紀伊半島の文化史的研究 一般研究(A) 研究成果報告書

紀伊半島の文化史的研究 一般研究(A) 研究成果報告書
編集・発行:関西大学
発行日:1986年3月
ページ数:147P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「関西大学の教授11名をもって研究組織を構成し、それぞれの得意とする役割分担を定めて、たとえば考古学から見た紀伊半島、紀伊半島における古代・中世・近世の文化、あるいは諸宗教の伝播、近世の海運・林業・漁業、近代の織物業、地域開発や戦時体制など、全歴史過程の諸問題をとりあげるとともに、民俗や建築をも加えて、常に個別的な研究にとどまることなく、総合的見地に立つことを旨とし、しかも必ずしも分担に拘泥することなく共同して研究を進めることとした。」
新しい指摘を含む研究報告書ではあるが、本書では端緒を紹介するのみで結論まで達していない論文がいくつかある。

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姉川城跡 発掘調査報告書 神埼町文化財調査報告書第50集

姉川城跡 発掘調査報告書 神埼町文化財調査報告書第50集
編集・発行:神埼町教育委員会
発行日:1996年3月31日
ページ数:188P+図版17P+付図3枚
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「本書は、平成元年から平成6年の6ヵ年にわたり、国庫補助を受けて実施いたしました神埼町大字姉川に所在する姉川城跡の重要遺跡確認調査に伴う発掘調査報告書であります。姉川城跡の所在する町南西部は『クリーク』と呼ばれる佐賀平野特有の農村景観を残した地域であり、そのクリーク地帯に形成された遺跡群は、吉野ヶ里遺跡に代表される弥生時代遺跡と並び、佐賀平野の遺跡を特徴づけるものとして注目されています。」

書評:
大小の島からなる環濠集落から発展した姉川城は館跡であるようだが、非常に地域性が出ている遺跡ではないでしょうか。遺跡のある場所は一面の田のなかに家が点在する地域であり、それゆえ遺跡は田の下で良好に保存されてきた経緯があり、本書内でも良好に残された遺物や遺構が多数報告されています。
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松本城三の丸跡 土居尻武家屋敷跡の発掘調査概報

松本城三の丸跡 土居尻武家屋敷跡の発掘調査概報
編集・発行:松本市教育委員会
発行日:1993年3月31日
ページ数:24P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「今回の発掘調査は松本市による市営大手駐車場建設に先立つもので、松本市教育委員会が実施しました。調査は、平成3年4月9日から7月19日にかけて行われ多くの成果をあげることができました。本書は今回の調査について概要を報告するものです。」

概報ということで詳細な発掘調査結果が載っていませんが、発掘された遺物や発掘現場の写真がカラーで掲載されています。
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新宮城跡の歴史と発掘調査 -その保存整備と活用のために-

新宮城跡の歴史と発掘調査 -その保存整備と活用のために-
編集・発行:新宮市教育委員会
発行日:2001年3月
ページ数:90P+図版21P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「新宮城は紀伊半島最大の河川熊野川の河口山上に築かれ、紀州藩新宮領統治の拠点となってきました。多くの近世城郭と同様、明治の廃藩置県により廃城となって、建物は明治8年までに全て取り壊されましたが、いまも残る秀麗な石垣によって過去を偲ぶことができます。昭和55年以降、市建設課の都市公園整備が精力的に進められ、『丹鶴城公園』として人々にも親しまれてきました。くわえて、近年の発掘調査では、水ノ手郭の炭納屋群や港湾施設の発見、城内のあちこちに確認される大地震の痕跡等、新宮城のたどった歴史を知ることのできる貴重な成果をあげ、内外からの関心を集めております。本書は、調査成果の未報告分を収録しただけでなく、新宮城跡をよりご理解いただけるよう研究の成果も収めております。」
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週刊安土城をつくる 第16号

週刊安土城をつくる 第16号
発行:ディアゴスティーニ
発行日:2009年5月20日
ページ数:13P
定価:1,490円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
週刊第16号。今号では「天守の部材」として今製作している南面の断面図写真が載っている。こうしてみると完成が楽しみです。
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安土城築城記 ディアゴスティーニ「週刊 安土城をつくる」

