。本書は、守護が置かれた国別に区分して、戦国大名権力の登場までを概観しようとした。国別記述の骨格となったものは「歴史と旅」増刊号「守護大名と戦国大名」(平成9年9月、秋田書店刊)である。この特集の国別の記述を、大幅に増補、改稿して本書を編むことにした。守護の相伝過程を中心に据えた関係から、戦国大名の記述が簡略になってしまった。国別、家別の戦国大名の事典編纂も計画中(「国別戦国大名城郭事典」として出版中)で、戦国期の詳細なデータは別の機会に譲ることとなった。


名城の日本地図 文春新書430
大名の日本地図 文春新書352
マルチメディア日本の城図鑑 CD-ROM&BOOKマルチメディア図鑑シリーズ
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出版社:アスキー
発行日:1997年10月初版
ページ数:45P+CD-ROM
監修:内藤昌
定価:5,800円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
CD-ROM収録のアスキーマルチメディア図鑑シリーズの城郭図鑑。CD-ROMは写真がメインだが、一部はナレーションが収録されている。写真は当時の圧縮技術の影響か、あまり画質がよくないようだ。なかでは、「五つの名城探訪」と「城あれこれ」が面白い。城あれこれの「城の比較」は面白い企画だが、8城では少し淋しい。また、城あれこれの「城クイズ」はCD-ROMならではの企画であろう。
現在は入手が非常に難しいのが残念。CD-ROM同梱では手放す人も少なく、古本としての買取も難しいであろうか。今回、幸いにしてCD-ROM未開封の状態の良い古本として入手できたのが幸運であった。

日本の百名城 失われた景観と旅の楽しみ ベスト新書108
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出版社:KKベストセラーズ
発行日:2006年4月初版
ページ数:301P
著者:八幡和郎
定価:930円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
城下町を訪れると、白壁が輝く天守閣、たおやかな曲線を描く高い石垣、満々と緑の水をたたえた堀などに彩られた風景に魅せられ、そこに住む人々や文化まで気高く感じられる。日本人の誇りであり、また、心のよりどころである「百名城」を厳選し、その知られざる歴史エピソードと、在りし日の姿を再現するイラストで構成した、ファン待望のお城の本。「歴史的価値」「現状の城」「城下町」の三つの観点からの五つ星評価を付す。
著者の私的評価ながら五つ星評価をして、比較しやすくなっている試みはおもしろい。


古代山城・鬼ノ城を歩く
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出版社:吉備人選書
発行日:2002年9月初版
ページ数:186P
著者:村上幸雄、葛原克人
定価:1,200円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「鬼ノ城」がもつ最大の魅力は、要害堅固な古城山城としての卓越した内容である。古城山城は、西日本以西におよそ30城を数えるが、鬼ノ城ほど遺構が原状に近い状態で残り、規模や構造がわかるものも珍しい。どれ一つをとっても、まさにトップクラスのものといっていい。約100点の貴重なカラー写真で案内する鬼ノ城散策に必携の一冊。
地元ガイドが書いた案内書。鬼ノ城へ登る前に目を通しておくと、より楽しめます。駐車場よりぐるっとまわるだけでも2時間はかかります。足場が危険な場所もあるので、散策はぜひ晴れた日に!


近江の城 城が語る湖国の戦国史
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出版社:サンライズ出版
発行日:1997年10月初版
ページ数:200P
著者:中井均
定価:1,200円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「滋賀県教育委員会が10年を費やした分布調査の結果は10冊のの報告書にまとめられた。そこには人知れず、草に埋もれた名もなき城館跡の基礎的なデータが収められている。幸いにもこの調査の末端に参加させて頂いたり、報告書に導かれて城跡を見学するうちに、近江の中世城館跡はまさに日本城郭史の縮図であり、実にバラエティーに富む様々な構造を有する城館跡が多数存在することがわかった。
本書は、こうした多様な近江の中世城館跡の分布や構造そのものから、従来文書で明らかにされることのなかった湖国の戦国史の再検討を試みるものである。」
城の構造、立地から存在意義を検討している著者の意欲作。


バブル再来 2022年までの株価シナリオと投資戦略
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出版社:ダイヤモンド社
発行日:2006年5月初版
ページ数:431P
著者:ハリー・S.デント・ジュニア
監修:神田 昌典
定価:2,000円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
日本バブル崩壊、アメリカITバブルを的中させた天才予測家が、今後15年間の経済・株価の動きを洞察し、その対応策を大胆に説く! 全投資家、経営者、経営幹部、必携の書。
原書はアメリカで2002年?2003年?に発表されたものと思われる。内容はアメリカにおける今後数十年の投資スタンスについてである。株価トレンドと人口動態の関連性についてデータを示して解説しているが、この指標の利用方法を習得して日本においても同様に応用ができる。短期のみならず、長期の投資のあり方の勉強として、企業経営者、幹部社員のみならず、社会人にはすべて読んでほしい書籍である。が、情報として公開された以上すでに陳腐化が進んでいるため、どこまで予想があたるかは不透明な部分もある。アメリカの予測分野の研究が日本に先んじてずっと先を行っている例を感じられる。
読むのなら早く読むに越したことはない。先行者利益はすでに持っていかれているが・・・


[改訂新版]SQLポケットリファレンス
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出版社:技術評論社
発行日:1999年12月初版、2006年1月第2版
ページ数:599P
著者:朝井淳
定価:1,980円+税
オススメ度:★★★★☆
対象となるデータベース:Oracle8/8i/9i、SQL Server 6.5/7.0/2000、Access 97/2000/2002、DB2 V7/V8、PostgreSQL 7.2/7.3、MySQL 3.23/4.0
書評:
6つのデータベースに関するコマンド、関数のリファレンス集。忘れた関数をさっと調べたいときや、別のデータベースを使用するときの比較に重宝します。
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