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週刊安土城をつくる 第15号

週刊安土城をつくる 第15号
発行:ディアゴスティーニ
発行日:2009年5月12日
ページ数:13P
定価:1,490円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
週刊第15号。今号では元亀争乱に関連して、小谷城攻めとお市の方の記事が揃っている。
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安土城築城記 ディアゴスティーニ「週刊 安土城をつくる」

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週刊安土城をつくる 第14号

週刊安土城をつくる 第14号
発行:ディアゴスティーニ
発行日:2009年5月1日
ページ数:13P
定価:1,490円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
週刊第14号。前号に続きスペシャルコラムがあります。内容は名古屋城抜け道の話、名古屋城検定受験者ならご存知の話ですよね。
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安土城築城記 ディアゴスティーニ「週刊 安土城をつくる」

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週刊安土城をつくる 第13号

週刊安土城をつくる 第13号
発行:ディアゴスティーニ
発行日:2009年4月29日
ページ数:13P
定価:1,490円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
週刊第13号。今号では「ものがたり城」として宮本武蔵の妖怪退治が紹介されています。スペシャルコラムとなっていますが、どのくらいの頻度で登場するコラムでしょうか?
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安土城築城記 ディアゴスティーニ「週刊 安土城をつくる」

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城下町400年記念 城下町新発田400年のあゆみ

城下町400年記念 城下町新発田400年のあゆみ
編集:新発田市教育委員会
発行:新発田市
発行日:1998年6月1日
ページ数:75P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「本書は城下町400年を記念し、改めて城下町新発田市について認識を深めていただくとともに、温故知新の精神をもって21世紀の新たなるまちづくりの糧になればとの考えで編集しました。基本的には新発田初代藩主溝口秀勝候が入封してから現代までを、”城下町新発田の歴史”を通史的に語るのではなく、城下町としてのまちづくり、都市計画と町の社会のしくみ、生活の移り変わり等に重点を置き、可能なかぎりビジュアルかつ平易に描きたいということで『写真集』に近いものとしました。」

書評:
新発田藩の城下町の変遷を知るには、時系列に写真や図が豊富に使用されているのでわかりやすいです。古書として入手したものは状態があまり良くありませんでしたが、新本がまだ入手可能なのかどうかわからず、また古書もほとんど見かけないので、地元の方は状態が良いものがあれば一冊持っていても損はありませんよ。
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仙台開府四百年記念特別展Ⅲ 仙台城 -しろ・まち・ひと-

仙台開府四百年記念特別展Ⅲ 仙台城 -しろ・まち・ひと-
編集・発行:仙台市博物館
発行日:2001年3月31日
ページ数:160P
定価:不明
オススメ度:★★★★☆
「当館では仙台開府四百年記念特別展として、平成11年春に『東北の戦国時代 -伊達氏、仙台への道-』を、平成12年春には『大名家の婚礼 -お姫さまの嫁入り道具-』を開催してまいりました。開府四百年、そして仙台市博物館40周年にあたる本年、完結編として『仙台城 -しろ・まち・ひと-』を開催いたします。伊達政宗が青葉山を新たな居城の地と定め、城の縄張りを開始したのは慶長5年(1600)12月24日のことでした。翌年から城の建設とまちづくりが本格的に開始され、以後仙台城と城下町仙台は、時の移ろいとともにその姿を変えながら今日の仙台市へと成長してきました。この展覧会では、仙台の原像というべき”しろ”と”まち”、そしてそこに生きた”ひと”の様相を、近年の仙台城本丸跡の発掘成果や、仙台城と同時代の城、そして『仙台』の地名の由来にも注目しながら紹介いたします。」

平成13年4月27日から6月3日まで仙台市博物館で開催された特別展の図録。仙台開府四百年記念の図録ということだけあって、貴重な展示物の写真が豊富に、しかもカラーで掲載されている。仙台城調査の基礎資料として使用するには、絵図など原図が大きすぎて読み取れないものもあるが、複数掲載されているので、数の把握としては役に立つ。私も古書で初めてみたが、現在入手が非常に困難であるのが残念である。
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